total review:289578today:10
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
114/211(合計:2106件)
古川ふみ
雀影
オトメチック? 表題作はガチ兄弟物。 しかもショタ? 高校生なのに見た目が小学生のハル。 大好きな兄のアキからは子ども扱いされて、告白しても本気にされない。 この小さいハルくんが大きくなったり小さくなったりするファンタジー。 ビジュアルが少女マンガ的な可愛さなので、ガチ兄弟物だって言う禁忌感0。 このお話は、お互いが好きな気持ちは認め合っても、ハルが小柄な高校生の状態に戻って…
ケビン小峰
表題作は、きゃわわボーイ(俺)とムッツリくん(彼氏)が、スーパーブラコン人(兄ちゃん)と戦うお話。 設定や展開そのものは定番というか、ありがちなお話。 そして、一歩違えば、このきゃわわボーイの優くんは苦手タイプなんだけど、 それが「神」になっちゃうのは、 やっぱりケビンさんの絵の力。 主人公の優くんは、グルグルしがちな小動物系のキャラで、かわいい外見ではあるけれど、それがショタになりすぎ…
環レン
全編にわたって、策士の部下に丸っと喰われちゃう天然の部長さんという、エロエロコメディの連作。 この会社、 ホントに大丈夫? 部下が上司を喰っちゃう系の下克上物は、嫌いじゃない。 絵もきれいだし、アホエロな展開も楽しい。 ただ、とっても残念なことに、この部長さん達みんな、若すぎない? 「OH! NO HAIR」の王子部長みたいに、会長の孫なので年若くして部長にさせられてしまったっ…
阿仁谷ユイジ
ネタバレ
っていうか、 阿仁谷さんのBLって、作品全部読んでいるわけでもないけど、好きだなぁと思う作品は、なんとはなしに百合ップルっぽい印象があって、、、 まあ、ストーリーの本筋的には、 結局そのオチだったのね、 どストレートシリアスの展開できりきり切りつめてこのオチの見開きに行き着きたくなかったのね、 自由に描きたいように描けてよかったね。 としか言いようがないんだけど、 12年後の後日…
最初にご忠告。 この本、上下巻両方読んで下さい。 上巻を読み始めた時は、「あぁ↑」だったのが、下巻を読んで「あ→」になって、改めて上巻に戻ると「あぁ↓」と納得がいくはずですから。 記憶を失った自殺未遂者ミクの謎というシリアスパートに混在するチビキャラによるほのぼのパート、 なんでこんなに振幅の大きな表現? いったいどうしたい、どうとればいいの? と不安な気分で読み進めた上巻だけど、下巻…
さおとめあげは
絵は、きれい。 ただ、なんというか、 ストーリーマンガと言うよりは、イラストストーリーって感じが、、、 それって、どこがどう違うんじゃぁ?って話だけど、なんて言ったらいいのかなぁ、 一応ちゃんとストーリーはあるし、エロもガッツリ。 そして、間違いなく、絵はきれい。 そして、その、絵のきれいさが、 どのコマでも、もれなくきっちり書き込まれた、絵のきれいさが行き過ぎていて、 マンガ…
まさお三月
まさお三月さんのコミックス読んだの久しぶりかも。 なんだかとっても絵がきれいになったような、 しっかりきれいなお顔のアップと、省略が効いた引きの絵と、画面のバランスがよくてとても読みやすい。 お話の展開も、 いけ好かないと思っていた仕事相手が、実は対人スキルが未発達なだけの素直な子で、構っているうちにいつしか庇護欲が独占欲、恋愛感情に? そしてうっかり目覚めさせてしまったひな鳥は、実はね…
真山ジュン
鬱陶しくないかい? この顔に掛かった髪の毛の鬱陶しいゴージャス感! 三白眼に長い顎! 着衣のシワや身体の陰影! いまどきの流行なんて関係ない! お話は、王子様のお付き(実は王子の腹違いの兄)シュリと、日本滞在中の王子様のSPとして雇われた不動が恋に落ちるお話。 二人は最初の「籠の鳥は~」で生涯を共にする伴侶となり、 二人の新婚生活編「新妻バージニティ」をはさんで 「この腕に…
Soie
パリ(作品中では明らかに特定されていない)で出会ったフランス人と日本人が恋に落ちるお話。 作者さんはオリジナル初コミックスとのことですが、ストーリーの構成や展開がいいです。 まず、二人の出会う場所が向き合う窓のお隣さん、 手が届きそうな位の近くに見えても、簡単には越えられない。 この距離感の設定。 二人のどちらもゲイではないのに恋に落ちてしまう異邦マジックも、なんだかすんなり納得でき…
高野弓
作者さん、初BLコミックスだそうで、 初出も2012年から2013年の再近作。 多分、この絵が、最新流行っていうのかな、 フルデジっぽい繊細で軽やかで均質な描線とか、 結構ガッツリエチシーンを描いているようでも、形そのものを単純化してボカシを最小限にしているところとかがね。 ストーリーそのものは、腹違い兄弟のすれ違い愛物。 本妻の子の兄の方が言葉足りないばかりに、 愛人の子の弟が…