ネットアイドルはかつて愛した人に酷似していた。

カーテンコールにはまだ早い

カーテンコールにはまだ早い
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×29
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
6
得点
109
評価数
30
平均
3.8 / 5
神率
36.7%
著者
おまる 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
ポーバックスTHE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
価格
¥675(税抜)  ¥729(税込)
ISBN
9784865895506

あらすじ

喫茶店でアルバイトをしているΩ(オメガ)の南(みなみ)。
彼の平凡な毎日を彩るのは、動画配信で活動をする同じくΩのMAI(まい)。
MAIは日々ゲームや音楽などを楽しみ、そんな自分の姿をファンに提供していた。
課金ユーザーには発情期の自慰を見せる特別なコンテンツも用意しており、南はズブズブとハマっていく。
そして南はMAIの特別企画により、生でMAIに会えることに!

学生時代の切ない思い出と現在が交差する、エロティックなオメガバース。

表題作カーテンコールにはまだ早い

南 昴(Ω・24歳・カフェ店員)
MAI(Ω・ネットアイドル)

その他の収録作品

  • カーテンコールのその後で
  • カバー下:漫画

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数6

久し振りに作品で殴られました

私の言いたいことは、レビューのタイトル通りです。
こちらの作品は表紙と内容が合っておりませんので、普段表紙買いしていらっしゃる方は注意です。

すみません本題に入る前に…まず厚さ。
本の厚さ…凄いですよね…2.5センチくらいですか?(測りました)。
購入して帰宅後、本を自分の前に置き正座して合掌しました。
まさかこんなボリューミーなおまる先生のご本を拝める日が来るなんて。
友人に本の厚さのことを話してたら、「すご…東野●吾の小説くらいあるじゃん…」と言われて爆笑しました。

表紙からも、ハッピーエッチなオメガバ本だろうな〜とワクワク読みはじめました。
期待通り今回の作品はΩ×Ωと書いてありましたので、可愛い×可愛いのビックバンで始まります。
まさにBL界の百合です(?)
といっても受け受けしいとかそういう訳ではないんですけれど、2人ともなんか可愛いんですよね。
あと、MAIちゃん(受)の色気あるコマが散りばめられているせいか、常にエロスを感じられました。
修正も少なくて歓喜した記憶があります(笑)

さて本題です。
私、いつもレビューを書きながら読み進めてるんですが、ここにくるまで、南くん(攻)の寂しい過去の境遇や過去に好きだった人と今好きな人が重なり合う葛藤が…的なことを書いて終わる予定でした(この時点でもう神評価です)。
でも、そこで終わる作品じゃ無かったです。
そうだ、おまる先生はそうじゃない。
何で忘れていたんだ自分…とこの後猛省しました。
思えばまだページが半分も残ってた時点で察するべきでした。
おまる先生の作品を読んだことがある方ならご存知かと思うのですが、この方の闇っぽい、起承転結の転の部分が好きです、大好きです。
シリアスシーンで読者を黙らせます。
おまる先生はどうしてこうも、陰と陽の使い分けがお上手なんでしょうか…エッチなシーンでテンション爆上がりにさせ、シリアスシーンで殴られる感覚は毎回病みつきになります。
内容は知ってしまうと、ミステリー小説で言う犯人知っちゃいました状態になってしまうので、是非ネタバレ無しで読んでください。
読む前に抱いていた印象と読後の印象は180度変わると思います。
…しかしレビューですので、内容がわからない程度に続けます。
先程記しました通り、最初の方は南くんの心情に焦点が当てられており、南くんの寂しい過去の境遇や過去に好きだった人と今好きな人が重なり合う葛藤を知ることができます。
「Ωの自分が大嫌いだ」というコマでは、その表情にドキリとさせられました。
しかし作品中盤(第5話)頃から、お話はさらに盛り上がります。
伏線は散りばめられていたのですが、この辺りからMAIちゃんの本当の正体、そして心に抱える闇の深さを知ることになります。
かなり重たくシリアスですが、2人が幸せに向かって欲しいと願わずにはいられない、そんな展開になっています。

また作中には無理矢理に近いダークな表現(相手はモブで逆レイプ)がありますので大注意です。
リバっぽい描写もあります。
おまる先生の作品は全て読んでおりますが、今回は中でも1番闇の部分が深いと感じましたので、確実に好みが分かれる作品であることを断言させてください。

最後に気になった点。
後半はストーリーに引き込まれる一方で、個人のお話にかなりの尺が使われている印象です。
BL作品としてはもう少し2人がイチャラブして欲しかったです。
それでは、作品の雰囲気壊してしまいますかね?
イチャラブ感は「それでも好きです笠原さん」の感じが好きです。
オメガバースという設定もBLとして使われたというより、お話のために使われていた感じです。
最後もお話が着地してはおりますが、すっきりハッピー!という感じではありません。
少しメリバに近いかな?
これらを含めても私は十分楽しめましたので神評価です。

おまる先生の作品は独自性がありますので、好みは分かれても確実に記憶に残るかと思います。
それぞれが抱える想いを知った上で、もう一度読み返してみようと思いました。

ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。

4

表紙のポップさに騙されないで

作家買いです。
どんな作品でも良い意味で魂エグってくるおまる先生。
今回あらすじも読まず、おまる先生のオメガバース!絶対素晴らしいに決まってる。
表紙のオメドルとかいう子もめっちゃエッチで可愛いし楽しみだなーと意気揚々と本を開き読み始めると、なにかが違う…
ん?攻めもΩ??表紙の子もΩだよね?Ω×Ω??

正直オメガバースの醍醐味はα×Ωという嗜好を持っていたので、冒頭でのがっかり感はでかかった。
けどおまる先生だし、と気を取り直してとりあえず読み進めると、どんどんと繰り広げられる予想外のシリアス展開にページをめくる手が止まらなくなりました。

結果Ω×Ωではなく、さらに意表を突かれたΩ×αだったのですが(正直むしろ地雷)地雷とかそんなことどうでもいいと思えるほどに重厚で切ないストーリー。
特に受(α)の真伊先輩の不遇さと攻(Ω)の南くんを思う気持ちの大きさと健気さにハートぶち抜かれました。
最後はしっかりハッピーエンドで(若干ダークですが)とっても読後感は満足です。

ステレオタイプのオメガバースではなく、異色な感じのオメガバースなのに、それを踏みつけて読者を納得させてしまう素晴らしいお話でした。
是非表紙のポップな感じに騙されず、手にとって頂きたい作品です。

3

良い意味で、裏切られる。 オメガバース上級者向けの1冊

震えました……

おまる先生 既刊のオメガバース作品『それでも好きです笠原さん』のような雰囲気をイメージして、このコミックスを手に取りました。
表紙の雰囲気から「エロあまで可愛らしいお話」を想像してしまうのですが……良い意味で、裏切られます。
所謂、黄昏エンドの仄暗く重い作品です。

ストーリーの深さ・意外性で押され、厚みのあるコミックスをあっという間に読了してしまいました。
ハッピーエンドのように見え、ハッピーエンドではありません(描き下ろしでハッキリとその理由が描かれております)

オメガバース上級者向け、ストーリー重視な方向けの作品です。

3

ありがとう

ひさびさに涙する作品に出会えました…

1

勿体ない…表紙と帯を作り直して再販すれば売れる!

私も表紙にダマされた~~~!!!もっと早く読んでいればよかったとほんと後悔しました><
エロエロの表紙に帯…この作画自体は素晴らしいんですが、この作品内容の本質を誤って伝えている…
もう、すごく残念で、こんなに勿体ないと感じた作品はないです。
しかも、開始から60ページほどは表紙通りのえろえろオメガバースなんですよ、ダマされるわ!!!


この作品はオメガバースであるからこそ本質が生かされてはいるんですが、ウリはそこではないですよ。
上質な映画やドラマを観た時のような読後感…練り上げられたプロットに唸りました><

さらに描き下ろし…
エンドロール中に実は…と差し込まれるかのような、衝撃の結末にはゾクゾクがとまりませんでした!

本当なら内容的には神作品なんですが、個人的に画が好みでないんですよね。
画も含めて神評価をしているので…神よりの萌×2。

いつも盛大なネタバレでレビューする私ですが、この作品はネタばれなしで是非読んでいただきたい!
いやぁ~~~ほんと面白かった!!!

4

本もストーリーも重厚

290ページ越えの読み応え抜群の1冊!!
普通に上下巻話を読んだ感覚ですもんね♪

本は重いが話も重い(笑)

「ネットアイドルMAIちゃん」にハマり、その可愛さに失恋の辛さを忘れさせてもらっていた南。
課金して、月一回発情期の時だけ観れる過激なオメガオナニー動画に重課金(笑)
そんなMAIのオフ会に当選し集合場所に行ったら来たのは南一人。
ホテルで映画を見ていい雰囲気になったところでMAIのズラが取れてしまう。。。
その姿は南が失恋した真伊先輩そっくりで動揺する南。
しかし否定するMAIとそのままセックス。(MAIと南、共にΩ)
真伊先輩はαだし、そもそももう亡くなってるので同一人物は訳はないが、その日からMAIの配信で忘れることが出来ていた真伊先輩への思いがふつふつと・・・もやもやと出てくるのにはそわそわしました。(←畳語連発に自分で笑った)

南と真伊先輩の学生時代のお話は可愛いところもありますが、南の過去なども含めて切ない感じが続きました。
MAIの過去はもぉ完全に重く暗く、強制的な描写もあるので地雷持ちの方にはウケないトーリーかもですね。
私個人的にはズッシリ重い分切なさと心の救いへの尊さがハンパなかったです!!


ネタバレ回避でうまく書けませんが・・・
とにかく重いです!!
でも、お話の重さに比例して登場人物たちの愛も重いので尊く、胸がギュっとなりました。
描き下ろしの「カーテンコールのその後で」は”根本さえも重くしちゃいました”ムードが凄く、重いのが苦手な方には追い打ちをかけるかもですが、これがあってこその本編ハッピーエンドが完成した感がたっぷりの終わりでした。

ただ一点、シリアス中に突然のコメディ色ぶち込まれることが数カ所あり
絵も若干デフォルメ寄りになるので雰囲気の切り替えにはなっていますが、
「え?せっかくしんみり浸ってたのに」となっちゃいました。
そこが気にならなかったら神評価になる程素敵な作品でした!!

3

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