桜城ややさんのレビュー一覧

振ってやるから、俺が好きだって白状しろ! 小説

鹿嶋アクタ  桜城やや 

途中アレさえなければ明るく楽しい

葉月(受け)が主人公です。中学からの友人である白石(攻め)に、「早く自分を好きだと言え、そうでないと振れないだろう?!」と考えているという話です。

文章は読みやすいですし、登場人物も個性があって面白かったです。その分、桜城先生が描かれたらどんなだったのかな気になったので、部長と副部長のイラストも見たかったです!

あと腑に落ちなかったのが、葉月と白石が恋人のフリをするように部長が命じたの…

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こぎつねこんこん恋結び 小説

水瀬結月  桜城やや 

明日のお昼ご飯は稲荷寿司だなあ…!

何か癒されるほっこりしたものを読みたくなって、表紙とタイトルで購入した本。
読み終わった今、癒されまくったので言うことないです笑。
ただ、あそこまで“もふもふ”を出されると、ペットとは無縁の生活なのにもふもふしたくて堪らなくなってしまいました(^_^;)

内容としては、特に大きな事件なども起きず、淡々と進む感じですが、人としてもハッと思わされるシーンやセリフ回しがいくつかあったりするので…

7

雪豹王の愛され花嫁 小説

加納邑  桜城やや 

子煩悩パパ皇帝にギャップ萌え…!

色々と気になったままの多い結末なのでもやもやっとしてる部分もありますが、もふもふとちびっこ(仔雪豹)と溺愛は充分に堪能できるので、癒されるファンタジーだったな…と感じる読後感です。

ざっくりとしたあらすじ説明にはなりますが。
受けさんのユーリは、流行病により両親を亡くした天涯孤独な身の上に、その日凌ぎの働き口で雑用ばかり1日も休まずに働いていた真面目で素直で健気な17歳。
そんな彼がたま…

2

勇壮なラブリー~もふもふしてみろ~番外編 書き下ろしSSペーパー 特典

ヒトデナシなのは誰?

本品は
『勇壮なラブリー~もふもふしてみろ~』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、
カイルと柳原も交えた後日談となります。

シロ本人は動物の類を
好きでも嫌いでもないと言いますが
ジャックは動物好ではないかと思っています。

ルリがシロの足元で
遊んでアピールをすれば
無表情ながらも手を伸ばすし
ルリも楽しそうにじゃれているので。

し…

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勇壮なラブリー~もふもふしてみろ~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

もふもふ終わっちゃたー

もふもふシリーズ大好きでした。どのお話も、毎回楽しく読みました。終わってしまうのが残念です。

ただ、この1冊はひとつの話としては物足りないです。既刊本のキャラたちが出てきて、キャラを思い出す方に脳みそを使って、お話を存分に楽しめませんでした。どうしても今までのキャラたちのやり取りにページを取られ、メインカプのお話は少なめでした。もっとラブラブしたところを読みたかったです。

イラストもあ…

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勇壮なラブリー~もふもふしてみろ~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

もふもふシリーズ完結

人狼と人間のもふもふBLスピンオフシリーズ、9冊めにして完結巻です。
今回は、引きこもりの科学者攻め×ボディガードの人狼受け、そこに加えて受けがお世話をしている人狼の元王子が一応メイン。でもシリーズの既刊のいろいろなカプ(魅惑、孤高、無敵)も登場し、シリーズの集大成になっています。

人狼の国でクーデターが起こり、不吉な白毛の王子・ルリに危険が迫ったので、亡命を図ったお目付役が今回の受け。受…

4

ご主人様のリクエスト 小説

水島忍  桜城やや 

男版シンデレラ

主人公は大家族の長男。
ある日、父親がリストラされてしまい、母親は妊娠中のため、家族のために高校を休学し時給のいいバイトを探していたところ「男メイド募集(住み込み)」という求人を見つけて無事面接に合格。
しかしバイト先のお屋敷は少し変わっていて、ここで働いている者は誰もご主人様を直接見たことがないらしい。
そんなある日、意地悪な先輩たちに押し付けられた仕事を黙々とこなしていると、知らない男が…

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雪豹王の愛され花嫁 小説

加納邑  桜城やや 

王道もふもふシンデレラストーリー

あらすじ:
身寄りを亡くし、学校をやめ食堂で下働きをしているユーリ(受け・17歳)。
ある日、仔雪豹を助けたことで皇帝のシャミール(攻め・20代半ば)に宮殿に迎え入れられ…

ユーリは健気で心優しい青年。
助けた仔雪豹が実は皇帝の弟で(皇族は代々雪豹の血を引くという設定)、シャミールに気に入られ后に…とトントン拍子に玉の輿に乗りますが、そんなシンデレラストーリーに相応しい純真なキャラクタ…

4

極道の淫らな挑発 小説

中原一也  桜城やや 

ルビー仕様の中原さん?

中原一也さん、ルビー文庫からの作品は初になるとのこと。
オヤジも下ネタも登場しないという点ではいつもの中原さん作品より大人しめですが、
シリアスなヤクザものという点では、ルビー文庫なのにこの題材?という感じがします。

あらすじ:
亡き姉の遺した甥(高校生)の面倒を見ている羽村(受け)。
ある日、ヤクザの鷺谷(攻め)という男に、甥はヤクザ組長の息子だと告げられる。
甥にヤクザと関わっ…

7

若様は官能小説家 小説

ナツ之えだまめ  桜城やや 

タイトルのイメージが強すぎたかな

「若様は官能小説家」…これだけである程度のテンプレートが決まってしまうようなタイトルですが、そのイメージが強すぎて少々肩透かしでした。官能小説家のくだりというか、あらすじにある「官能小説のモデル」云々の展開は物語の6割を過ぎてやっと登場するので、前半は「いつお話が動くのだろう…」と思いながら読んでしまいました。起承転結の配分で言えば間違いではないのでしょうが、タイトル負けしちゃったなぁという感じで…

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