高緒拾さんのレビュー一覧

ランブル・ラッシュ コミック

高緒拾  神室晶 

仕事そっちのけ気味でもHは熱いっっ!!って短編集です

さすがジュネット・ピアスシリーズのコミック、レーベルイメージのエロ激しさを裏切らない一冊っす!!
絵柄のほうはエロシーンをモロ直視できるかどうかっていうのが人それぞれ故にレビュー上でのおすすめは難しいところだけど、私自身の感想は、
(綺麗に筋肉が付いた男性の絵を描ける人だなぁ)
と、つい見惚れてしまった…

中身のほうは、皆揃いも揃って仕事そっちのけでナニやってんですか!!って短編が6本…

1

イケナイ男 コミック

高緒拾  神室晶 

何だかアットホームなんですけれど

ジュネット・ピアスシリーズのコミックだけに下半身もエッチシーンもモロ描かれているのだけど、絵柄にエグ味?っていうのがなくて、妙に絵が綺麗だな~、色っぽいな~って見入ってしまった。

そもそも、恋人に「早すぎ」と罵られたショックからゲイビの世界へ飛び込んだ涼。
そんな新入りの涼を取り巻く先輩やスタッフの面々が和気あいあいとしているもんで、何だかアットホームな雰囲気で和むんですケド…
激しさが…

3

海鳴 コミック

高緒拾  神室晶 

まっすぐで不器用な攻めがよかったです。

背景と手が好みだったので、購入しました。(変な理由ですみません)
更に好物の年上受け!
表題作は田舎に赴任した美術教師と生徒のお話。
まっすぐで不器用な攻めがよかったです。
年下攻めの醍醐味って、精一杯背伸びしても余裕でかわされたり、過去の男に嫉妬したり、そういうのがたまらんです。
この話では、過去の男は故人でそれがきっかけで学校をやめさせられてしまうのですが。
最後の話、読んでて暫く…

0

七歳年下の先輩 小説

榊花月  高緒拾 

二度目の恋なら

中学時代、みんなの憧れで誰からも注目を浴びていた、
二学年上の先輩・咎野。
何をやっても完璧な彼が、県外の高校へ進学してしまい、
消息は噂話でしか知らなかったある日、
郵便局員となった直の前に現れたのは
当時の面影が全く無いほどの変貌っぷりで…!?

再会ものでも「感動」とか「切ない」とかいうジャンルでは無いですw
最初から「え…?この人を本当にまた好きになるの?」と
私は思って…

3

梔子島に罪は咲く 小説

綺月陣  高緒拾 

「梔子」というタイトルの絵のようでした

BL小説はあまり読んだことがないのでどの辺の評価をつければいいのか迷いました。
渇仰を読んで小説も面白いかも??と興味を持って、高緒拾さんのイラストに惹かれて読んでみました。まだ読んだ小説はこれが3本目です。
そんな初心者目線のレビューをば。

よく仕事も忘れてのめり込む、なんて言いますが文字通りそれをやってくれる攻め様。受け様の前に完全に理性を吹き飛ばされてしまう攻め様なんてはじめてでし…

5

夏陰 -cain- 小説

水原とほる  高緒拾 

痛い愛

もう十年以上前になる作品ですが、水原とほるの最近の作品を読んで気に入ったのでデビュー作を読んでみたくなりました。

傲慢で身勝手なヤクザ幹部が見初めた一般人の青年を強引な手段で拉致し、始めは逃げ出したくなる受けがいつしか心を開き愛し合い、最後はラブラブーーという話はよくあるのですが、この攻めの岡林の暴力の激しさといったら初っ端からヒキました。
いきなり殴りつけ肋骨を折り、頬を切り血まみれにし…

2

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

あああああ

いや~微妙でした。
同作家の別作品でがっかりしたので汚名返上で評価の高い本作に手を出しましたが、やはり微妙。
人間の尊厳を奪うストックホルム系統は好きで、キム・ギドク、鈴鹿ふみ等々、こういう展開そのものには堪らなくゾクゾクしますが、
どーしてこの作家はこう因果設定が下手なんでしょうねえ…

会社組織のパワーゲームの果ての無視、不当な叱責等々のメンタルイジメ。
確かに腹は立ちますが、こん…

6

海鳴 コミック

高緒拾  神室晶 

これが本当の大人

読み終えてまず思ったのが、「なんだこれは!?」
どうしてこんな秀作がこんな評価なの????

短編集ですが、どれひとつとっても隙がありません。この完成度は稀有。素晴らしい。

「海鳴」
表題作。田舎の港町にやってきた美術教師と教え子のお話。

「十六夜の月」
いい年齢の修と大学生の愛人・和偉。和偉は後輩の康平が気になっていて。

「合鍵」
会社員の明夫と大学講師の幸ちゃん。…

1

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

素晴らしい!

この執着堪りません。

2

梔子島に罪は咲く 小説

綺月陣  高緒拾 

読み手をかなり選ぶ

気安く手を出して、軽く後悔した作品です。
綺月さんの作品は初読みだとは思うのですが、文章もカチッとしてますし、読み応えがあり、生意気な書き方ですがうまいのだなあとは思うのですが…


攻めは有名デザイナーの諏訪。
友人に連れられ、梔子島へ。

受けは梔子島の男娼・崇生。
島の外も人間としての暖かい関わりも知らない、美少年。


女には事欠かない諏訪は、訪れた梔子島で男娼である…

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