黒埜ねじさんのレビュー一覧

狂おしい夜を止めて 小説

杏野朝水  黒埜ねじ 

好きだからこそ別れた15年後の再会愛

悪人は出てきません。
良かれと思ってやったことが結果的に悪い方向に行くことはあっても、みんな誰かのためを思っての行動なのでいい人たちばかりです。
けれどそれが焦ったくもありまどろっこしい点でもありました。

15年前の高校生の時、同性とつきあっていることが相手の親にばれ自分の親に抗議されたことから、好きな相手のために身を引いた霞。
それも、自分を貶め嫌われて去っていくことが恋人のためだと…

2

スノーホワイト~花咲く頃に~SS 特典

好きだから苛めたくなるのです

大好きな本編のその後のお話です。こちらは、本編と違って、攻めの翔視点です。雪弥の何気ないしぐさや言葉に、好きな気持ちがあふれてる翔に、ニヤニヤしちゃいます。

お話は、翔が退院して、一緒に過ごせるのはあと1週間という時の、イチャイチャしてる内容です。

一緒に過ごせるのは嬉しいけどまた離れるのは寂しいと、態度で示す雪弥が可愛くて萌えます。そんな雪弥を見て喜んで、わざと意地悪なことを言う翔に…

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壺振りお嬢、嫁に行く!? 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

高月さんは丸ヤお好きですな(笑

高月さんの紙書籍作品。
個人的には高月さんは電子の方が自由に書かれているようで(電子だと長さの調節が出来るというようなことをどこかで書かれていました)面白いなあと感じます。

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受けの律哉は信貴組の跡取り息子で21歳。
組内の愛称は『お嬢』で、童顔がコンプレックスのフーゾク万歳な大学生。

攻めは、32歳で信貴組若頭の諒二。
律哉が幼い頃から…

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覇王の愛枷 小説

あさひ木葉  黒埜ねじ 

8割エロなんじゃ?

当初は『闇王の嬲り者』という仮題で告知されていたそうで…嬲り者w
しかもイラストレーターさんも違っていたらしく…誰が描く予定だったのかなー気になる(´・ω・`)

取り敢えず第一印象は「薄っ!」
本文134Pしかないというペラさ。
で、肝心の中身はエロ8割以上の勢い。
濃かったです、はい。
少ないページ数をエロに割いたせいなのかストーリーがイマイチ。
佑紀の行動の根幹ともいえる父親…

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狂おしい夜を止めて 小説

杏野朝水  黒埜ねじ 

サラッとドロドロ。

はじめて杏野さんの作品読みました。
読みやすい文体でした!

あらすじとしては高校時代男同士で付き合ってたけど、相手の親にバレて非難され、別れを切り出したけどずっと心に残ってた相手と15年ぶりに再会し…という話です。
ストーリーとしては本当に定番で、王道です。別れる時に親になじられたことを相手に伝えずに別れた為、相手は自分を憎んでるはずとか、本当は好きなのに別れたとか、自分の親にバレて責め…

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壺振りお嬢、嫁に行く!? 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

溺愛策士

タイトルと表紙イラストからイメージしていた感じとちょっと違ったのですが、
基本的には溺愛型のバカップルで次期ヤクザの組長になる息子とその組みの
若頭の恋のお話プラス丁半コマ揃いましたが昔懐かしの賭博を背景にした作品。

簡単に言えば、忠義を捧げる組長の息子に肉欲入りまくりの恋心を持つ若頭が
教育係という保護者的な立場で溺愛しつつ、絶対手出ししてはいけない相手の
おぼっちゃまに気持ちを追…

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壺振りお嬢、嫁に行く!? 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

極道気質萌!

面白かったです!!!
諒二の極道気質には萌えました。
極道ものっていろいろありますが、言葉遣いや所作がやたら丁寧なキャラクターの方が本性出した時にかなりSだったり言葉遣い変わったりして・・・萌えます。激しいです。
諒二はヘタレではなく極道気質だからこそ律哉に手を出さなかったのだと、そう思います。
しかも何がいいって、お互い一途なんです。
おすすめです。

1

壺振りお嬢、嫁に行く!? 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

壷振り師?!頭の中をあれやこれやの妄想が…

サラシ巻いて片肌脱いだドキッとするほど艶っぽい和服美人のイメージがあります(モノクロ映画)。勝負場面に華やかな和服姿見たかったけど…ちょっと残念?
言動も男前な勝負師、そんな律哉がなかなか、あの一言を諒二から引き出せない。二人のかけ合いというか駆け引きが面白いのです!初めは生真面目で凛々しい男前と思っていた諒二が律哉に煽られブチ切れてからが楽しいです!!「『私』はどこへ行ったんだ」「そのうち帰っ…

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スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

幼馴染に拒絶されて

大学生の雪弥は、シーズンになると雪山でアルバイトをしながら、休憩時間に滑るスノーボーダー。
そんな雪弥の目を釘付けにする滑りをする男がいた。
プロ並みにダイナミックな滑りを披露した彼は、実は雪弥が幼い頃に一緒に遊んだことのある翔だった。
かつて、親子で雪山に遊びに来ていた雪弥は、近くでロッジを経営する夫婦の子である由紀と、その従兄弟である翔と三人でよく遊んでいたのだった。
いつしかその習慣…

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すべてタタリのせいです。 小説

成宮ゆり  黒埜ねじ 

今までの作品にない感じの主人公

タイトルに タタリ とありますがホラーじゃないです。主人公は、女の子大好きのとても怖がりで八方美人な大学生。
そんな主人公にも唯一気の許せる同じ大学の高校の後輩がいて、とある出来事からタタリで勃たなくなってしまい、神社の跡取りである後輩に泣きつく事に、でもなぜか後輩の手には反応してしまい、快感に弱い主人公は自分からキスをしたりするのです。
こういう、ゲイでもないのに快感にながされちゃう展…

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