義月粧子さんのレビュー一覧

指先で辿る恋 小説

義月粧子  藤井咲耶 

オススメ超オススメ

キュンキュンしまくったよー!!
私的殿堂入り作家さんです、義月粧子さん。
まだそんなにたくさん読んでないけど、振り返ってみるとやたらと神率の高い作家さんになってます。
私好みなのだ。

この作品は、義月さん初心者にオススメです。
なぜなら攻めが浮気者じゃない、俺様でもない。
これは珍しいことですよ~w
リーマンものなんですが、なにより重要な点として、「仕事と恋の両方のバランスが良い」って点を挙げて…

8

かくも強引な彼に俺は 小説

義月粧子  朝南かつみ 

キャラは濃いのになかなかアッサリ

これって義月さんの本ですよね?って確認したくらいエロがあっさりでびっくりしました。
ですがキャラはなかなかひと癖もふた癖もあってこゆ~い人々でした。
何と言っても朝南さんの絵が、カッコよすぎなんですよ。

表紙は表題作のカプでなくて「冷淡な彼」のほうで、中表紙のカラーイラストが「強引な彼」のほう。
これからも見てわかるように、「冷淡な彼」のほうのヒゲのキャラが全てを喰っちまってるんですわ…

1

情牙の爪痕 小説

義月粧子  須賀邦彦 

Vシネマのようで・・・

「破壊の爪痕」の続編。
着流しの日本画家・遠山と、元やくざ・梁瀬のその後のお話。
前作で一難去ってやれやれだったわけですが、今作では遠山の元カレ、華原組組長・一乗寺と、公私にわたり世話になっている遠山のいとこ、二階堂修司社長にかき回されて、(まぁ、もっぱらかき回しているのは二階堂だけなのですが。)梁瀬が身を引こうとして・・・

アマアマラブラブなシーンからはじまって、不穏な空気をまとってき…

1

失恋のあと、恋は始まる 小説

義月粧子  雪舟薫 

葉山の恋人が明らかに!

義月粧子さんの作品にしては非常に珍しいパターンで、攻めに誠意がある話です!
リンク作があって『恋はこれから始まる』鉱ちゃん×遠山智文に出ていた親友の葉山が、この話でメインです。ちゃんと2人も出てきて、腐れ縁が続いているのが嬉しかったです。
あとがきによると『ミスリーディング』もリンク作らしいのですが、あらすじを見る限りでは繋がりがつかめなかったです。
受け攻め交替の匂いがあるのと、葉山が受け…

3

ラヴソング 小説

義月粧子  あじみね朔生 

切なさがつまったラブソング

受けが毎回酷い立場なので身構えて読んだ所為なのか、後半に攻めが少し身をわきまえる?からか、今回は途中からは意外に軽めで読めました。
攻めが節操無しだったり、受けに酷いのが苦手な方は、ご注意。

大学生・大津 マイペース抱擁攻め×高校生・祐介 繊細受け
大津は兄の親友で、双子の自分達を見分けられる人。
無邪気に懐いていたが、大津が綺麗な女の人と一緒にいる所を見てショックを受けて、自覚してし…

1

俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

こういう女王様ツンデレは好みです。

色気のある朝南かつみさんの絵で表紙買いした本でしたが、本当に対峙具合がツンデレで、和装で萌えました(何を言っているのかわからなくなってる・・・汗、、)
義月粧子さんて、派手な感じはないですが密かに(?)萌える作品を結構書いてますね、本棚探したら何冊もありまして驚きました!

高校時代好きだった黒田に気持ちが通じなくて傷ついていた志岐が黒田に再会して、ツンツンしながらツンデレに至るという幼馴染…

1

すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

普通に居るよね、こーいうー男。

攻・青木和貴
受・杉原宰

出会った時点では、和貴は高1、宰は高3。
2歳差です。

美術部の優等生でメガネのインテリで整った顔つきの宰は、校内球技大会のテニスで和貴のチームと対戦し勝利する。
以来、和貴は宰に付きまとうように。
和貴は奔放で傲慢で、宰が今まで接したことのないタイプの人間でした。
付きまとわれている間に身体の関係になり、溺れてゆきます。
大学受験にも集中できなく…

0

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

サイコー

いいヤクザものだった!
小さいころからずっと一緒に育ってきた2人。でもとちゅうでその道が別れてしまって、疎遠になったまま大人になってしまったなんてところから話は始まる。
攻はヤクザ組長のぼっちゃんだけれどもいまはIT関係の社長をしている男。受はヤクザの道をつきすすんでいる男。
話は攻の父親であるヤクザ組長が倒れて後継問題が勃発。勘当されていまは関係ないはずの攻にも魔の手がのびてくるから、その…

5

すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

展開が早すぎる

高校3年の杉原宰は代打で出席した球技大会のテニスで、生意気な新入生の青木和貴を打ち負かします。それ以来宰に付きまとうようになった青木は、宰の読みたい貴重な蔵書と交換に「ひと夏の付合い」を持ちかけます。奔放で傲慢な青木に好奇心のまま流されるように抱かれてしまい、宰は青木との行為に溺れるのですが・・・。
相手が複数いるのが当たり前の自由奔放な遊び人×クールな受けということで面白くなりそうではあったの…

1

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

一葉、できすぎ!でもそこがいい

あとがきにもありますが、幼馴染みで主従関係である、ヤクザの組長の息子とヤクザのお話です。

長い長い片想いのお話でもあります。

ヤクザを継ぎたくない息子・隆俊と、組長に恩義のある一葉。
子供の頃は兄弟のように育った二人が離れ離れになり、再会し、結ばれるまでが描かれていますが、ヤクザの世界だからこその上下関係に雁字搦めにされていたり、謀略や襲撃、拉致などのサスペンス含みであったりと、なか…

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