丸木戸マキさんのレビュー一覧

アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

魔性な受け

が好きです。『ポルノグラファー』でも先生の魔性性にヤラレました。最近ありがちな絵柄という感じがしなくはないけれども、お話に漂ううら寂しい、薄暗い雰囲気が独特です。ついでに受けの色気が漏れまくってます。

中学の同級生モノ。鄙びた町から大学進学と同時に東京に出た医者の息子、蒼介。前科持ち。他方、母親が営むスナック「アケミ」を手伝うシズオ。蒼介が親との縁を切るために帰郷した際、二人は再会する。

5

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

官能小説家の矜持に胸熱デス

実はほぼ毎回思っているのですが、レビューを書くというのは難しいものですね。特に「いい!これ!」と神評価1個どころではないぞ!と思った作品の場合、ハイテンションになりがちで、どこからどう書けばいいのやら困ってしまいます。こちらの作品は正にそのパターンでして、あんまり気に入り過ぎて書きにくい感じなのです☆

この物語は久住春彦の視点で展開していきます。久住は大学生。自転車で歩行者の男を骨折させてし…

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ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

“エロ”ではなく“淫猥”と表現したくなるエロティックさが素敵

奇をてらった題材勝負の作品かと思いきや、さすがはオンブルー、読ませてくれます!
かなり好みの作品でした。

ポルノ作家〔木島〕の存在そのものがなんともエロティックなのです。
…といっても別にビッチとかそういう意味でのエロではなくて。
木島にまとわりつく空気が淫猥なのです。
例えば、木島が煙草に火をつけ煙を燻らすシーンが全体を通して何度も効果的に出てくるのだけど、そのコマにいちいち色気が…

5

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

エロ度少なめなのに”いやらしい”良作

好青年×癖のある小説家のおはなしです。
好青年の好青年っぷりも、小説家の癖のあるっぷりもすごく魅力的に描かれていて、するするとストーリーにのめりこんでいけます。
あらすじなどからかんがみて「ドエロなのかな?」と思いましたが、エロ描写自体はそれほど多くありません。ただ、エロいなと思う場面は多々あります。そういった日常の”いやらしさ”を表現できているBL漫画はあまりないので、普段エロばかり求めてい…

5

アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

クズ男の可愛げ

前作『ポルノグラファー』がなかなかよかったので、今回も期待して読みました。
前作と似た昭和の香りのするノスタルジックな雰囲気と、地方のスナックの場末感がいい雰囲気でした。絵柄が合っているというのもあるんでしょうね。

ヤリサーで女の子をマワした挙句訴えられ、前科者になり大学も退学になった蒼介(攻め)。金持ちの実家に金を無心に来たところを追い出され、同級生・静雄(受け)が切り盛りしているスナッ…

5

「アケミちゃん」アニメイト限定★購入者特典 描き下ろし漫画ペーパー 特典

注:激しくネタバレしてるペーパーですw

本編をお読みになっていらっしゃらない方は
誠に勝手ながらこちらはご覧にならないで下さい…!!!
ネタバレしても大丈夫な方だけどうぞ☆



本編最終回直後、二人で東京へ向かう電車の中で
蒼介が静雄によって衝撃的な事実を聞かされます。
自分の父の愛人が静雄の母・春子だったという事を…。
「どーだっていいんだけどよぉ…」と言いながら
若干引いてる蒼介は
まさかの可能性を思いついて…

2

アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

まさに昭和メロドラマ

タイトルからして気になりまくっていたこの作品、とっても面白かったです!

閉鎖的な寂れた町のスナックが舞台というところや、まさかの攻めが前科持ちというトンデモ設定。
受けが稼いだ金でパチンコに行くわ、なんだかリアルすぎるクズ男設定が妙にハマる。

そんなクズ攻めと田舎の閉鎖空間で鬱屈した思いを抱える受けと暮らすうちに彼のことを愛しく思い始める展開はなかなか読ませます。
やはり丸木戸先生…

7

アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

生き辛い田舎の片隅で…

丸木戸さん、『ポルノグラファー』がとても面白かったので
今回新刊買いさせていただきました!!

それなりに良い大学に入り、イベントサークルに入って
大学生活を謳歌していた蒼介は
飲み会で好きでも無い女とヤッたところ被害届を出され
まさかの前科持ちとなり大学も退学処分。
金も無くなり田舎の金持ちの親に用立ててもらおうと
帰って来たところ元同級生の静雄に偶然会い…。

アケミって、…

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ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

楽しかった!!

もしかしてドシーのビバリさんかなと思いましたが、違うかな。
マルキ・ド・サドからのお名前でしょうか丸木戸マキさん。
朝田ねむいさん路線かと。
楽しかったー!しょーもない嘘ばっかつく先生に翻弄されてる久住青年。
騙されてることにも気づいておらず、素直に育ったのねーこの子。なんて微笑ましく読んでたら、私も騙されてた!
編集者との関係も、宅飲みのときにチラチラ垣間見えるあの感じが、すごくリアル…

7

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

予想以上に素晴らしかった!!!

ポルノ作家の腕を事故で骨折させてしまい
口述筆記の代筆……すごくポルノチックな展開ですww
大学生の久住がいちいち青くなったり赤くなったり
勃てちゃったり落ち込んだり忙しいのに
ポルノ作家の木島はいつでも淡々としていて
淫らなシーンの口述も顔色を変えず
二人の温度差の激しさが笑えました!!

久住が素直で擦れてないからこそ、
いやらしい言葉のオンパレードに反応しちゃうのも仕方ない…

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