砂原糖子さんのレビュー一覧

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

phantasmagoria

↑だったのね・・・姐さん方と同じく「なんやソレ?」と。
さっさと辞書でも見りゃいいのに本編にその言葉が出てくるまで、ファンタとスマゴリアか?いやいやファンタスとマゴリアかもしれん、とか文節どこで切るのかなぁなどとダラダラ思っておりました。アホでした・・・

全編通して湿り気を感じます。しっぽり・しっとりという余裕のある感じでなく、読んでいる自分までじめじめヒタヒタ湿気に浸っているようでした。…

3

ラブストーリーまであとどのくらい? 小説

砂原糖子  陵クミコ 

おぉ!おおぉ~

「ラブストーリーで会いましょう」のスピンオフです
前作品を読まなくとも(読んでほしいけど・・・)読める作品ですが、
前作品の文庫の方でこの2人の出会い(眼鏡外す)が前作品の中で出てきます
そして、今作品に前作品のカップルもちょいと出てきます(;^ω^)

ノンケ同士の勢いカップルかと思っていたのですが
これがまた・・・泣けますね・・・

受け様は、今時白ブリーフをはいていて服装にも…

3

ヤクザとネバーランド 小説

砂原糖子  高城たくみ 

大いなる遺産?

大好物の幼馴染物でした*\(^o^)/*

攻は無骨な強面ヤクザと見せかけたストーカーわんこ。

受は事なかれ主義の優男と見せかけたヤクザ真っ青の暴力男。

攻と受は幼馴染で、どちらもヤクザの息子。両親が離婚して一般人の母親に引き取られた受は普通のサラリーマンになります。攻は唯一の肉親を亡くした自分を引き取って大学まで行かせてくれた受の父親に恩義を返そうとヤクザになります。ヤクザの組長…

3

ラブストーリーで会いましょう 下 小説

砂原糖子  陵クミコ 

お隣さん

下巻になってもお互いすれ違ってばっかりのカップルです
攻め様はいまいち踏み込めない感じだし・・・それはそれで
受け様の行動が読めないし言葉のすれ違いがあるからですが

受け様はもどかしいぐらい恋愛下手だし言葉足らずで
外で自分でタコ焼きを泣きながら食べてるシーンはギュっとくるものがありました
最終的にはいちよう思いは通じるのですが
受け様の恋愛下手のおかげ様でこれから色々ありそうな感…

2

ラブストーリーで会いましょう 上 小説

砂原糖子  陵クミコ 

せつないもどかしい

編集×作家というカップルが気になり手に取りました

攻め様は編集のお仕事をしていますが
実家はかなり裕福なおうちでお坊ちゃんですが、
ご本人はどこにでもいそうな青年です

受け様は浮世離れした性格の持ち主
話がずれているというか、言葉が足りなかったり
自分の事がはっきり見えていない感じの人です

最初はシナリオのネタデートだったのですが
徐々にお互いに引かれ合い・・・という展…

0

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

こういうのを待っていた

切なくて哀しいストーリー展開で、だけどエロくて甘くて・・・こんなに不幸な話でちゃんとハッピーエンドになるの?と思わせつつ最後はちゃんと大丈夫です。(途中で幸福の王子とか不吉な単語をちらつかせるから死亡フラグみたいでちょっと心配しました。まあ大丈夫だとは思ってましたが。笑)久々にそんな砂原節全開でした。コメディーも良いけど砂原さんはこういう切ないムードのお話が大好きです。やっぱり心の読める人のシリー…

3

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

言ノ葉ワールド、3作目

言ノ葉のシリーズも3作品目で、今回はこう来たのか!って感じでした。

生まれつき心の声が聞こえるカンナは、同じく声の聞こえる母と二人で暮らしていましたが、その母を亡くしてからは親戚をたらい回しにされて育ちます。
そして、新しい街で、古びたアパートを借りて一人暮らしをはじめるのですが、、、。

カンナは、幼い頃の母との約束で、声が聞こえるという自分の力を人のために役立てなくてはいけないと常…

5

「言ノ葉ノ使い」ディアプラス文庫フェア2014書き下ろしSSカード 特典

カラーイラストのおまけ

今回、この本に付いたSSカードは、カバー絵でも、口絵でもない、カラーイラストでした。
こういったおまけカードで、3点目のカラーイラストって、結構珍しくないですか?
カバー絵がこれから分かり合おうとしつつある二人っていう雰囲気で、口絵の方は、駅のホームで泣いているカンナのシーン。
カードのショートストーリーは、本編後の二人が、一緒に電車に乗って家に帰る途中、額田を見ている女の人の声を聞いてしま…

0

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

ノスタルジックな夜の光と影、そして朝。

ファンタスマゴリアって何?と思った人も多いと思うが、私もその一人。
そのタイトルのちょっと不思議な響きが気になっていた作品は、
ファンタスマゴリア……「走馬灯」がキーにもなり、
全体の雰囲気を作ってもいる作品だった。

くるくると回るファンタスマゴリアのように、
8歳で出会った束井艶と永見の物語は、
現在と過去が入れ替わりながら回りながら進んでいく。

全体には明るくない物語なの…

6

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

童話、幸福の王子とは違う未来に向けての成長

『言ノ葉』シリーズ、第三巻です。
個人的には一番好きなタイプのカップルでした。
わたしは二巻の攻めが苦手でしたので。

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受けは、『心の声』が聞こえる20歳のカンナ。
同様に『心の声』が聞こえた母親を幼い頃亡くし、その後親戚の間を転々として育ちました。

攻めの額田は、カンナの引っ越してきたアパートの住人で26歳。
実像は無口、そして『心の…

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