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表題作キケンな遊戯

生徒会書記・広瀬雅之(編入生で高校一年)
生徒会副会長・祐徳要(高校二年)

その他の収録作品

  • キケンな遊戯 その後
  • あとがき

あらすじ

観念した。もう誤魔化せない。要が――欲しい。「俺の名前、広瀬。広瀬雅之」『……祐徳…薫』「君のお兄さんは何て言うの?」『祐徳要』夏休みだけ、とハメを外していた優等生の要は、大人びた容貌の少年・雅之と恋に落ちた。KISS&SEX…。若い2人はもう夢中 でも素性がバレるのを怖れた要は、自分は要の双子の弟の“薫”だと嘘をついてしまっていた…。もう好き過ぎて、失うのが怖くて、要は真実を打ち明けられない…。雅之が好きなのは、甘ったれで気ままな“薫”だけ…?セクシャルムード満点でお届けする、遠野春日初の学園ロマンス

作品情報

作品名
キケンな遊戯
著者
遠野春日 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
シリーズ
キケンな遊戯
発売日
ISBN
9784795293199
3.7

(4)

(1)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
15
評価数
4
平均
3.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

文化祭は学生にとって一番の祭なのだ。

やべぇ、またもド真ん中 ------(・∀・)キター------っていうのかなぁ、何も言うな、読め!
文句ナシの星5ツ!
登場人物、展開、更に私って文化祭が絡んだ作品には目がないんだよね、自分の文化祭経験が激しかったために、
激しい燃焼系の文化祭には目がない。
BLじゃないんだけど、白泉社「月は東に日は西に」わかつきめぐみも時代的にはふた昔も前だけど、
大好きな作品。(ノーマル文化祭モノです)

嵐の様に一気に読み終えました。飼ってるハムスターの名前までが伏線でとにかくツボばかりでした。

遠野春日旋風吹き荒れてますっっ!。(川平滋英風に)
挿絵は大好きな金ひかるさん。溶けるっ~!!
「誰か私の興奮と鼻血を止めて~!」

これもお友達に貸していて一年近く帰って来なかった、
で、同じ本を再度買ってしまうくらい好きな作品です。
今同じ本2冊持ってます。
自宅で立ち読み、完読、って事も結構ある。

登場人物がどれも魅力的、設定、状況、行事...どれを取っても私のツボなのだ。
って訳で読んだ回数は...数え切れずって状態かな。
毎月沢山の作品が出版されるけれど、これ以上の作品ってのは本当に出会えない。
私の中ではやっぱり堂々の殿堂入りです。

1

咄嗟についたウソがウソを呼んで

書き下ろしもあってダリア文庫で新装版として出ているので、これから購入する方はそちらがお勧めです。
クールビューティーで誘い受けの受けが健気で、よかったです。

生徒会書記・広瀬雅之(編入生で高校一年)ヘタレ硬派攻め×生徒会副会長・祐徳要(高校二年)クールビューティーメガネ誘い受け
優等生の要が夏休みだけどハメを外していたら、危ない所を雅之に助けられる。
普段とあまりにも違う自分を知られたくなくて、咄嗟に双子の弟の"薫"と名乗ってしまう。
なんとなく言いだせないまま、夏休みの間だけ暮らすアパートの部屋で、逢瀬を繰り返す。

表紙で2人いるので、双子の弟の薫は存在するのかと思っていたのですが、実際は存在しません。一人っ子です。
薫の時は、ただコンタクトを取っているだけです。
甘ったれで気ままでHな薫と、クールで冷たそうな要とは、別人と見られている。
要はそれとなく気づかれるように接しているのに、全く気がついてもらえない。
雅之が鈍いのもいけないんじゃないかと思いました。

同一人物と発覚した時の剣幕もひどいもので、要の言う事を一切聞くことなく、騙された事をなじって終わり。
仮にも恋人だったんだから、なにがしかの理由ぐらい聞いてあげればいいのにと、寛容の無さが残念でした。
要の本当の性格も知っている友達の真行寺生徒会長が大人だっただけに、雅之の子供っぽさが目立ちます。
自分も要を好きなのに、こいつの言い分も聞いてやれとお節介を焼いてくれて、なんで真行寺に惚れなかったのかと思わずにいられません。
そう割り切れないのが、恋なのかもしれませんが……。

雅之と要が抱き合っているのを目撃したのを機会に、父親までも自分も男が恋人であることを明かす。
BLはファンタジーなのは知っていますが、親子ホモは苦手なのでいきなりの展開に驚きました。
父親の方の恋の様子もダリア文庫で新装版で、『キケンな誘惑』として出ています。息子カップルも出ています。

メガネをかけていて表情がつかみにくく不器用なだけなのに、理解してもらえずに誤解されてしまうのが切ないです。
誘い受けするほど雅之を好きでたまらない要が健気なので、健気受け好きにもお勧めです。

エロ:★3 痛い感じのエロや、誘い受け。
総合:★3 要は好きだったのですが、雅之の行動がちょっと納得いかなかったです。

0

優等生のアバンチュールかな?

この本は、200年に発刊されたもので、ずっと以前に読んでいて、
切ないけれど、好きな作品でした、

最近、続編を買ったので、もう一度読み直して、レビューを書こうと思いました、すごいですね、今読み返しても、ジーンとしてくるなんて、

要は父との生活に、不満はないけれど、型にはまった生活を、
少し抜け出したい、そんな気持ちで、アパートで、
一人暮らしをした、矢先に変な男に、襲われそうになった、

それを助けてくれた、雅之といけない関係になっていく、
その時だけと思い、別の自分として、名前も環境も嘘をつく、

まさか、学校ですぐ近くで、せっするなんてい思わず、
嘘でだまして、真実を言えないうちに、ばれてしまい、
酷い仕打ちで、振られてしまう。

でも、好きですれ違いながらも、二人は元の仲に、
途中は、はらはらドキドキ、可哀そうな、要と思いました。

父が、ちょっとかかわるけれど、それは続編で。
金ひける先生の、イラストこのころの方が、好きです。

0

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