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19/58(合計:578件)
鳩村衣杏 佐々木久美子
bonny
ネタバレ
仕事にアツイ男は素敵です。主人公は業界3位の大手印刷会社に勤める広報部長の日下部。彼は仕事にも色事にも貪欲なんです。仕事の能力を買われて納得のいく役職につければ、転職に躊躇はない。どこでもやっていけるデキる男なのは確かだけれど、フットワークが軽いもう一つの理由には、彼の性的指向によるところもありまして。 日下部は社長直々の指示により、工場勤務の若い作業員、水科の教育係に任命される。オドオドし…
杏野朝水 佐々木久美子
M+M
表題作の長編と、短編2つの3作品収録されています。 「蜜のように毒のように」 岬(受け)の視点。高校3年生の夏、父親が連れてきた鬼頭(攻め)に心も体も溺れます。恋人同士だと思っていた岬ですが、1か月後に別れを告げられます。それから6年後、岬は保育士になります。妹の子を迎えに来た鬼頭と再会し、仕返しをしようとするのですが…という話です。 「願うように、祈るように。」 あとがきに説明が…
佐々木禎子 佐々木久美子
1冊すべて表題作です。芳人(受け)の視点でストーリーは進みます。 芳人は、留学先の大学で知り合った、アラブの王子であるナイジェル(攻め)と恋におちますが、3か月で相手は帰国してしまいます。 それから8年、イベント等の企画運営の会社に勤めている芳人の前に、ナイジェルが国際会議を企画運営して欲しいとやってきて、芳人を強引に自国へ連れ去り…という話です。 仕事だと割り切ろうとするけれど、過…
朝香りく 佐々木久美子
表題作の長編と、その後ショートの2作品収録されています。未月(受け)が主人公です。 未月は高校教師。不登校である香奈目の家庭訪問をしたところ、出てきたのは叔父の雅道(攻め)で、画家だという彼と話すうちにいつの間にかヌードモデルをさせられることになり…という話です。 芸術家の二人はマイペースで突拍子もない言動をします。イカされるしお尻に突っ込まされるしそれでも更正させようと奮闘する未月が…
いおかいつき 佐々木久美子
宮原きの子
最初は表紙を見て、金髪の男の人はカラスで女の人はタヌキの妖怪なんだと思ってました。人形に変身できるとかの妖怪。 金髪の男の人は狐で女の人は二口女という妖怪でした。 最後の妖怪ってどんな姿? 猫くらいな大きさでトカゲみたいな妖怪ってどんなだろう。 祈が咲楽とセックスしていて、気持ち良くて泣いてる所をいつの間にやって来たその何だかわからない妖怪。 祈が痛くて泣いてるのかと…
桑原水菜 佐々木久美子
おとや
炎の蜃気楼を読む前に予習でこちらを。 あっちは道のりが大分長いようなので。 結末が明示されてなくて、どうとでも取れそうな感じ。 殺す、王が死ぬ、逃亡…もしくは民に問うか…。 どれもありそうな書き方してる。 「ありがとう、すまない」のセリフ。死にそうだし、逃げそうだし まぁとりあえず、最悪のBADENDが書かれてなくて良かったです。 あそこからのHAPPYENDはなかなか難しそう。…
桂生青依 佐々木久美子
表題作の長編と、後日談ショートの2作品が収録されています。 どちらも陽(受け)の視点でストーリーは進みます。 実家の花屋で働く陽は、ある日素晴らしい庭に忍び込みます。そこで出会った倉科(攻め)はレストランのオーナーで、陽に仕事を依頼してきて…という内容です。 脈があるんだろうなと自信があるんでしょうが、倉科は早い段階から陽に手を出してきます。それが公私混同っぽくはありますが、そんなに…
榎田尤利 佐々木久美子
1冊すべて表題作です。 乙矢(受け)と仁(攻め)両方の視点でストーリーは進んでいきます。 切ないがベースなんですが、全体的な雰囲気はコミカルだと思います。 榎田先生の作品は、読んでて辛いものもあるのですが(それも素晴らしいですけれど!)、この作品はイタイ系が苦手な方にもお勧めです。 乙矢に呪いをかけたのが母親というのは切ないのですが、傍に理解者である執事の富益がいたことで救いがあり…
華藤えれな 佐々木久美子
表題作「花の檻」と続編「花の影」の中編2作品が収録されています。 どちらも左近(受け)の視点でストーリーは進みます。 「花の檻」 次期宗家である橘平(攻め)の要望により、左近は過去の醜聞から遠ざけられていた舞台へ呼び戻されます。橘平の一途な愛に応えて恋人同士になるという内容です。 「花の影」 一緒に檻に入ろうと決めて、橘平と付き合い始めた左近ですが、思うように回復しない肩や先代の…
ふゆの仁子 佐々木久美子
連作かと思ったのですが、単独の3作品でした。 同じ会社勤務や店の常連だったりと登場人物のニアミスはありません。 ただ、共通点を感じたのでまとまりのある1冊に感じました。 「我慢できない」 鷹野(攻め)視点。輿水(受け)とラブホテルで過ごすことになります。我慢しようと努力する鷹野が微笑ましかったです。 「制御不能な欲望」 衛藤(受け)視点。ライバルと思っていた堀水(攻め)に拉致さ…