北ミチノさんのレビュー一覧

好奇心は蝶を殺す 小説

北ミチノ  円陣闇丸 

膨大なボリュームのデビュー作でしたが、楽しめました!

長らく腐女子をやっており、BLの全寮制学園ものは、漫画や小説、ゲームなど身近なものとして嗜んできました。全寮制学園ものという事で、この本を読み始めた時もデビュー作でこの膨大なボリュームに慄きつつも、「書かれ尽くしたこのジャンルをエブリスタの大賞作ではどう料理されているのか?」という、まさにタイトルと同じく好奇心から手に取りました。

この作品は、他の人もおっしゃる通り、過去の偉大な作家…

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好奇心は蝶を殺す 小説

北ミチノ  円陣闇丸 

寄宿制男子校好きの女子の夢がつまってる

本屋でまずその分厚さに驚きました。お馴染みキャラ文庫で約2冊分のボリューム。ちょっとあとがきを立ち読みしたらなんと新人作家さん。新人でこの量を書けるって骨のある方だと思います。内容も大好きな欧風男子寄宿学校ものだったので購入しました。

学園のある生徒の自殺事件から話が始まるっていうのは萩尾望都先生の名作「トーマの心臓」を思い起こします。あれはドイツのギムナジウムでしたがこれはフランスのミッシ…

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好奇心は蝶を殺す 小説

北ミチノ  円陣闇丸 

ラストがっ!

『寄宿舎学校で不慮の死を遂げた従兄弟の死因に疑惑を抱いたアルベールが、以前からその学園にいた幼馴染み(ジェレミーも含めた3人で大変仲の良い関係を築いていた)レイヴィスと一緒に、その真相を探る』というミステリです。

5つのカップル(1つは『カップル』と言って良いのかどうか解りませんが)と、それに絡んでくる2人の愛憎が書かれていますが、それらの関係性が『1対1が6つ出てくる』という感じなので『複…

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好奇心は蝶を殺す 小説

北ミチノ  円陣闇丸 

繊細に綴られる、少年達の恋と成長の物語

こちら、名門寄宿学校を舞台に語られる、少年達の恋や成長を描いた物語で群像劇になります。
群像劇は群像劇でも、同じ場所、同じ時間軸を舞台に、少年一人一人の視点でそれぞれの物語が語られるー。
で、最終的に一つの真実に繋がると言う形なんですけど。

視点がコロコロ変わるので読み辛く感じる方もおられるかも知れませんが、個人的にはこの手法に、大いに楽しませてもらえました。
最終的に一つに繋がり、見…

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