角田緑さんのレビュー一覧

裏切る唇 小説

火崎勇  角田緑 

ツンデレと天の邪鬼は

片想いをこじらせてすっかり天の邪鬼になってしまったけど、それってホントの気持ちがばれたら超かわいいだけのツンデレじゃね?っていうお話。

大学に入って間もない頃、最初のクラス分けで出会った益岡にときめきを感じた滝。
しかし、男同士と言うこともあって、それが一目惚れとは分からず、と言うか、認められず、でも、益岡の事が気になって、、
そんなある日、滝のサークルの部室の外を偶然、益岡が休憩所にす…

0

悪魔と 小説

李丘那岐  角田緑 

悪魔も天使も

悪魔も天使も、元々は同じ。
悪魔とは、神の庭の加護や便宜より、不便を伴っても自由を選んで住処を別かった黒い天使。

「見える」劫が出会ってしまったのは、気まぐれで美しい悪魔でした。
二人の出会いは全くの偶然のはずでしたが、それは劫の生い立ちと存在の影の薄さの秘密を解き明かす、大きな鍵となりました。

日常世界と、悪魔や神の世界が接触するファンタジー。
理不尽な位の絶対的力を持つ神の所…

1

イジワルなキューピッド 小説

森本あき  角田緑 

こういう事業所があれば…!

酔っ払いの戯言を本気にしちゃいけませぬ。
取り敢えずスタートは素面の時じゃないとね。


試用期間中のお仕事描写が良かったです。
私も光樹みたいに、少々のことで凹まずに前向きに色々と頑張ろうと思いました。

相談所メンバー、皆さん個性的で楽しい。
個人的には、人見知りな情報担当の岩井さん(黒髪眼鏡男子)がお気に入り。
P.213の所員チビ絵は可愛かった(*´Д`*)

ってか…

0

理想的な暴君 小説

榊花月  角田緑 

設定の割には暗くならない

んー…シンデレラストーリーなんかね?

施設育ちの受け、愛人の息子の攻め、偽装結婚、血の繋がらない娘、攻めの愛人複数名、スパイ、お家騒動…と盛り沢山です。
でも盛り沢山過ぎて逆に微妙…1つ1つが薄い感じなのです(´Д`)

各キャラ…背負ったものは重そうなんですが…性格が明るかったりするんで暗い雰囲気にはなりません。

…何か…うーん?
主役2名は気付いたらくっついてました←

0

花魁道中 天下御免 小説

李丘那岐  角田緑 

痛快時代劇風、男色空想物語

タイトルからしてTHE色物!という感じの、なんちゃって時代劇。

甘やかされて剣術三昧だった裕福な商家の次男坊・次郎は、
家の危機を助ける為に姉の代わりに遊郭に身売りをするが、
顔こそ美しいが、ウブでがさつで大雑把、男花魁へは遠い道……

妓楼の用心棒の信之介と段々惹かれ合う訳だが、
信さんは、何か謎がある風情。
なのだけれど読者には正体バレバレ(笑)
安心の展開という感じですね…

1

花魁道中 天下御免 小説

李丘那岐  角田緑 

やんちゃで可愛い花魁受け

良くある感じの花魁受けかと思っていましたが、明るい雰囲気のとてもサクサク読めるお話でした。
受けの次郎はとにかく前向きで、顔はとびきり可愛いのになよなよしていなくて、なれない花魁言葉でやりとりしている攻めとの会話もほのぼのしてしまいます。

呉服問屋のお家が傾き始め、好きな剣術ばかりしていられなくなった次郎が花街に自分を売ることになるのですがその時にも堂々と女衒に交渉して自分の値段をつり上げ…

6

ワンコとはしません! 小説

火崎勇  角田緑 

忠犬ハートフル!

怪しいタイトルで、下世話な想像をしてしまった自分を読み終わって叱りました(笑)
ファンタジー要素はありますが、それは飼い主をこよなく愛する忠犬が
主人のために主人が好きなものを目の前にもっていくのですが、
その持って行き方がファンタジーなのです。

受けになる希と攻めの仁司は幼馴染同士なのですが、仁司の母親の病気治療のために
お隣から引越し、更に望にもその後不幸が重なるように住んでいた…

5

ヒショケン! コミック

角田緑 

タメ口になる秘書

角田さんのお名前は以前から知っていましたが、単行本で作品を読むのはこれが初めてです。
絵柄は割と好みです。特にクールで美人な受け様の雰囲気がよかったです。
この本は受け様視点で描かれてる所が多いのですが、攻め様視点でも描かれている箇所があるので、読者は二人の気持ちがある程度分かって読むことになります。
そういう点では最初からこの二人は両思いだな~と分かるのですが、それがどうして、なかなか二人…

0

運命の華 1 コミック

角田緑 

魔女っこサラリーマン

BL界の魔女っこファンタジー(笑)

色物でなうえにえっちしないといけない身体をというお話(笑)
だけど、エッチ度は低め〜エロくないす。
話し自体は私は好きです!
魔の法使いの一族の攻めは幼い頃から許嫁がいて
出会ったら男だった〜みたいな(笑)
しかも互いが認識するまえに春燕(許嫁)とえっちしちゃって〜な古典ながら面白いです。
当て馬もきちんと現れきっちり当て馬されさらには当て馬に…

0

たくらみの罠 小説

愁堂れな  角田緑 

シリーズがまた始まる

シリーズ新装版の再販も終わり1年弱での新作第2部スタート。
天然ニブさを発揮する元刑事でボディガードと櫻内の愛人をすることになった高沢。
紆余曲折を得て、力ずくで始まった関係も少しずつ変化して、櫻内への気持ちも
少し自覚出来た高沢の新たなるシリーズは、5年もの間服役していた風間が出所して
櫻内の右腕とも言うべき風間に対して高沢が嫉妬と言う感情をもつことになる。

それでも相手の気持ちは…

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