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10/11(合計:110件)
三田六十
銀次郎
ネタバレ
読後感、これは神作品だと思いました。けれどどうしても一つだけ、ひっかかるところがあります。それはこの物語に性行為は必要だったのかというところ。 そう感じたのは、その描写が唐突に表れたからだと思います。 序盤、まだ赤ん坊だった時の鬼のアカを拾い、大切に愛情を込めて育てていたのが読み取れます。 ハブられていた佐吉にいろいろな要素が重なり心が溶かされていたところで突き付けられた、アカのどうして…
ベルーガ
紙本 修正…見えない描写 カバー下…なし カバー折り返し…コメント
だーだー
綺麗な表紙にひかれて電子版を購入しました。お伽草子みたいな世界観も好きですし、繊細な絵柄と、引き込まれるストーリー、非常に情緒のある作品でした。 皆様のレビューにもありますが、鬼のアカが言葉を理解せず、あくまで鬼のまま、というのが思いもよらぬ展開でした。中盤、佐吉がアカと再会して関係を持つと、アカへの執着が止まらなくなって、村人が止めても山に入っていく佐吉の様子のあたりはドキドキして、どうな…
honobono
表題作と描き下ろし、人間×鬼のシリアス人外BL。 数ページでもカラーで見たかったと思うほど、豊かな色彩を想像させる素晴らしい作画です。 鬼は人にはなれない、言葉の通じない鬼と疎外されてきた人。 アカを慈しんで恋しがる佐吉の姿と、佐吉を待ち続ていたアカに胸がかきむしられ泣き通しでした。 分冊版の1話目からハマり最終話の紅椿ロス、 直ぐにコミックス発売されると知り、描き下ろしが読みたくて…
ぷれぱーる
新しい人外BLをみた気がします。 今までの人外ものの概念を覆されました。 主人公は鬼と人間のハーフ・佐吉と鬼の紅(アカ)です。 鬼の赤子を拾い、紅と名付けて育てる佐吉。 何年経っても人の言葉を理解しない紅ですが、 ゆっくり「人間」に近付いていけばいいと思っています。 いずれ言葉を理解し、人間との共存につながっていくのだろう……と思いながら読んでいましたが、 私の固定概念はこと…
ポッチ
マージナルは個人的に外れの無いレーベルで、今作品も綺麗な表紙と「マージナル」というレーベルに惹かれて購入しました。 これまたすごい作品だな、というのが読後の感想。 容赦なく、圧倒的な質量をもって心に食い込んでくる。 凄い。 凄い作品です。 紅い髪を持つことで、村から外れ人里は慣れた地で独りぼっちで暮らす佐吉。 そんな佐吉は、ある日赤子を見つける。 へその緒が付いたままで、…
いるいる
人外モノを今まで楽しんできた者として かなりシンドイところを抉られた気分でした。 私が今まで楽しんできた人外とは180度違う視点で、 種族がまったく違う現実に手が震えるほど切り込まれました。 そして抉る部分が容赦無くて読んでいる間中、辛かった。 それを踏まえても良い作品を読んだ充足感あってとても良かったです。 強く心に焼き付けられて、きっと私はこの作品を何年経っても忘れられない…
みみみ。
赤い髪に薄茶の瞳で鬼の子扱いされて生きてきた青年が、山に産み捨てられていた本物の鬼の子を拾って育てるお話。 ショタ鬼かわいー♡って萌えるつもりで買ったんです。 ところがいざ読んでみたらこれがもう心の琴線に触れまくるお話で、一読では読み終われなくて、昨日からノンストップで何度も読み返してしまいました。 LoveよりもAffection寄りのお話ですが、刺さる人にはきっと私のようにバカみたい…
こんなに読み終わるのが悲しかった作品は久しぶりです。 とても可愛くて温かいお話でした。 希こと「ニーチャ」は大家族の長男で、弟妹たちの面倒の他、家事までこなす高校生。 家でも学校でもニーチャと呼ばれ皆んなのお兄ちゃん的存在だが、本当はまた名前で呼ばれてみたくて… 頑張りすぎの希… もっと周りを頼れたら助けてくれる人はいたと思うんだけど、不器用なんだろうね。 そんな希はある日…
これがデビューコミックスとは驚きました… 発売時から健気受けがカワイイと評判で、紙本を購入しかけて戻したこと数回… やっと電子発売され一気読み、なぜあの時に買わなかったのかと激しく後悔しています。 受けの可愛さはもちろんですが、それ以上にアラサーゲイ店長の雑な優しさが好みでした。 とにかく雰囲気ある柔軟なラインの作画で、身長差と体格差を生かした描写がすばらしい! 繊細な表情描写に仕草…