高星麻子さんのレビュー一覧

世界が終わるまできみと 小説

杉原理生  高星麻子 

読みごたえたっぷり

二部作なんですが、前半部分がとくに好きでした。
14歳と14歳の、無力で寂しく、でも芯の強い少年ふたりが心を通わせてゆく様子は、胸が絞られるようでした。
二人の少年の父親同士の微妙な関係も良かったですねぇ。はっきりとは描写されないんですが、行間から伝わってくるんです。この父親二人の関係は最後までハッキリとは書かれていないんですが、どう想像しても、萌えるし、切ないです。肉体関係があっても萌えるし切な…

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王子さまは誘惑する 小説

黒崎あつし  高星麻子 

乙女化に萌え!

主人公の笠原月海は大企業の三男坊。
何一つ苦労したことがなくて、彼女もとっかえひっかえです。
彼女といっても、心から大事にしているのではなくて、ただのファッションとしか考えていません。自分の美しい・イケてる容姿に見合っているかだけを考えています。

そんな月海が、元カノの策略によって三ヶ月だけの臨時教員として高校で英語を教えることになります。
そこに登場するのが、元カノの弟・御堂智秋。

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Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

恋のお試し期間

ひと目惚れした相手に運命の再会。
猛烈にアプローチする冴が、つれない相手・隆司に出した条件が『7回のお試しデート』。
実際にデートをしてみて、付き合えないかどうか決めてくれと。
何の酔狂か隆司もこの条件を受け入れ、二人のお試しデートが始まります。

隆司の登場シーンが素敵です。
別れ際に冴にかけた言葉に胸がドッキュン!
こりゃ~冴が恋に落ちるのも判ります!!

お試しデートを繰り…

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プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

男同士のつきあい方

結構萌えました。高校の先輩である笹渕がとってもかっこよくて惚れましたねw


親友に密かな想いを抱く 陸。
そんな陸に男同士のつきあい方を教える 笹渕。

ある合コンで陸は、笹渕にクラスメートで親友・対木に想いを寄せていることがバレしまいます。
そして笹渕の提案する「男同士のつきあい方を教えてやる」という話に応じます。
しかし、単なる練習なのに、笹渕はなぜか陸に優しいんです。まるで…

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お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

幸せオーラ全開ですね

この表紙の可愛さに惹かれて読んでしまいました。
イラスト、文句なしに可愛い!
でも男の子です…。

女装をしているから思考までも女の子…というわけではないですが、この受キャラはそう解釈してしまいそうです。
育った環境が特殊なので、思考までも幼くてピュア。
その子が攻キャラによって、環境も教育も与えられて人として豊かな感受性を育てていく。
とてもキレイなストーリーですが、やはりどうして…

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お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

お嫁さんになりたい

前作に引き続き、黒崎・高星さんペアの作品!
しかし前作とはまったく無関係(だと思う…)の話です。
はからずも新妻のあとにお嫁さん本を読んだ自分が何だかおかしいですww
あれあたしBL読んでるんだよねww
色々な事情から、女の子として育てられた主人公が、賄賂としてお金持ちの人の家に送り込まれるんです。
そこで「愛人にしてください」を「お嫁さんにしてください」と言い間違えて…?っていう始まり…

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お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

表紙を見て少女系ラノベかと思った(笑)

女装をすることをしいられた環境で育ってきた受と、そんな受をお嫁さんとしてさし出された不動産会社社長の攻の話。
母親の借金をめぐる複雑な出生のため、女装をして育ってきた受。途中で母親が死んでも、引き取られた先のいいつけで、なにも考えないような女装のお人形さんとして育てられた。
高校にも行かせてもらえなかった受だが、ラッキーなことに養育者の利益のためにさし出されたさきの攻は、受がいぜんイイナと思っ…

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Pretty Baby(3) 小説

斑鳩サハラ  高星麻子 

日浦会長の兄登場!

3巻は、とっても高校生らしい学園祭のシーンから始まります。

そのため、若干引っぱられてる感アリ……。

とはいえ、日浦会長とタロの出会いは文化祭実行委員なので、
学園祭に触れずに物語りが終わったら何だそりゃ?ですが、
私は正直、学園祭のことなんてすっかり忘れてました!

が実は、読み進めていくと、これはこれでなかなか……、
学園祭といえども、この作品の中では簡単にエロシーンに結…

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Pretty Baby(2) 小説

斑鳩サハラ  高星麻子 

簡単について行きます

前作から、タロに軽くアピっていた稲葉が、
この巻ではガッツリ絡んできます。

でもって、タロは稲葉にやられそうになり、
結果的に日浦会長との約束を破ってしまうことになります。
というわけで、タロ、お仕置きされる……☆

まぁ、色々理由もないことないのですが、
もはや、何もかもがこの“お仕置き”、
ここに行き着くまでの伏線じゃん!って思えて仕方ないです。
でも、私的にもそっちを期…

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Pretty Baby 小説

斑鳩サハラ  高星麻子 

“萌え”という強い力

斑鳩サハラ先生の本を初めて読みました。
想像していたより数段面白い(笑)

リアルさとか、切なさとか全然ないし、展開、めちゃめちゃ予想できるんですが、
文章はすごく読みやすいし(当然??)、
何よりも、萌えの要素がたっぷりと詰め込まれてるところが最高です。


受けの遠野小太郎(愛称タロ)は、
これといった取り得もない普通の高校2年生の男の子。
強いてあげるなら、明るくて素直な…

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