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えすとえむ
茶鬼
「青春ソバット」なんかが連載されていた青年誌のIKKIに連載されている作品の第一巻。 年末に華藤えれなさんが闘牛士モノのBL小説を出されましたが、その元になった同人誌は、えすとえむさんとの合同誌。 また過去に「愚か者は赤を嫌う」という本があり(3月に新装版が出ます)えすとえむさんと闘牛はサッカーと共に切り離せないテーマですねv BLではなく主人公は女性。 しかも女性が好き(ある意味ゲイ…
イサヲ
どこまでもエスパニョールなお話が印象強いえすとえむさんですが、この作品は日本の伝統工芸である藍染めの魅力と、職人ならではのストイックな空気感、技法の継承の困難さと、どこか閉塞的な感じがとてもよく表現されてて、おお、こんな題材も描かれるのか!と嬉しかったです。 李/相/日/監督か西/村/美/和/監督に映画化してもらいたい。 そうなると浅野某と加瀬某とかどうだ。いいじゃないか同じ事務所だし。 な…
えすとえむさんといえば外国モノ。 しかもラテン系のノリを持った静かだとしても燃えるような情熱がこめられた作風というイメージをもっているのですが、 今作はすべてジャパニーズ。 そう呼んでみたいほどに「日本」という外国のお話。という印象を受ける。 だからといって、えせくさいというわけではなく、だからこその日本らしさが出ていると言う、よい意味でのジャパニーズなのです。 舞台が藍染め工房の紺屋で…
ネイコ
ネタバレ
待ちに待ったえすとえむさんの新刊! 日本が舞台ということで期待していたのですが。。。 内容はすごくよかったし、人間関係。リアリティ。 えすとえむさんの良さがすごく出ている内容だったのですが なんせあっさり。。。エッチなシーンもありましたが そこは軽~くって感じで。 まぁそれもえすとえむさんの良さなのですが(笑) 『やがて、藍になる』以外に 『泳ぐ、溺れる、泳ぐ』と『しんしんと雪の降…
眠れる森
めったに雑誌を読まないのですがこの雑誌は方々探して買いました。 (かさばるし、次の月になったら、もう前の月の話とか忘れてるので単行本でまとめて読みたい派です) ずばり、目的は腰乃さんの「笹原君と鮫島君」をCDを聞きながら読む為。 この話1個だけで雑誌まるっと1冊分くらいの価値があると思ってます。 ・・・ってどんだけ自分腰乃さん好きなんだ。 まぁ、後の話は自分にはさっぱりしすぎてて…
「とにかくなんていうか、うどんがエロいのよ!」と、読んだ方に聞いていましたが、うどんプレイ(どんなだ)とかそういう直接的なことかと思ってました。大間違い。 美大の食堂で、うどん担当として働く村田チカさん35歳バツイチと、油絵科の木野くん21歳の、なかなか恋愛に発展せず、このまま二人の妄想話で終わっちゃうんじゃ?と不安になるほどスローなお話でした。 チカさんの元ダンナで講師の田中先生のほうがよっ…
表紙だけは気になってたんだけど、なかなか買えなかった本です。 読み終わってどうよ?と聞かれるとケンタウロスの驚くほどの人間臭さと人間になれない悲しみを両方見せつけられてしまいどうしようかと思ってしまいます。 ケンタウロスばかりいる村から都会に出てきて仕事に就くという完全アウェイと言ってもいい世界の中、人間と同じ部分もあるし体的に相いれない部分あり、せっかく心が通っても寿命などの時間軸が違う…
舞台は、幸せ通りのつきあたりに建つアパートメント。 そこに住む人たちの恋の話ですが、住人の数だけ人生があり、恋があり。 みんなゲイでいいじゃない!(笑) 実際のできごとなのか、作家の想像なのかわからないところもまた、じんわり余韻が残るところです。 どれもヨーロッパの短編映画のような味わいで、素朴で気負ってないのにおしゃれだよ。 見事に醸し出すヨーロッパ感。嘘くささがまったくなくて、えすと…
たまゆまま
興味のあった『えすとえむ』さん。 こんなにも馬を綺麗に艶かしく素敵に表現されているとは! ケンタウロスの上半身部分もすばらしい。 終始どのアングルからもデッサンの狂いなく美しくたくましい、そしてちょっとこちらの口元が緩んでしまうケンタウロスが臨めます。 この本の帯も笑えますし、パラパラ漫画もあるし、リーマンケンタウロスが 「ケンタウロスのトイレはアイドルのそれと一緒です」 というお…
BL要素は全くなく、全て女性たちの恋愛の物語でした! 途中、男性の既婚者がメインの話がありましたがそれも男女のものがたり。 6つのラブストーリーがこの一冊に詰まったという感じです。 ひとつひとつは全く別のお話ですが どれもストーリーがしっかりしているのですごく満足できました。 出てくる女性が全員人間味があふれるというか すごく可愛いな、と思えてくる物語です(笑) えす…