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吉原理恵子 如月弘鷹
むつこ
まだまだ中学時代の広海の暴力事件のその後の話が続きます。登場人物が多いです。 このシリーズで吉原さんが書きたかったものは、「イケメン男子高校生同士の遠慮のない、なにげない日常会話」みたいなものじゃないかなァと思う。たぶんそこに萌えを感じるんだろなと。 これ、ハマる人にとったらかなり面白いと思う。 でも私は萌えなかった。広海がしょーもないことにいちいちカチンときてるのが、「剃刀のようでかっこいい」と…
吉原理恵子 日下孝秋
読み終えてから知ったんですが、三部作みたいです。まだ続きは出てないみたい。なので伏線は回収されままでモヤモヤが…続きが読みたい…。 しかしさすが吉原理恵子というか、やっぱこういう世界観の作品を描いてる吉原さんは、迫力あります。レイプもちゃんと「レイプ」なのが好きだ。鬼畜です、まさに凌辱。レイプになってないレイプってBL作品には多いから、ちゃんとしたレイプ(?)はゾクゾクするw 荒ぶる神につかえる一…
吉原理恵子 神葉理世
「子供の領分」シリーズが合わなかったので不安に思いつつ読んだ「くされ縁の法則」シリーズ第一巻ですが、面白かったー。 やっぱり、ラブとセックスのある吉原さんの学園モノは好きです。 読みやすい文体、さくさく進むストーリー、魅力的なキャラ、そしてラブ&エロ。 ライトな話で深みはないけど、楽しい。 美人で俺様の翼、スポーツマンで天然ボケの龍平、地味な哲史の三人は幼馴染みです。哲史に翼も龍平もベタ惚れ。翼と…
クールな翼と天然ボケの龍平のナイト二人と、地味な哲史くんのラブコメ二冊目です。 相変わらずテンポよくてさくさく読めて面白いです。さくさく過ぎるのが不満なぐらい。 哲史に手を出したために翼&龍平の美形コンビに追い詰められる佐伯くんが可哀想でした。 翼と哲史のエロいキスシーンにも満足。 つくづく吉原さんの作品は、作品ごとに色がぜんぜん違ってて、落差あります。合わない作風の本に当たっても、それでは判断で…
…orz どっぷり深々とため息つきました。 完全に勢い落ちてますね。 前作までのあらすじの説明しなおしで半分は使ってる。残りの半分もほとんどが登場人物への美辞麗句で、話が進まなくなってる。 事件はクダラナイし。 「卑怯もの」って言われたぐらいでそんな大騒ぎしなくても…まさかこんなに引っ張るネタとは思わなかった。そこはさくっと流して次の大事件が起きるのかと思ってた。 あぅ…
吉原理恵子 波津彬子
藤棚
『間の楔』で有名な吉原理恵子さんのファンタジックな名作。 情念・執着をハードに書かせたら天下一品な作者には少し珍しく、 儚げで抒情的、少女マンガ的な作品です。 相手を思うあまりに起こる悲劇が、静かに美しく描かれていて。 ふと気がつくと、ラストで涙がボロボロ。 愛というのは愚かで悲しく、なんと美しいものかと。感動しました。 私は「小説JUNE」で掲載されたものと、 今回レビュー…
十架
国王ルシアンと吟遊詩人キラとの愛憎話。 愛と憎しみは表裏一体で、憎しみを激しくするのは愛であり、それを払ってしまうのも愛。 最近CDと文庫を手に入れたのですが、レビューでは何処も大絶賛。涙でバスタオルが必要だとも書かれてあったので、名作として有名だったのですね。 いやー…読んでいる間はルシアンが許せなくて、キラがあまりにも可哀相で…辛い事の連続なのですが、泣く事はありませんでした。 一…