桜城ややさんのレビュー一覧

それは言わない約束だろう 小説

久我有加  桜城やや 

影にスポットをあててみた

お笑い芸人シリーズのスピンオフみたいな。

「バンデージ」と「パイロットランプ」のお話を読む前に先に読んでいて。
そのときは「ふーーん」だったんですよ。
はじめて読んだ関西弁もなんか違和感あって。
関西弁とお笑いはセットなんかい?って感じだったし。
今は違いますけど。
久我センセのお話は、その世界観をつかんでしまえばたいへん面白く読めます。

竜さんは男前なのに、みょうに甘やかし…

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明日もきみと恋の話 小説

李丘那岐  桜城やや 

忘れられない人

この本の帯、「編集担当超オススメ!」って、、すごい身内の押しなんですがw
ちょっと意外なお仕事に、人々の優しさが前面出しになっていて気持ちのよい作品ではあります。
要は、忘れられない人っていうのが一番のポイントでしょうね。
甘い同棲生活をしていたのに、いきなり切り出された別れの理由に納得がいかず、でも追いかけることもできなくて5年経ち、顧問弁護士とクライアントの社長として再会した2人。
で…

2

いじめられ志願 小説

水島忍  桜城やや 

タイトルよりもソフトです!

 最初は「ええっ!?」と思ったタイトルでしたが、タイトルよりも全然、ソフトな話でした。

 何かと姉に文句をつける、姉の弟の崇之から、姉を守りたいと思った暁は、姉をいじめるのをやめてほしい、と伝えた勢いで、「代わりにオレをいじめてください」と口走ってしまう。
 すると、一人暮らしになった暁の元へ崇之が訪ねて来る。

 そして、半ば無理やり料理を作らされ。
 作ったはいいが、今度は味をけ…

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ストーカーはじめました。 小説

バーバラ片桐  桜城やや 

ホントにストーカーでした

タイトルからコメディ風かなと思ってたんですが、ガチでストーカーでした。
しかも受。
受側からの視点での表現が多いので、おいおいと突っ込みたくなる場面続出しまくり。
上江田[攻]が飲んだ後のカップに間接キスして、座ったソファのぬくもりで自慰しようとする、まあそれは普通の変態って事でいいです。
でもたったそれだけの出会いで上江田の為のマグカップと彼に似合うネクタイを用意していつ渡そうかとドキド…

4

恋の勝者に祝杯を 小説

日向唯稀  桜城やや 

とりあえず、大団円?

はじまりは、このシリーズの第1弾である「今宵…」のラストシーンの続きです。
『新宿童話』とか『硝子の月の秘話』とは良く言ったもので。

智明くんがばっちり目撃して、いいムードぶち壊し。あうう。
無邪気すぎる智明くん、たまったもんじゃない。

ぶっちゃけ、誰に対しても一生懸命で、でも、本気じゃないんですよね。
本気になっちゃったらおしまいって割り切ってるから。
ホストのプロっちゃぁプ…

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ダンスはキスの後にして 小説

日向唯稀  桜城やや 

無邪気さは罪ってか?

『硝子の月(クリスタルムーン)』シリーズ第2弾。

元プロダンサーの響は女性オンリーのはずでした。
でも、やんちゃでなんかかわいい雅くんに押して押して押されてしまいます。

ま、最初に雅くんを怒らせた響が悪いです。
ダンスでテクニックを見せつけといて、「教えない」はやっぱりいけませんよ。
でも、響にも事情があったんですよね。

冗談の通じない雅くんは、全く持って一途で。
しまい…

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今宵、恋のお相手を… 小説

日向唯稀  桜城やや 

ミイラ取りがミイラに

学生時代、どうしてもトップを取れなかった事がコンプレックスな天見。
見てくれは同じホスト仲間からも「綺麗」と言わせるほどなのに。
性格もホストらしからぬ気の使いようを見せてナンバー1になったのに。

コンプレックスの元凶である聖が現れたとたん、グダグダに。

結局気になってたんでしょうね、天見は聖の事が。
どうしても追い抜けない相手として。

教える事は教えて、ホストとして働き出…

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手に入れたいのはオマエだけ 小説

成宮ゆり  桜城やや 

金髪ワンコ★

桜城ややさんのイラストなので、見た目オス同士の2人ですが、
藤谷はおもいっきり充に従順なワンコでめちゃかわいかったですww
充は超俺様の命令口調で、無神経なところがあるから
遊んでそうに見えて、実は純粋な藤谷はビクビクしたり、傷ついたり...
でも、惚れた弱味でいつもブンブン尻尾を振って「充、充!」って
後を追っかけてる姿がかわいいなぁ~♪
エッチの時はエロモードで、子供っぽいしゃべり…

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夜蝶―愛をねだる篭の鳥 小説

日向唯稀  桜城やや 

やっぱり大好き、芙紗子姐さん

「艶罪」で脇役だった四谷さんのお話。
見つけたときは小躍りしましたともさ。
烏丸も好きだけど(こっちは呼び捨て)四谷さん(こっちは『さん』付け)はどうなるのかが楽しみで。

なんかエロは二の次でしたね。一八くんがまだ子どもだったからかな?
コメディ要素満載でクスクス笑いながら読みました。

めずらしく頭まで筋肉みたいな烏丸が、四谷さんを諭します。
しかしそのいいセリフの中にとんでも…

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ストーカーはじめました。 小説

バーバラ片桐  桜城やや 

なかなか美味しゅうございました

ここまできわどいのを初めて読みました。
まぁ、題名からぶっ飛んでますからね。考えておくべきだったかも。

過去の自分を元にして犯罪心理学者になるってのは、あなどれませんな。
ストーカーしてた受も、された攻もけっきょく忘れられないんじゃん、お互い。やれやれっ(呆)て感じ。

攻は受の事嫌いなのかなぁと思って読んでたんだけど、連絡係から身辺警護までさせられることになって、その度に受の喜ぶこ…

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