高緒拾さんのレビュー一覧

淫らな男 コミック

神室晶  高緒拾 

えーーっと・・・

大変アダルトなお話でした。いやらしいって意味じゃなく、いろんな意味で大人っぽいお話。っていうか、自分のような子供には味がわからない・・・・かわいいもの好きの自分にはうまく話の世界には入っていけませんでした。(作者様、ごめんなさい)

セックスシーンの多さやバリエーションの多さはうなずけます。趣旨を凝らして練ってあるのがよくわかります。が、コマ割やイラスト、話の節々になんだか時代を感じてしまいま…

3

梔子島に罪は咲く 小説

綺月陣  高緒拾 

そこはかとなく耽美JUNEの匂い

今でもあるかどうかは知りませんが、島全体が売春島になっているという島があるという話を何かで読んだ事があります。
島ぐるみでの売春、売春目的で訪れる外からくる人々、そういう島があるのだ、と。

綺月さんもひょっとするとその島をモデルにしたのかもしれませんが、人気デザイナーの諏訪〔攻〕は同窓会で梔子島を訪れる事になります。
美人を見慣れ贅沢な生活に慣れている諏訪にとっては、島の女コンパニオン等…

12

穢れない罪 小説

北川とも  高緒拾 

破戒神父×接触嫌悪症の美人の禁断愛!

あらすじを読むと、エロエロ禁断ものかぁ~?って取れるかも知れませんが違いました。
ちゃんと苦悩入ってます!っていうか苦悩だらけ!

文章も内容も暗くて重くて、息を詰めて読ませられる感じです。
主人公の「廉(れん)28才」の具合はいつも悪く、吐き気や頭痛に苛まれています。
親族間の遺産争い、会社の後継者争い、強姦未遂、実兄「聖(せい)」のオレ様で陰謀家でキツイ物言いと、汚い所ばかりが見せら…

3

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

言葉の裏の感情に鳥肌が立った。

すーごく度肝抜かれた作品です。噂には聞いてたのですが、想像以上の内容でビックリしました。こんなに互いを傷つけ傷つけ合い、そして、憎み合う作品はないと思います。

萌評価にしてますが萌なんてほとんどない。やっとあったと思ったらすぐさま突き落とされるスリルを感じました。すごくすごくこわかった。。。
その言葉の裏にある本当のたくらみとかマイナスの感情が読者にバンバン伝わってくる。特に大河内が青池か…

6

イケナイ男 コミック

高緒拾  神室晶 

なるほど、そうなっているのか。

夢見て妄想する男の楽園というよりもむしろ生々しいDVDの現場って感じがします。次に来るかどうかをかけてみたりとか。でもすごくこの現場は楽しそうです。
私は結構ゲイDVDも見ますが「ほぉ、そうなっておるのか」という感じがするような。こんな現場に呼ばれたらついてっちゃうかもしれません。

リバというよりは攻めしか選択肢がなかったゲイっこがそれ以上に男として男らしい相手にほれ込むことによって受けに…

1

箍冬 -cotoh- 小説

水原とほる  高緒拾 

陰鬱な心

全体的に陰鬱な空気が淀んでいるのがひしひしと伝わって来て、前作より精神崩壊加減がいい感じでよかったです。主人公が精神不安から何度も過呼吸になってしまいます。
コトの最中に部下を部屋に招き入れたり、部下の前で致したり、玩具を入れられてそれを必死で取ろうともがいている時に部下に声をかけられたり、羞恥プレイのオンパレード。
しかし、最後の最後で部下の恩田がめちゃくちゃカワイイ奴だな~!と思いました。…

3

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

はじめての木原作品

もう何回読み返したか分かりません。鬼畜の極みに萌え死にそうです。
犬扱い、犬食い、嘔吐、失禁、放尿、意識不明、自慰・・・スカトロ・汚物マニアには究極の作品なのでは。というか、ここまで1つの作品で失禁しまくって嘔吐しまくっているものも見かけたことがありません。(私が出会っていないだけかな)
見かけたことがないといえば、主人公の大河内の性格の悪さもほんとに主人公か?と思うほどの胸くそ悪い性格です。…

9

夏陰 -cain- 小説

水原とほる  高緒拾 

はじめての水原作品

痛いといえば「水原とほる」
あちこちのレビューでキャッチコピーのように囁かれる文句に、痛いの良し来い!ドーンと来い~。と手に取った最初の作品です。

いきなり、大量流血・観衆(?)の中でのレイプ、のっけからかぶりつきな展開にうきうきしたのですが、その他は思ったよりねちっこく描写されてないせいか、普通に鬼畜な攻という印象でした。終盤近く絡みとは関係ないところで、かなりのグロ描写があります。こち…

1

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

トムとジェリーみたいだなぁ~と思った。

「青池、そこまで執着する大河内の魅力は何?」って最初訊きたかったです。

監禁拘束や屈辱を与えるシーンは、大河内の罪から考えてみても自分的に納得できました。
やっちゃってーてさえ思えましたし。
だから、青池の時折見せる“緩さ”に・・・BLの恋愛要素で“萌え”なんだと分かっているけど、何だかイラッとしてました。
本来はM男の青池のその“緩さ”が、タフな大河内にとって起死回生のオアシスの泉に…

8

ランブル・ラッシュ コミック

高緒拾  神室晶 

飯島課長!

ついていきます!

このお二人の本って、とってもエッチ。

ガッツリ汁まみれ具合なら、他にももっとグチョネチョな作品をお描きになる作者さんは数多いるだろうけど、このお二人の本は、群を抜いてエッチ。

画力にも、ストーリーのセンスにも、文句のつけようがないです。

ネタ的にはありふれた妄想の、結構しょうもないネタなんですが、
それが、あ~ら不思議、
この画力と、
このセンスで見…

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