れの子さんのレビュー一覧

溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

オメガバースは知らない

井上ハルヲさんがとぼけた男性を書くと、どうしてこんなに面白いんでしょう?
本人はとぼけているつもりなど全くないのですが、可笑しみがジワッと染み出る感じがたまりません。
冒頭近くに出てくるリアムのファーストガン○ムもどきの科白ですりこまれてしまったのか、彼がでる度にそこはかとなく可笑しい。
大剣を、あるいは89式小銃を持ってすっくと立つリアム。とても美しく格好いいはずなのに、頭の中に結ばれる絵…

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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

この二人、セットで楽しくて仕方ないです

こちら、異世界トリップ+オメガバースになります。

作者さんもおっしゃってますが、痛さゼロのラブコメファンタジーです。
「井上のやつ、なにか悪いものでも食ったかと言われそう」ともおっしゃってますが、異世界トリップするのは自衛官で、トリップ早々に小銃を振り回して雄々しく戦いと、めっちゃ井上作品ですよ。
そう、ストーリーとしてはそれほど捻りなんかは無いのですが、それを彩るキャラクターだったり、…

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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

「筋肉」がお好きな方に。

井上さんの新刊はファンタジーもの。ファンタジーものですが、とにかく設定が盛りだくさん。井上さん自身あとがきで書かれていますが、

異世界トリップで、ファンタジーで、オメガバースで、子育てで、自衛隊で、筋肉です(あとがきから抜粋しています)。

この設定の中でストーリーに関わる部分でメインになるのは「異世界トリップ」と「オメガバース」という部分かな。が、「筋肉」もポイント。受けが「筋肉」なん…

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傲慢上司と生意気部下 小説

義月粧子  れの子 

あれれ?な展開

電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。

あれれ? なんか、違う……

読み終わっての感想です。
傲慢な上司は、大好物です。
生意気な部下も大好物。

傲慢な上司が生意気な部下をお仕置きするつもりが、足をすくわれる話なのかしら?ワクワク
と思っていたんですけど。。。
かなり予想と違ってました。
悪い方向に。

うーん、一番違和感を覚えたのが、スマートな出来るCE…

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傲慢上司と生意気部下 小説

義月粧子  れの子 

特典ペーパーが1番好きかも…

率直な感想としては、うーん…と微妙な感じです。
なんというか、受けさんにも攻めさんにも同調できる部分が全くなく、このお話は何を主体としているのかなあ?と、最後まであやふやだったので(^^;)

受けさんの久哉は、見た目の綺麗さを裏切る辛辣な仕事人間。
そんな久哉が働く職場にCEOとして攻めさんの二階堂が派遣されてきます。
結構早い段階で、お互いの気持ちもハッキリさせない間柄のままやってし…

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ツキミノル 小説

水白ゆも  れの子 

エキセントリックな監禁モノ

受けが攻めを監禁する話ですが、監禁場所は攻めの自宅、そして受けの態度次第でいつでも叩き出される…という完全に攻め優位ななんちゃって監禁モノ。
両者のキャラクター、コミカルかつ病み気味の展開など、全体としてかなりエキセントリックな世界観の一冊でした。
文章もやや回りくどいため、読む人を選ぶ作品かもしれません。

あらすじ:
高1の頃から10年間、保健医の月人(攻め)に片想いしている実(受け…

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ツキミノル 小説

水白ゆも  れの子 

かぐや姫の結末は

とても不思議な作品でした。一途な受けが体当たりする話でもなく、冷酷な攻めが改心する話でもなく、 最後まで攻めの月人の考えてることはわかりませんでした。嫌がっているというには優しすぎてすきだというには乱暴な月人自身もわからない感情の変化をとても丁寧に描いていました。

一途に十年も想い続ける実はおバカだと作中は言われていますが、冷静に自分の気持ちを考えているひとなのでハラハラせずに読めました。ワ…

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