玉木ゆらさんのレビュー一覧

月にむらくも、春宵夢 小説

玉木ゆら  六芦かえで 

中だるみもなく楽しめます

むらくもシリーズ4作目。
そろそろマンネリ化してきて、このままの路線でいくつもりか……?
と危機感を抱きつつ読み始めたら、あれれ?
今回はちゃんとふたりが主役でした。

それも、今回は受が健気に頑張り屋さん。
攻はますます受に執着していってますが、へたれてきてもいます。
流れ的にシリアスな展開かなーと思いながらも、いやいや待てよそう思わせておいて、やっぱりいつものファミリー劇場みたい…

0

月にむらくも、雪恋歌 小説

玉木ゆら  六芦かえで 

攻が振り回されてます

むらくもシリーズ3作目。
今回は初雪さまの浮気調査したり、受の仕事が決まったかと思いきや、雇い主が盗難容疑をかけられてしまってと、またもやドタバタしております。
相変わらずぬけ作でおっちょこちょいな受が、余計な事に首突っ込んで、鴉ともども牢屋にぶちこまれてみたり。

攻があわれだ……。

年の差カップルでもある二人ですが、それにしても受が度の過ぎたアホの子だと大変ですね(笑)
通常、…

0

月にむらくも、花吹雪 小説

玉木ゆら  六芦かえで 

相変わらずのどたばたぶり

むらくもシリーズ2作目です。
相変わらずなあほの子な受が、どたばたやってました。

身請けされてからも、見世に入り浸ったりする娼妓なんて前代未聞ですが、受の境遇見てたら確かに見世の方が居心地よさそう……というか、この遊郭『幻月』自体がいろいろと生ぬるい。
遊郭もの書きたいなーというノリで書いた感じなのでしょうか、割としっかりした遊郭もの読みたい人には向かないかもしれません。
なんちゃって…

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月にむらくも、恋嵐(新装版) 小説

玉木ゆら  六芦かえで 

たまに掘り返して読みたくなるシリーズ

遊郭ものです。
BLの遊郭ものといえば、見世で売れっ子の娼妓が紆余曲折の末にベタ惚れした攻に身請けされてめでたしめでたしなんですが、この受は物語序盤からすでに身請けされてます。
しかも本人にはそれを知らされないまま、みそっかすで間抜けで容姿も平凡な自分に客がついてくれないと真剣に悩んでたりと、なんというか……

一風かわった遊郭ものです。

しかもこの攻が、とりわけ目立たないこの受にベ…

1

ポチとタマ 小説

玉木ゆら  舟斎文子 

悲しみも切なさも、全部ひっくるめて

優しくって甘い物語が読みたくて購入。でもそれだけの物語じゃなかった。ショートショート22篇で構成されています。

お互いをポチ、タマと呼び合うほのぼのカップルのなんの変哲もない甘い日常、と思い込んで読むととんでもない。
二人の馴れ初めは、彼のいたタマをポチが掠奪して始まったんだし、ポチは家族から理解されず、タマは前の男との経緯もあって心の中に哀しみや不安を抱えている。
二人の優しい日常は、…

5

Libre Premium リブレプレミアム 特典

総勢46名!

たくさんなので、自分が気に入ったものだけを少し。

・鹿乃しうこ「お買いおのに行こう。」
「P.B.B」と「Punch↑」のコラボ番外編4ページ。攻め同士が怪しい道具の買い物で盛り上がる話でした。

・大和名瀬「怒」
「教師も色々あるわけで」番外編2ページ。井吹は喜怒哀楽を怒でしか表せない男だったというオチ。

・直野儚羅「卵の話」
「卵の日」番外編3ページ。オールとプラティーン…

3

ポチとタマ 小説

玉木ゆら  舟斎文子 

ほのぼのしい日時

んんー…ぶっ続けで読んだら…ちょっと物足りなく感じてしまったかも。
何というか…通しで読むよりも少しずつチマチマ読むのが良さげ?
因みに私はパソコン起動時やレンジでチンの待機中にちょろりら~と読んでいたので、各話の短さは気になるませんでした。
…やっぱり元が携帯小説だからなのかな?
でも縦書きで無意味な記号が無いので抵抗なく読めました←携帯小説にどんなイメージ持ってんだよw

お互いを…

1

Green Light 小説

玉木ゆら  蔵王大志 

おしい


小さい頃からかわいく綺麗な顔をしていた夏木と捻くれ者になってしまった泉のお話です

小学生の時に体育の授業で怪我をして泣いてしまった夏木に
男のくせに泣くな!と言ってしまったために、女子どもから総スカンをくらってしまうという
過去がある・・・

女子怖いですね。ありがち。

高校で同じクラスになっている2人。泉は相変わらずのつっけんどんぶり。
夏木にはとりまきがいる。
なに…

0

月にむらくも、春香 小説

玉木ゆら  六芦かえで 

色々含んだ甘さです

縁あって手許に何故かシリーズ最終巻が
いきなり来た訳ですが…これは判断に迷う。
多分カバー裏の粗筋にふっと惹かれて
初めて買われた人も同じ様に戸惑うかしらと。
本文で展開されているのはひとかどの
時代小説の世界でございますから。
下手すれば合間合間の甘やかさが重い空気に
塗りつぶされてしまいそうな、そう言う感じさえ
ございます。

ただ、改めて時代小説であると向き直って読み直す…

2

ポチとタマ コミック

玉木ゆら  舟斎文子 

ほのぼのがいい

原作も持ってるんですが、どちらとも未読でした。
先にこれを読んでるんですが、正味原作の方を先に読むのが良かったかな~な雑感。
舟斎さんのフワンとした作風と、熟練カップルの甘い感じ。
お互いの「好き」の空気感がすごく良い作品で
読んでるときは可愛い作品だと思っていたのだけれど
全体的な安定感がありすぎるせいか、読後すこしたつと記憶が消え(´;ω;`)
ま、これに限った事じゃないのだけどw…

5
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