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表題作ミントのクチビル-ハシレ-

小島邦海、IT系企業の会社員、26歳
姫路桜哉、美術系の専門学生、19歳

同時収録作品ミントのクチビル-ハシレ-

徳井英貴,桜哉の姉の夫の従兄弟,会社員,26歳
姫路桜哉,美術系の専門学生,19歳

同時収録作品ヒマワリのジジョウ

伊勢逸見,弁護士
相馬昭生,カフェ&バー「コントラスト」のマスター

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

姫路桜哉(ひめじおうや)は、初恋の相手、徳井に抱かれて夢心地だったが、目覚めた徳井は「酒の勢い」と桜哉をなじる。そこに、徳井の彼氏である小島邦海(こじまくにみ)が乱入し、大修羅場。
邦海はその場で徳井と別れるが、桜哉にキスしてきたあげく「お試しでつきあっちゃわない?」と口説いてくる。
きれいでやさしい邦海に桜哉は徐々にひかれていくが、しっちゃかめっちゃかな顛末を相談した友人に「で、邦海さんってタチなのウケなの?」と突っこまれたため、斜め四十五度の悩みを抱える羽目になり――。
好きな相手の彼氏が彼氏に? やさしげ王子様キャラ×天然乙女思考のラブコメディ。信号機シリーズ・第五弾。

作品情報

作品名
ミントのクチビル-ハシレ-
著者
崎谷はるひ 
イラスト
ねこ田米蔵 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
アオゾラのキモチ ― ススメ
発売日
ISBN
9784344822399
3.8

(85)

(26)

萌々

(30)

(22)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
17
得点
319
評価数
85
平均
3.8 / 5
神率
30.6%

レビュー投稿数17

ミント味の王子様は溺愛系

清潔でやさしげな頼れる大人。
でも、外堀をさり気なく埋めるずるさもある。
爽やかなミントの香りがするミントの君…もとい、邦海の圧倒的王子様感を楽しみつつ、時折見え隠れする王子様の王子様ではない部分ににやりと出来る作品でした。
受けよりも攻めに持っていかれましたね。好きすぎる。

何作か出ているシリーズの一編ではありますが、こちらだけでも読める仕様となっています。
女系家族で育ったちょっぴり乙女な箱入り育ちの受けが、王子様と出逢って甘くとろける恋を知っていくお話。
崎谷作品あるあるなモンスター女性は居らず、今回は頼れる女性陣が揃っていて安心して読めるかなと思います。
時に大人らしく嗜める部分もありながら、ひたすらに甘く優しい包容力のある攻めにピンと来る方はぜひ。

こちらの作品、なんとも奇妙な組み合わせでして。
元彼が同じ2人がお試し交際で付き合うことになる、あまり見かけない摩訶不思議な設定となっています。
元彼がまあなんともどうしようもないクズなのですが…彼が元々ノンケな上に、主人公である桜哉は受け手だったものですから、付き合っている邦海はタチネコどっちなんだ?自分は好みのタイプではないのかも?と思い悩むもだもだ描写が多々あります。
元彼の設定が盛り盛りでどんどん大事になっていく様と、なかなか退場しそうでしないかなり最後まで引っ張る存在なのがやや気になりましたが、邦海への誤解の解け方はすっきりしていて良かったなあ。

そして何より、普段は何もかもがスマートな王子様のベッドでの中毒性のある溺愛っぷりがクセになるんですよね…!
かわいがり攻めというのか、甘すぎる毒というのか、しつこいくらいにどろどろに桜哉を愛でつくす様が気持ち良いです。ある意味「分からせ」な気もする。
好きな子には意外と肉食系な王子様に全身をかわいがられて分からせられる受けの図はデザートだと思う。
ミント味の王子様が素敵な1冊でした。

1

きいてないよっっ!!

「ヒマワリのコトバ」で受様の昭生のお店
「コントラスト」の常連、小島が攻様のお話。

「ヒマワリ~」ではイケメンだなんて描写全然なかったのに、
小島はミントの香りも爽やかな王子様でした。
「ヒマワリ~」で小島をフッた徳井がとんだ下衆野郎で‥。
箱入りオトメン系の桜哉くんが
ちょっとぐるぐるしすぎなのはイラッとしましたが、
小島が「頭から丸かじりしたいくらい」かわいいっていってたから
まぁいいのか。

「ヒマワリのジジョウ」
「ミントのクチビル」の後日談を伊勢×昭夫カプ目線で。
伊勢がヤキモチをやいていて
本編のギャップがかわいいです。

1

ドストライクです!

かわいい乙女思考の男の子と優しく包み込んでくれる攻め!大好きです!
信号機シリーズの中でも一番甘い作品だと思います。

最初読む前に裏表紙の説明を読んで、誰が攻めだかワケがわからなくなったことがありましたが、本編読んでスッキリしました。
本編の中には攻めの邦海さんが桜哉くんのことを如何に大事にしてるがが盛り沢山詰まってて、そんでもって、桜哉くんがだんだんと邦海さんに惹かれていく過程が、かわいいです!甘い!
姫ちゃんって呼ばれている桜哉くんだけど、甘やかされて育ったワガママなお姫様ってのじゃなくって、きちんと躾けられたいいとこの令嬢って感じだと思います。
可愛いだけじゃなくって、キチンと自分の意思表示をできる受けに好感が持てました。

大好きな作品です!
ネコ田先生が書くアヒル口可愛過ぎでした!

3

理想の王子様!

すごいキラキラした王子様が…

展開はベタなところもあって先が読めちゃう感じでしたが、それでも残念な感じはしませんでした。

キャラが良かったのかな??

現実にいないことはわかってるけど…
やっぱり王子様って憧れちゃうなぁ…
ってキュンってなりましたねー

相手の子も素直で可愛い!

だから…
徳井にはメーーーーッチャ腹立ちました!

この人いないと話進まないのにもう出てくんなって思っちゃいましたね笑

相手をあまあまに甘やかして楽しんでる攻めとみんなから愛されてる素直な受けが見たい方はいいと思います\(^o^)/

2

キラキラ王子様!

信号機シリーズ五作目です。
前三作&番外編の三カップルとはまた別の、新しいお話。
だけど前作の人たちは登場しますよー。
名前だけなら朗、昭生と伊勢は本人が出てきます。

あれ?この人たちヒマワリに出てこなかったけ?と思い、ヒマワリをパラパラパラ…あ、いた。
小島と徳井、昭生のお店に訪れるシーンが。
しかもそこでそこはかとなく小島の恋心が綴られていて、だけどこのお話では徳井がとんでもなくドグサレ野郎だったというww

乙女でかわいくて素直でだけどちゃんと自分の考えを持ってるかしこい男の子、桜哉。
ほの暗い過去もなく、家族に大事に育てられ、本当に『姫』。
そんなお姫様のお相手は、スラッとしたモデルばりの美形、甘い笑顔と仕草を携えた、キラキラ王子様、邦海。

あーーダメだ。
ひたすら甘いお話、嫌いじゃない。むしろ大好物です、崎谷さん!

正直、話の筋は完全に読めてました。
邦海は一目惚れなんだろうなー、徳井って高校んときは美少女ばりだったんだろうなー、あーこの人絶対バリタチだわ、って。
だからこそ安心して読めたし、こういう甘い感じのすれ違いは楽しかったです。

本音を言えば、前作三カップルの絵はそんなに好みではなかったんです。
あ、ねこ田さんは好きですよ。ただ、わたしの中の登場人物像とねこ田さんの絵がちょっと違っていたので。
でもこの邦海と桜哉はもうドストライクです。
桜哉くんかわいい…邦海さんかっこいい…。
ねこ田さんの絵、スイート系の人物がツボなんです。

乙女思考の桜哉くんは、マジで邦海さんの好みど真ん中なんだろうなぁ。
お姫様、とろとろに甘やかしてもらいなさい。
王子様、ちょっとフェチってるところも素敵です!
どんどんお姫様を自分好みに開発しちゃってください(笑)

6

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