高久尚子さんのレビュー一覧

微熱を残すキス 小説

かのえなぎさ  高久尚子 

せつない。。。

田舎の施設で育ち、目立ちすぎる容姿でいじめられっ子だった成瀬(受)といじめてた先輩古谷(攻)の再会から始まります。
素直になれず、好きな子をイジめてしまう典型的なパターン。

素行不良で田舎の中学に転校させられた古谷は退屈でしかたなかった。
いじめられっ子の美少年ハーフ成瀬に興味を惹かれ、、、

自分がいじめるのは良くて、他人がするとムカつく、俺様で独占欲まるだし。成瀬に怪我を負わせて…

8

双子スピリッツ 小説

桜木知沙子  高久尚子 

どっちもどっち

双子ネタは好きなんですが、これはそれぞれの恋愛模様が、どちらもまったく好みじゃなかったので、萌えようがなかったです。どっちのカプにもイライラするばかり。
好き作家さんだし、切り口次第ではおもしろそうに思えたんですが、まったく合わなかったのが残念。

0

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

受も攻も苦手

どことなく、もどかしい話でイライラしてしまって楽しめませんでした。本当に残念。こういった切り口の話は好きなはずなんですが、主人公にイライラ、彼をだます攻にもイライラ、ストレスがたまりました。

1

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

補い合う二人

あー、やっぱり一穂さんの文章、読みやすい。
単語そのものは平明なのに、装飾過剰。
一穂さんの文章を、よく、「きらきら」っていうけど、この作品も、水面のようにキラキラした描写で始まったのが、、、

今回の作品は、今までの「少年時代とその終わり」みたいな、かわい、切ない、キラキラに彩られた感じじゃなく、もうちょっと大人のお話。

自分の心と、現実の生活と、どこで、どう折り合いをつけていくか…

1

恋人になる百の方法 小説

榊花月  高久尚子 

さくさく読めてさくっと面白い

10代の人気アイドルと30代のごく普通の会社員の恋のお話です。
さくさく読めてさくっと面白かったです。
攻め受けどっちも、「相手は素晴らしい。自分とは違う世界の人だ」みたいなことを思ってるせいで、なかなか前に進めないんですよね。
受けの視点で読んでいくから受けの葛藤はよく分かるんですが、後半で明らかになった攻めのほうの葛藤も納得のいくものでした。

しかしアイドル稼業は大変だね。
受けくんの悩みっ…

0

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

お仕事頑張ってほしい

潔癖症の主人公の話は時々見かけますが、その相手にここまで対極にあるタイプを持ってきたことに感心しました。

某ネゴ屋のところのキヨちゃんの本職も確かこのお仕事だったと思いますが、あちらでは彼のお仕事についてはほとんど掘り下げていないので、こちらで長谷川さんのお仕事を知るにつけ、特殊清掃ってホンッ当に大変なんだなぁと思いながら、お仕事好きな私としては、そこのところも楽しませていただきました。

3

熱情 小説

ごとうしのぶ  高久尚子 

ワンコ攻めが可愛すぎる!

生徒×教師で、強姦から始まる身体からの関係なのですが、非常に新鮮さがあります!
受けの方は経験者なのでリードする感じではあるし、快楽で堕とすタイプの話ではないです。
一途なワンコ攻めが可愛くて可愛くて、たまりません。
ごとうしのぶさんなのでエロは薄めなのですが、いつものごとうしのぶさんに比べれば濃いです。

海野光(高校3年生)一途ヘタレワンコ攻め×教師・志摩邦明 クール健気誘い受け

1

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

輝いていました、しかし、、、

この作家さんの作品は文章がとてもきれいだ。透明感があって光輝いている。
主人公が若者が多いのが今までの作品で、最初は新鮮だったものの、正直子供な部分に少しイラっとする部分が発生してきていました。
今回は27歳同士、働く社会人ということで違う面が見られるのかと、そんな部分を期待しました。
しかし、相変わらず27歳なのにその中身は少年のままのやりとりでした。
それが魅力といえば魅力なのですが、…

3

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

流れてない?

この作家先生の素敵なところ(自分だけが思っていることですが)
心の流れがしっかり描かれている中で
時折キラキラと言葉の表現が光っていること
そのキラキラを探すのが楽しく読めること

ですが、今回は「キラキラ」だけに走りすぎているような気がしました
もちろん、素敵な言葉のキラキラはたくさんありました
しょっぱなから(笑)
しかし、その分、全体の流れがキラキラな石に堰き止められて
流…

2

kissing コミック

佐々木禎子  高久尚子 

かわいい”つがい”

健気攻な和史のはるへの態度にキュンキュンなりつつも、
乙女でしぐさのかわいいはるの和史に対する冷たい態度にイライラさせられました。

和史の誕生日プレゼントを「オレたち友達だろ?」と言いながら
和史のプレゼントにしたはるに、「わかった大切にするよ」ってシーンと、
「はる...好きになってごめんな」って言うシーンにはズキンと胸が痛みました。

くそ~はる、早く和史受け入れてやんなよ~!…

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