ムッツリくん×きゃわわボーイの学園性春ストーリー

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表題作俺と彼氏と兄ちゃんと

川畑大輔 野球部の高校生
月尾優 心配性な兄を持つ高校生

同時収録作品意固地な恋路

吉沢圭一郎
葉山唯

あらすじ

高校生の優は彼氏の大輔とラブラブ(Hはまだ!)な毎日。だけど困っていることがひとつある。優にはめちゃくちゃ心配性の兄ちゃんがいて、何かと邪魔をしてくるのだ。こんなんでいつHできるの!?

(出版社より)

作品情報

作品名
俺と彼氏と兄ちゃんと
著者
ケビン小峰 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
ISBN
9784592720614
3.1

(22)

(4)

萌々

(4)

(7)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
62
評価数
22
平均
3.1 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数6

この可愛さは好き

表題作は、きゃわわボーイ(俺)とムッツリくん(彼氏)が、スーパーブラコン人(兄ちゃん)と戦うお話。
設定や展開そのものは定番というか、ありがちなお話。
そして、一歩違えば、このきゃわわボーイの優くんは苦手タイプなんだけど、
それが「神」になっちゃうのは、
やっぱりケビンさんの絵の力。
主人公の優くんは、グルグルしがちな小動物系のキャラで、かわいい外見ではあるけれど、それがショタになりすぎていない所がいいの。
彼氏の大輔くんも、ガタイも態度もでかい野球部のエースって言うキャラで、基本ムッスリでムッツリな表情なのに、時々年相応に少年っぽい。
ケビンさんの絵ってホントに上手いなぁと思うの。

同録の「意固地な恋路」の圭一郎の表情もいいなぁ。
ケビンさんが描く、こういう裏のある笑顔って、絶品。

2

かわいいにはかわいいけど。

付き合っている2人。からお話がはじまっていますので、つきあうまでのあんなことやこんなことは
楽しめない分寂しい気もしますが、

それを差し引いてもキュートなお話でした。

両親が事故で他界しており
兄弟だけで生活をしている。
お兄ちゃんは両親のかわりに
弟の面倒をみてきたため
超過保護。
可愛い弟は野球部の彼氏がいる。
2人はつきあっているが
兄は当然許せない・・・
弟は2人とも大切なため
どうにか2人に仲良くなってもらいたい。せめて理解してもらいたい

とワタワタします。
シリアスではないので
ポンポン読めますし
お兄ちゃんの過保護もかわいらしいです。
彼氏もお兄ちゃんもどちらの気持ちもわかります。

お兄ちゃんのお話もとっても良かった。

とても微笑ましいお話でしたが
何かが足りなかった。

1

ケビン節もっとヲクレ!!

■【俺と彼氏と兄ちゃんと】
「心配性なお兄ちゃん」という設定を聞いた瞬間から『お○さんは心配性』並みのギャグを期待してしまったもんで、ちょっと期待はずれでした。
いや、ケビンさんならあれぐらい突き抜けたギャグをやってくれるんではないか、という密かな期待もあったんです。
目が飛び出してメガネが割れたり、包丁飛ばしたり、壁を這いずり回ったり、首が90度に曲がっったりしかも元に戻ったり、もっとすごい理不尽な嫌がらせをしたりw
そしてそれに対抗するカレシと兄ちゃんの壮絶なバトルを想像してしまったので。
きっとそこまで行ったらついて行けない人続出かも。花丸さん的にNGですよねきっと…。私だけが喜びますw

表題作はギャグとキャラクターのぶっ飛び度が今までの作品に比べると抑え目でした(やっぱりレーベルによる違いなのでしょうか?)
もちろんクスっと笑えるような面白さやドタバタ自体は健在なのですが。
今回はシリアス部分も入っていて、兄弟愛の部分でジーンとする面もありました。
シリアスと言っても攻めさんが受けさんの兄に対して常に強気なので攻めに関しては心的な負荷はあまり感じませんでした。
何があっても負ける気がしねぇ!的な強気攻めさんがお好きな人には良いかもしれません。

受けにとっては二人共大切な人なわけで、こういうお話でその二人がバチバチやっているのはあんまり好きな構図ではなかったのですが、
最後はギャグっぽくまとめて下さっていたので二人のいがみ合いも面白いかもと思えました。

そしてムッツリ×きゃわわボーイとのことでしたが、攻めさん・・・あれは本当にムッツリ?
堂々と兄ちゃんの前でキスするし、そういうのはムッツリとは言わないんでは。
どっちかと言うとムスっとしたスケベに思えましたwそして攻めさんの持久力がすごい…♡
なんだかんだ言っていますが、設定のネジレ自体はそんなには気にしていなくて。
どうせならもっとぶっ飛びが欲しかった~と、個人的にそこが足りなくてしょぼーん(´・ω・`)でした。
◆最後に番外編が入ってます。こちらは二人の出会いが描かれています。本編がすでに二人がくっついた状態で始まっていたので、出会いの部分が見たかった人には少しでも足しになれば良いなと思います。
※カバー裏の攻めさんの投球フォームの足の上がり具合がすごくて笑いました!!しかも投げた後に服がビリビリ破けてしまうとかwカバー裏はいつものケビンさんでしたwww私はこのノリをぜひ本編でやって欲しかったです~!!

■【意固地な恋路】
人と本気で付き合うことができない受けさんが、攻めさんからの本気の告白を受け入れられないで意固地になっているというお話。
ずっと昔から受けさんのことが好きだった攻めさんは、もう待っていられない、と受けさんに押し押しで行くのですが、乱暴にすることなく、受けさんの心の中に入り込んでいくところが良かったです。
我慢強く穏やかな攻めさんにキュン。我慢強い男の人が好きなんです。
意固地な受けさんの気持ちもわからんでもないなと思える、そんなカップルのお話でした。

3

むっつりな攻めは楽しいw

いじらしい可愛い受けっていうのはそんなにツボじゃないんですが(すみません)
この度はむっつりな野球部員・大輔が微笑ましかったです☆

誰にも邪魔されずに彼氏といちゃいちゃしていたい高校生って
本当にそれしか頭になさそうで、そこに「…ふっ」となりますw
でも受けの優の、超過保護な兄ちゃんがうるさすぎww
いくら両親を亡くしたからといって、あんなふうになるもんなの!?
…そりゃ、心配なのはわかるけどさぁ…。
ブラコンどころの話じゃないw

19時で「こんな時間まで」とか言うし、
いちいち口出ししてきて息苦しいわい!と思っていたけど、
まさかの兄ちゃんなりの頑張りが最終話で明らかになって
なんだよ!兄ちゃんも幸せになれよ!と単純に思ってしまいましたw
ここで登場する爽やかそうな風間が、
…いや、こんな兄ちゃんを好きだなんてマニアックな…と思わせられながらも
やっぱり十人十色っすもんねww
少しでも大輔のあたりが柔らかくなればいいけれども、
それじゃ兄ちゃんじゃないし、
反発心があるからこそまた燃え上がる大輔な気もするので
どうかこのままで、なんだかんだ仲良くやっていただきたいです☆
面の皮が厚そうな態度も、あの兄ちゃんにならそのくらいがいいかもしれない。
引いたら負けだ!

優がすぐ「兄ちゃんが…」って言い出すことに苛立つ大輔の気持ちもわかるし
でも優にとってはたった一人の兄ちゃんだし…。
板挟みも気の毒でしたが、どちらも優を大事過ぎてたまらないって事ですものね。
悩みながらも、幸せだよ、優w

大輔の“ストイックな野球部員”という仮面の(?)裏で
待望の二度目のHでTKBを弄りながら
「見たいな、直で見ていい?見るよ優、見えるぞ、見ちゃうぞ優、ほら見えた」
ここ!!!w
せっかく盛り上がってのいい雰囲気だろうに、私はふいてしまいました!!w
やっぱり、むっつり!!
優は盲目的だし、気持ち良くてそれどころじゃないかもしれないけど
もし言われたら爆笑するか萎えるかのどっちかだと思う。(…違うかしらw)

それでもその後はなかなかのエロさで…やるじゃん、大輔!と思ってたら。
夜通しするか!!??
いくら優もしたがってたとは言え、極端な大輔なのでした…。
数をこなせばいいってもんじゃないだろう!
まぁ…むっつりゆえ、ですかね…?w


『意固地な恋路』
同級生だった男・圭一郎がチャラくて、その軽々しさにいまだに慣れず
戸惑う主人公・唯(ただし)は、「男同士なんて限界がある」と言うくせに
恋に恋する面もあるゲイ。
そんな自覚がなく、圭一郎に指摘され
好きだと言われているのに酷い言葉を投げかけてしまいます。
元カレに割り切った付き合いをしようと持ちかけられたら傷つくし
本当は、素面でもストレートに想いを言葉に出来る圭一郎が気になっていて…。
チャラいようで実は一途な圭一郎がイケメンでした。
あっさり素直になれない唯も可愛いですけども。
これから激甘やかしされそうです♪
同居人の竜太も良い理解者で何より!

…しかし…。日本人だとわかっているのですが
あまりにも足が短すぎじゃないですか!?ケビンさーん!!(泣)
私服では「…そういうファッションなんすかね」と思ったのですが
スラックスでも同じ!!
やたら長すぎる足とかも不自然ですけどもねw
せっかくイケメンなのに…。って、気になるの私だけかもですけどw

カバー裏では相変わらず服をやぶる男が!!w
(今回は昔の野球アニメのように足を上げて投球する大輔!)
やっぱりケビンさんはこれがお好きなんだろうなぁ…w
ホント、いくつユニフォームがあっても足りないと思う。
大体お高いでしょうよ!(ツッコミどころはそこじゃない)

4

ブラコン兄と彼氏のバトルに落ち込む受け

強烈なブラコン兄がメインキャラを飲み込む勢いで出てくるラブコメ。
それも後半ではその兄のラブ予感まであって賑やか兄弟愛プラス独占欲彼氏たち。
読んでると明るくなれる作風はとても好きですね。

今回は超が付くほどブラコンの兄を持つ高校生の優と彼氏の大輔が初体験をしようと
している時にまるで邪魔するが如く電話して来て、雨の中を傘も差さずに
弟が帰ってくるのを待っている兄。
恋人とイチャイチャしたいのに、心配性の兄の過保護ブリが邪魔をする。
頼れて懐深い優しい彼が、次第にイラつき始める、自分の恋人なのに、
兄が兄がと言われれば、流石に恋人も爆発してしまう。

そんな恋人の姿に別れがよぎり、兄よりも恋人の元へ兄を振りきり駆け付けて
やっと初Hをし、その足で恋人は優の兄へ恋人宣言。
そこから始まる恋人と兄のバトル、そんな二人を仲良くさせたい自分たちを
兄に認めてもらいたい、そんな一心で頑張る優だけど、何故か優しい恋人は
兄に対する態度だけ硬化させてる、だって恋人がブラコン兄に過保護扱いされて
自由な恋愛も出来ないとなれば恋人だって面白くないですよね。

でもそんな風に恋人と兄がもめていると優は次第に落ち込んで、
そしてやっぱりブラコン兄は、ブラコンゆえに敵である相手に弟の為に譲歩する。
優くん、みんなに愛されてますねというストーリー。
後半で兄の大学時代に友人が帰国して、弟意外に目がいかない兄がラブになるのかも
気になる展開でしたが、鈍そうな兄にはまだまだ弟オンリーだと思える内容でした。

5

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