崎谷はるひさんのレビュー一覧

エブリデイ・マジック -あまいみず- 小説

崎谷はるひ  鰍ヨウ 

この分厚さに戸惑ったのは私だけではなかったのね…

これはメリハリが効いて盛り上がるタイプの小説とは違い、攻めが受けに対して両想いの意味をきちんと理解しているかどうかを問いかけて、答え合わせまでの過程を辿るかのような演出になっている。

悪意ある大学のサークル仲間に手痛いからかいにあった三矢は、話を聞いてもらい慰めてもらったのをきっかけに上狗と新たに付き合う事となる。

そこから上狗が三矢とすれ違う事がないようにと、じっくりと恋愛を温めてい…

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ひとひらの祈り 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

短編集

『鈍色の空、ひかりさす青』のその後を綴った短編集。

初っぱな、基は悩んでます。
なぜなら、那智さん全然エッチしてくれないから。
悶々として夢にまで見る始末。
酒に寄ってヘロンヘロンになっちゃうところが王道のかわいさでした。
結局那智さんも友人の言葉を鵜呑みにして大事にしてただけだけど、裏目に出ちゃったっていうね。
またもやマサルくん大活躍!でした。

年数が経つにつれ二人の甘々…

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鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

好みが別れる作品かも。

出た!不幸受け!
これでもかっ!ってぐらいの救いのない不幸さ。
親からの虐待(性的なものも含め)、学校での執拗ないじめ(いじめっていうか、もうむごい)、きわめつけは本でありがちなピンチに救世主登場!が間に合わないという、ね。
(あ、一回目は間に合ったか。二回目がアウトだった)

すごいなぁ、と思いました。
商業誌でここまでヒドいのを初めて読みましたよ。
よく出版したなぁ…。

と…

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誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  山田シロ 

ある意味病んでるかも。

お互いに執着している、ある意味ではすんごく病んでるカップル。
その執着っぷりがかわいく見えてしまうのは、なぜだろう…。笑
ドロドロしてないので、執着は好きじゃない!という方でも読めると思います。

しっかしくーちゃんよ。
キミはそんな幼い頃から光樹をそんな目で見ていたのかw
すげーよ、尊敬だよ。よくそんなに我慢出来たね。
完全なるオカン。笑

光樹がくーちゃんの服勝手に着てるとこ…

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ねじれたEDGE 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

ネガティブw

ネガティブ思考の受け、嫌いじゃありません。
でもなんだろう。センセはちょっとずれてるというか…被疑者意識が強いのかな?

そのせいでこじれるこじれる。
そりゃ再会初っぱなにあんだけ疑ってかかったら、なんだよコイツ!にはなりますが…イツキくんもなかなかヒドいww
若さ故、どうしていいかわからなかったのもあるかもだけど、彼の中には元々サディスティックな部分があったんじゃなかろうか。
結局ま…

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あなたは怠惰で優雅 (表題作 イジメテミタイ) 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

このイジメっこめ。

慈英×臣シリーズのスピンオフ。

いやぁ、幼稚というか、ゆがんでるというか、素直じゃないというか、必死というか、ほんと傲慢ヤローです、弓削碧くん。
こいつに呆れもせず健気に食らいついていくの、朱斗しかいないよ。

小学校の男の子でも今時しない、好きな子ほどいじめるっていう、ね。
碧の場合行き過ぎ(笑)いつか痛い目見ればいいのに。←本音。笑

わたし、ちゃんと気持ちを伝える人が好きな…

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インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

照映さん…かわいい。

慈英×臣シリーズのスピンアウト作品。
照映さんのターンです!

あぁ照映さん、素敵。
慈英よりあなたが好きです。笑

痴漢と間違われ大事な仕事道具である手を負傷。
ドッカン怒りますが、引きずることのない懐の深さ!
ぶっきらぼうで怒りっぽいけど、実はかわいいもの好きというギャップがたまりません。

かたや未紘くん。
やんちゃだけど、素直でかわいげがあって。
実は照映さんのど真…

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鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

不幸受けが好き!

痛めつけられ、不幸過ぎる受け様のお話が好きな方必見です!
自分も色々あさる中、探し当てたこの地らの作品・・・
不幸過ぎるといいますか、とにかく可愛そうすぎます(;^ω^)

学校でのいじめ&父親からの虐待
逃げようにも逃げ切れない、居場所もない受け様が打ちのめされていく
様子がずっと続くつらいものですが
その中で攻め様が光のようにキラキラ現れて
受け様と出会います

作品中、ほ…

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あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

第二部完結!

シリーズも七作目、本編としては六作目です。

臣よ…やっとか。
『身を引く』恋ばかりをしてきた臣が、慈英を欲しがりました。
おれだってすごい勝手なんだ、臣はそう言いましたが、慈英はずっとその『勝手』を望んでいたんだよ。
何があっても、俺を放さないで、って。

ひどい言い方をすれば被害者妄想の激しかった臣。
周りに守ってもらってるからこそ、ひとりよがりな行動も許されていた。
でもそ…

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ミントのクチビル-ハシレ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

理想の王子様!

すごいキラキラした王子様が…

展開はベタなところもあって先が読めちゃう感じでしたが、それでも残念な感じはしませんでした。

キャラが良かったのかな??

現実にいないことはわかってるけど…
やっぱり王子様って憧れちゃうなぁ…
ってキュンってなりましたねー

相手の子も素直で可愛い!

だから…
徳井にはメーーーーッチャ腹立ちました!

この人いないと話進まないのにも…

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