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榊花月 金ひかる
むつこ
あとちょっとナニカが足りなかった感じがしました。 とくに攻めの側の心理の変化が解りづらかったです。(一人称なので仕方ないかもですが、それでも唐突に思えました) 大人気作家と編集者の恋です。 編集者は、人気作家に本を書いてもらうため、チアガールの格好をさせられたり、マッサージをされたりします。笑う部分なんですが、後半のストーリーから考えると、チグハグな気がしました。 なんだろう、攻めの性格がバラバ…
いつき朔夜 金ひかる
藤棚
両親と財産を失い、先祖代々の居城を売ることになったパウルの前に 契約書を携えて現れたのは、売却先の日本のホテルチェーンからやって来た牟田。 尊大で何を考えているか分からない牟田の態度に、初めは反感を覚えるパウルですが。 城で牟田と過ごすうちに、彼は冷たいのではなく、単に愛し愛されることに不慣れで、 人に好意を伝えるのがヘタな不器用な人間だということに気付いていきます。 対する牟田…
うえだ真由 金ひかる
ネタバレ
京介は幸せだった家族を奈落の底へ突き落とした有村へ復讐を誓い、 有村家を崩壊へ導くために、有村の妻とその息子を誘惑します。 ひとりの男を巡って、母と息子が恋のライバルになるという異常事態。 母親が女となり、息子と男の取り合いをする姿は醜悪でしたし、 仲の良かった親子が擦れ違っていく様は痛々しかったです。 京介と有村一家が過ごした軽井沢の別荘の愛憎渦巻く描写は、 昼メロ顔負けのドロド…
砂原糖子 金ひかる
弥七
「萌」にしようか「神」にしようか迷いました。 でも、キュンの数が半端じゃなかったので、自分的に「神」に。泣いたりすることはなかったんですけどね。 人間的感情が欠如した碓氷が、外村によって徐々に恋心に目覚めていく(しかし自覚はない)のに、萌えました。 外村自身も碓氷に惹かれてゆき、エロがどんどん濃厚に。二人の距離の縮まって行く様に萌えたんだろうな~。 そして、超個人的萌えが…
真瀬もと 金ひかる
アルジーへの愛をはっきりと自覚したバート。 しかしアルジーはバートの気持ちを信じてくれません。 アルジーもバートの事を思っているのに、 彼の気持ちには応えようとしないのです。 近づいたり離れたりを繰り返すアルジーとバート。 アルジーを幸せにしたいバートと、自分は幸せになってはいけないと 頑なに思っているアルジーとの切ない擦れ違いが泣かせるのです! お互いの思いが通じ合い、「よ…
剛しいら 金ひかる
幼馴染みモノです。めちゃくちゃいいお話でした。 剛しいらさんも作風が幅広いですねー。 海の町で育った幼馴染み二人が、一緒に過ごすうちに、自然と心通わせるようになります。 でも、受けのほうは、「このままじゃいけない」と、自ら彼のもとを離れようと決意し、東京の大学へと進学する。 冒頭、祭りのために帰省してきた受けと、彼を故郷で待ち続ける攻めの、再会のシーンから始まります。 話は過去にさかのぼったり現…
切なさと痛さが最高潮!な感じの2巻でした。 南仏で甘い蜜月を過ごしたアルジーとバート。 心が触れ合い、二人の距離も近くなったかも?と甘いときめきを覚えるバートに、 英国に戻った途端いきなり別れ話を切り出すアルジー! お前は鬼か!(怒)と。本に向かって叫びそうになりました。 アルジーは壊れているというか、病んでいます。 そんな彼を支えて「愛したい」と願うバートですが。 アルジーの抱…
貴族のアルジーに出資してもらい、探偵事務所を開いているバート。 二人の関係は投資する人・される人というだけではなく、 夜はベッドも共にする仲なのです。 それでは「恋人同士」なのか?と問われると、それは「違います」。 なんと二人にはそれぞれ愛している人がいます。 お互いに好きになってはいけない人を好きになり、 相手へのやり場のない思いを持て余して傷つき、 その傷を舐めあうように身体…
墨蜘ルル 金ひかる
ミチル
遊郭ものということで飛び付いてみたけれど、“よくある遊郭もの”とは全然違う! 萌えももちろんあるけれど、それ以上に世界観を伝えることにウェイトが置かれているような感じを受けます。なんていうか、萌えを無理矢理作ってそのための設定にしているのではなく、物語は物語としてちゃんと成立している感じ。 この作家さん、すごくうまいと思います。細かい時代背景等は故意にでも変えているところがあるでしょう…
榎田尤利 金ひかる
ミュウ
編集者勤務の親友(硬派一途攻め)・カリスマ整体師(強引敬語攻め)×小説家・羽音深雪(トラウマ持ちな流されメガネ受け) 購入時に目当てだったことよりも、羽音が書く文章に惹かれました。(つまりは、榎田さんとも言いますが) 小説を書いている人ならわかる悩みが書いてあって、一番共感したのがそこでした。 羽音はいつもは純文学を書いていたのに、望んでいなかったハードボイルドで売れてしまった。 自分の作…