角田緑さんのレビュー一覧

たくらみの罠 小説

愁堂れな  角田緑 

生まれて初めての嫉妬心を知った高沢です

たくらみシリーズ5作目 そして第2部がスタートです。

超絶美形な幹部の出所編です。
みんなのカリスマ櫻内のために刑に服すことになった幹部が出所してくるのですから組を挙げて熱烈歓迎です。
こんどは色白で高貴な美形。(愁堂先生は色白美人がお好きなんですね)
はしゃぐ櫻内に高沢いやな予感を覚えます。

まるで遠方に行っていた元カノが戻ってきて因縁のバトルが!?的な雰囲気です。

いく…

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たくらみは終わりなき獣の愛で 小説

愁堂れな  角田緑 

香港マフィアとの対決本番

たくらみシリーズ4作目で、第1部の完結編

香港マフィアとの対決が本格化します。
櫻内香港へ飛ぶ。
高沢のためでもあるですね。
大切なものを護るためには攻めていかねば!
焦れる高沢ですが、じっと待ってばかりのオンナじゃない。
やっと高沢の活躍が見られました。
そして、自分の想いを自覚して覚悟を決めたところがかっこよかったです。

西村も香港マフィアも逃走したらしいので、また出て…

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たくらみはやるせなき獣の心に 小説

愁堂れな  角田緑 

香港マフィア殴り込み編

たくらみシリーズ3作目

お約束なんですね、濡れ場からの開始が
櫻内・高沢出会って1年です。相変わらずです。

あの西村がこんどは香港マフィアの手先に…。

西村の存在を知った櫻内が高沢にモヤモヤをぶつけ、強姦じみた行為で怪我まで負わせてしまうのです。
子供っぽい嫉妬とか独占欲にしては乱暴過ぎ。
何もかも思惑通り動かせ言いなりにもなるのに、思い通りにならないのが唯一高沢とい…

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たくらみは傷つきし獣の胸で 小説

愁堂れな  角田緑 

恋の欠片を知った朴念仁 高沢です

シリーズ2巻目も1巻目同様濡れ場からスタートです。

櫻内への美形とナイスバディーに対する賛辞があふれています。
それにしても色白美人でストイックそうに見える麗人が実は凶暴で自分のオンナも殴れる武闘派ってのはなかなか想像できません。

高沢またこりもせず鉄砲玉相手に撃てずに挙句拉致されひどい目に…
っで、出ました高沢を裏切った西村。
この元キャリアがなんでここまで身を落としてしまった…

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たくらみは美しき獣の腕で 小説

愁堂れな  角田緑 

たくらむ攻めと拳銃オタク

金でも脅迫でも動かなかったのに拳銃がいつでも撃てるという条件には簡単に頷いてしまうくらい好きなんですね。
好きというより、中毒かもしれません。撃ったあとにその硝煙の匂いに恍惚としてしてしまい、そんな姿にヤクザが惚れるくらいに。

櫻内は銃の腕に惚れたとは言っても色恋沙汰ではなくあくまでもボディーガードとして必要としているといっていましたが、櫻内を狙ったヒットマンを殺せなかった高沢が反撃され負…

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たくらみは美しき獣の腕で 小説

愁堂れな  角田緑 

面白かった!

クールで感情をあらわさない、というより感情の起伏が乏しくてあまり心を動かされないスナイパー、高沢さんのキャラが光る良作。
ツンでもない、乙女でもない、きっとむさくるしいだろうと思わせるイメージの高沢。唯一、ただ銃を撃つことにだけ熱くなる。けれど、なぜか読者もどんどん高沢に惹かれていってしまう。巧いと思います。

お相手は美人やり手ヤクザの桜内。陵辱シーンから始まったので痛いのかな?と思いなが…

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悪魔と 小説

李丘那岐  角田緑 

やさしい悪魔

そもそも「悪魔」とか「ヴァンパイア」とかは好きなんですが、BLだと人外設定とても苦手です。

映画だと「コンスタンティン」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、ミュージカルだと「ダンス オブ ヴァンパイア」なんかがとても好きです。
(たいへん余談ですがw)
で、結局BLだと萌えないかも思いつつも手に取ってる次第です^^;

作中でもファンタジーと言っちゃってるところがいいですね。そう…

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Open air コミック

角田緑 

自然の中で

 奥貫はのどかな田舎まで、大学の先輩である弘を訪ねていきます。久しぶりに弘に会いたいという奥貫ですが、それは奥貫が先輩のことを今でも好きだからです。

 牧場に行くと、先輩はすでに結婚していて、その上、郁という子どもまでいることが分かるのです。実は、郁は亡くなった兄夫婦の子どもなのだと後で分かり、奥貫の片思いは再会早々にあっさりと玉砕してしまうのです。

 過労がたたって弘先輩は倒れ、その…

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悪魔と 小説

李丘那岐  角田緑 

残酷な悪魔の純愛

李丘那岐さんの作品で2番目に好きです(ちなみに1番は『この愛を喰らえ』です)

誰からも気にされずに孤独に生きてきた功(理由があるのですが…)
ある日、悪魔のサタさんと知り合います。

サタさんと関わっていく内に、諦めて過ごしていた功の毎日が、意味あるものへと変わっていくのです。そして、今まで知らなかった、人と肌を合わせる心地良さや、誰かとケンカをする高揚感に気付くのです。

最初は…

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眠り姫からキスを 小説

花川戸菖蒲  角田緑 

感情の起伏に乏しい受け

お話としては楽しめた作品でした。けど萌えたかというとちょっと違うかなぁという感じ。一之瀬というキャラクターがとても個性的なので、このキャラを受け入れられるかどうかで評価が分かれる作品じゃないかと。

営業マン栖原が、一目ぼれした図書館の司書・一之瀬に猛アタックして次第に打ち解けていく…というお話です。一之瀬も栖原を拒むことなく関係が進展していく…ように見えて中盤で大きな壁が立ち塞がります。

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