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56/87(合計:863件)
高遠琉加 高階佑
茶鬼
完結しました。 1巻で謎を提起し、2巻で流と事件の関わりの過去を見せ、そしてこのラスト巻は全てに決着がつくのではありますが、事件には何か必ず理由がある。 これは佐季編と呼んでもいいのかもしれません。 執念を持って佐季を洗うために長野へ出かけた流と、司が脅されていることを知り彼を心配して調べ始めた慧介のそれぞれの線が結びつき、当時13歳の子供2人の繋がりの可能性を見出した時。 佐季の姿が…
甘食
ネタバレ
切なく物哀しいラストでした。(バッドエンドではないけど)こういう結末以外にありえない話だとも思います。でもその表現が高遠さんはやはりお上手なんですよね。腕があるというか。「ラブレター」には泣かされます。読まれる方はハンカチ、ティッシュの準備をお忘れなく。 流と佐季のラストシーンも泣かされますが、佐季の人生に救いがあって良かったなと思えました。それにしても「佐季どんだけ魔性だったんだ」の巻でも…
中原一也 高階佑
ココナッツ
ネタバレなしで書きたいと思います。 ザザッとあらすじを読みその世界と、高階さんのいかにも男臭ーーい表紙に惹かれて購入したわけですが…ちょっと肩透かし? 攻めは元ヤクザのマグロ漁船船長、浅倉36歳。 いわゆる魔性の受け、志岐は25歳。 ワケありのため、マグロ漁船に乗船中。 閉ざされた空間に男だらけ! しかもマグロ漁船! なんだか個人的には萌えるシチュエーションな…
英田サキ 高階佑
ごろたん
完結まで読みました! 刑務所だったり、FBIにCIAに政治も絡んでいたりと 他の方もおっしゃっているように アクション映画を見ているような展開でした 内容も、流れるような読みやすさも、それぞれの人物もすごくいいっ 小説なのに情景や人物の想像も自然に頭に浮かびました。 特に私、コルブスとロブが好きです! で、主なお二人・ユウトと特にディックは、イマイチはまれませんでした・・…
高岡ミズミ 高階佑
ユウト
挿絵買いです。 高岡さんの作品は2作目ですが、これもイマイチ…。 1冊目に読んだものが本当につまらなかったので、期待せずに読んでもなおイマイチでした。 表紙と挿絵は申し分ないです。本当に綺麗です。 肝心な中身ですが、読み終わっても何も感じませんし何も残りませんでした。
巴
人気作家さんですよね…何でですかねぇ状態です。 みなさん、イラストに釣られてないですか?と本気で聞きたい。 でも人気作品。 何て言うか、中途半端なんです。 BLというには淡々としすぎてて、ライトノベルにするには話が練られてないし…というか根本的な文章力に差があります。スカスカしてるんですよ。 これを読むなら無名のライトノベルを普通に買った方が楽しめます。 BLってハーレクインが醍醐…
華藤えれな 高階佑
千寂
個人的に当たり外れが激しい作者さんです。 ドラマティックな心理描写や展開に、大抵は凄く引き込まれてハマるのですが…時たま、駄目な時は本当に駄目。この作品は後者でした。 歯の浮くような、といえば良いんでしょうか? 心理描写や台詞が随所で説明くさく大袈裟に感じられてしまって、攻めの葛藤やら受けの一途な切なさやら、折角の美味しい描写が真情として伝わってこない。 その為感情移入しづらいので、話…
本編のエンディングが、3年後。 スタボリアの大臣として外交使節に参加して3年ぶりの海翔との再会を果たしたシーンで終わっておりましたが、番外はその続き。 ぎっしりと過密にスケジュールを入れて精力的に動きまわるイリヤでしたが、さすがに三日後貧血で倒れてしまう。 外務省からの見舞を持って訪れる海翔に、イリヤは強気の口調で会話する。 しかも、来日前に毒を盛られた暗殺未遂があったとケロリとして言…
始まりはまだソヴィエトと呼ばれた東西冷戦の終盤の共産国である時代。 それからベルリンの壁崩壊後の7年の歳月を経た再会。 ロシアから独立した架空の国スタボリア共和国を舞台に元ソヴィエトKGBスパイで現スタボリアの副大臣と外務省の職員という、とても因縁のある相容れない立場の二人の物語だったのですが、そうしたシリアスでシビアな背景と事情があるのに、あるからこそか、 ハードとロマンチックが融合してド…
marun
凄いですね、ハニートラップを仕掛けるような身体をエサにして来た過去が まるっきり嘘のように今では一国の大臣になっているイリア。 本編で3年ぶりに再会して、女王様然とした態度で桐原を迎えに来たなんて言って、 熱く抱き合った翌日以降からの日本でのハードなスケジュールのシュート。 相撲を表現したイリアの言葉がツボにハマったりしたのですが、ハードな日程で イリアが過労でダウンして、予定を変更…