いとう由貴さんのレビュー一覧

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

苛められっこ続編・・・

御可哀想なミズキちゃんが出てくる2作目、前作は中立だったのですが、
今回は前作程憂鬱な気分にはならなかったですね。
それはミズキにも守ってくれる相手が出来たと言う事がありますが、前作でミズキを
苛め罠を仕掛けた同室の同級生と和解するような雰囲気もあったからかも知れない。
それでも、この同室コンビ、ホントに苛められるタイプなのですよ、悲しいかな。

そして、今作に新たに登場するのがミズキ…

4

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

苛めっ子と苛められっ子

一昔前の少女漫画を地で行く、不幸オンパレードな男子が主人公だったシリーズの2冊目新装版。
旧版との違いは、瑞樹が来る前の苛られっ子転じて苛めっ子、そして瑞樹と同室でちょっと拗ねてるアレクのツンデレ全開の短編【アレクの主張】があるところです。
前作、唯一の身寄りの母親が亡くなった事で実の父であるフィッツウォルター伯爵に引き取られる事になった瑞樹が、淫蕩な母親の評判を背負い、義兄のエドワードのイヤ…

4

マフィアが恋人 小説

いとう由貴  北沢きょう 

初めての恋vv

マフィアものということで読み進めていきましたが
そうシリアスな部分もなく結構サラッと素早く読めました。

全てはこの受キャラ友樹の性格(内面)の部分のせいでしょうか?
シリアスになりそうな場面でも笑いに変えてしまう天然さ??
「臭い、風呂に入ってから~」など、突っ込むところはソコかよっ!!
アルヴィンでなくとも苦笑してしまいます。
だけどそこが可愛いvv

お互いに恋を知らない2…

0

硝子の迷宮 小説

いとう由貴  高座朗 

ヤンデレな弟 X 天然鈍感兄

久々に読みました、実の兄弟もの。やはり兄弟ものにはヤンデレがよく似合うw
ある意味病んでないとそうそう実の兄弟をどうこうしようとは思わないでしょう。

順風満帆な生活を送っていた弁護士の慎也は事故をきっかけに失明し、恋人や友人と別離、仕事も辞め、弟と生活をする事に。自暴自棄になっていた慎也がある時自慰をしているとそれを弟の直樹に目撃されてしまう。それをきっかけに直樹は性的な行為を慎也にし始め…

3

マフィアが恋人 小説

いとう由貴  北沢きょう 

プライスレスな受けさま?

何処にでもいる大学生で田舎から上京して空港ターミナルのファーストフード店で
アルバイトをしていた受け様が、眉目秀麗な金髪外国人に値段を聞かれ、
英語が苦手な上に手に持っていたのがハンバーガーセットだったことから、
300円なんて言ってしまったことから、その外国人で、実はマフィアの若きボスに
安いなんて言われながら拉致されるように300円で買われて愛人にされてしまった
受け様の悲運のお話な…

3

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

一応ハッピーエンドなんだけど…。

イギリスの上流社会でスキャンダラスな存在だった母親は離婚され、受け様は生まれてすぐに母親に捨てられ体が脆弱だったため療養所で育ちます。
母親が死んだことで父が兄2人がいるイギリスのパブリックスクールに受け様を入学させます。
しかし、全寮制の学校では死にかけるような悪質なイジメにあい、クリスマス休暇に家に戻れば家でも家族から恨まれた存在であり親兄弟からのいじめを受けます。
慕っていた長兄の攻め…

4

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

可哀想過ぎ

本の良し悪しでは無くて、個人的にあんまり可哀想で好きになれないお話。
淫乱系で奔放な母親に産み捨てされるように身体の弱かった受け様は、
親権者だった母親が人情沙汰で刺されて亡くなったことから、イギリス貴族の
父親に引き取られる事になるのですが、母親の顔も知らず、身体が弱く療養所で育った
受け様は、家族が出来るのかと喜んだのもつかの間嫌われ苛められ、散々な目に遭います。

母親の因果が子…

4

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

小公女セーラもまっつぁおな不幸健気受け

04年の旧版が修正新装文庫版で出ました。
旧版に描き下ろしで【日溜りの楽園】という後日段の短編がついています。
実は、これ!大好きな作品なんですーーー♪
一昔前の少女漫画張りに、これでもか!な不幸で理不尽な目に合う主人公が、それでも耐えてわずかな希望にすがって、
しかしその希望にさえ裏切られて、それでも健気にきたのですがとうとう。。。
もうね、主人公がかわいそうでかわいそうで、涙ボロボロ…

7

小説リンクス9周年記念プレシャスBOOK 特典

いろいろ読めて楽しいv

「how to count kiss」谷崎泉
学生時代にキスをした仲だった新名と城島。
けれど、決して恋仲だったわけでもなく。
偶然に城島が社内の移動で再会して。
新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。
でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。
告白とかはないんですよね。
なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…

0

硝子の迷宮 小説

いとう由貴  高座朗 

一途すぎる弟の思い

ものすごく面白かったです!
この作者さんの作品は不幸健気受けのイメージがあり、自分は不幸健気受けが大の苦手の為今まで避けていたのですが、
marun様のレビューを読んで心惹かれて購入しました。
読んでみたら自分の好き要素がかなり詰まった話で、買って大正解でした。
・攻めが受けに執着している
・受けは結構モテて今まで何人か女性と付き合っている
・攻めは受けに一途で女性の影全く無し
・受…

5
PAGE TOP