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そんなにかわいがられたいか?
熊猫先生といえば、オシャレなお洋服と
可愛い動物が印象深い作家さんですが、
実はスーツもの見たっかったので、リーマンCPの今作は眼福でした。
タロット風の表紙や裏表紙の絵も、コミッツクスにしては珍しいほど色味が暗いですが、それによって高級そうな紙の質感が表現されていて良かったです。
良いのはビュジュばかりではなく、一人一人キャラも立っているので物語としても楽しく読めました。
アニメイト4pリーフレットは、遥のツンとデレが描かれていて最高でした!
熊猫先生の作品は、「愛金なり」以来音声化されていないので、今作は是非ともお願い致します。
長いまつ毛で丁寧に縁取られたとろりと甘いタレ目の攻めというだけで夏休みと正月が同時にやってきたような気持ちでいっぱいなのですが、そのうえ同じビジュアルで実質2パターンの攻めが楽しめるとくれば、これはもう両手をあげて喜ぶしかないですよね!
まず、カバーデザインを見てわくわくしました。
これぞ熊猫先生な個性豊かなイラストもハセプロさんのデザインも本当におしゃれ。
タロットカードを交えた夢と現実がリンクする不思議な展開に目を惹かれましたし、そしてなにより描き手の描きたいものがぎゅっと詰め込まれた個性的な1冊でおもしろかったです。
カバー下まで楽しませてくれる熊猫先生が好き。
正直なことを言うと、八代の不眠症の原因と対処方法に関してはあまりしっくりこないまま読んでいたものの、後半のトラウマ救済になるほどそう持ってくるのかーとうなりました。
一色と過ごすようになってからというもの、八代の意識が少しずつ変化していく姿が印象的。
コミカルとシリアスのバランスもちょうど良かったです。
心の救済というか、攻めも受けもどちらも救済されていくようなやさしいお話でしたね。
欲を言えば、ほんの少し入る一色視点で見た八代がすごくかわいらしかったので、もうちょっと一色の気持ちが強く伝わってくるような攻め視点があればうれしかったかも。
攻めのほうが長年拗らせている図はおいしすぎる食材なのでは。
コミコミさんの小冊子みたいなシーンももっと本編で読みたかったな。
メインの一色×八代ももちろん良かったのですけれど、私はどちらかというとトーマ×ルカに萌えてしまったかな。
不眠症の八代が夢の世界で愛を交わす、架空の恋愛シュミレーションゲームのキャラクター・トーマさまがツボにハマりすぎて困りました。
気だるげな色気と甘さ!余裕と独占欲の共存!ツノ!
クーーッ!こんなの体に良い成分しかないじゃないですか!
これで終わるには勿体なさすぎる…このゲームの世界観でまるまる1冊溺愛本が読みたいななんて。
熊猫先生、タロット、夢、、、に可愛い受けにクーデレ攻め、、、
これぞ「役者は揃った」状態とでも言いましょうか!?
全てのピースがバッチリハマって完璧な世界観の出来上がり♡
熊猫先生の描いて下さるイラストが大好きな私には本当〜に「お見事‼」な1冊でした!
特に後半がとっても素敵で圧巻です
想いが通じ合ってからのベッドシーンがとにかくエロいのに愛が溢れていて萌え of 萌えがミッチリギッシリ…♡
ある訳ないと思っていた”目が合っただけ”から始まった一色の想いが知れたのもまた幸せな時間でした
この終盤からの描き下ろしもまた流れが凄く良くて、ほんとに読後が最高に幸せになれます
やっぱり熊猫先生、大っ好きです!!
熊猫先生の本はこちらが初めてなんですが、もう、絵が圧倒されます。今回、タロットカードがアイテムとして出てくるので、もう熊猫先生のタロットカードの絵を眺めるだけでも、とてもテンションが上がりました。
サラリーマン姿と、夢の中の異世界ゲームの世界。スーツと勇者や魔王姿が1冊の本の中に存在しています!美味しい。
そして、夢を見るためのトリガーはタロットカード。そもそも、不眠症の人が他人に添い寝してもらって不眠を克服するという設定はちょっと現実離れしている気がしますが、
それはそれとして。
眠る為に男性とワンナイトの関係しかしてこなかった八代が、エッチは無しで添い寝だけということで一色に協力してもらったら、夢の中でゲームの中の世界で一色そっくりなトーマ様に溺愛されている。という、夢の様な夢を見る事ができるんです。
異世界のトーマ様の角の生えた姿がとってもセクシー。
そして、だんだん現実と夢の中の出来事が混ざり合っているような感覚になってきます。
そして、エッチなシーンは受けの八代が可愛くて、攻めの一色はちょっと傲慢な顔したセクシーさで、しかし、最後にはすごく優しい顔になってたのが良かった。
あと、タロット占いやってる晶が好きです。
ゲームが好きで、生活全般に興味の無かった八代が、一色の影響でちゃんとお茶を入れたり、きちんとした食事を取るようになったり、食器にもこだわって、人間らしい生活を取り戻していくとともに、恋人と過ごす時間の意味や尊さに気づいていったのが良かった。
どの顔もとても表情がすてきで可愛かったりセクシーだったり。トラウマからの救済という点も丁寧に描かれていて、とても満足出来る一冊でした。
この作者様は好きなとこもそうでないとこもあって、読んでみなければ判らないって感じだったんだけれど、これは私の思う良いところが詰まっていて良かった
ラブな感じでエロいから、安心して読める
しかし、一色係長は夢でエロいBLゲームのキャラクター役になって部下を甘甘エロモードでもてなすのをなすがまま受け入れるしかなくて、目覚めても記憶があるとか、これは意識しちゃうよねぇ
中学生の時、遥の窮地に知らんぷりしてしまったことを悔やんでいて、今度は見捨てないって思ってるからなんか添い寝友達みたいになってしまっているけれど、本当は変な展開よね
でも、ツルッと飲み込んじゃったね
遥はプレイヤーだから、夢の中でも意志で動いてる訳だけど、エロいゲームの世界だからトーマ様と甘甘エロくなっちゃうんだよね
話がタロットカードのお呪いでゲームの世界が夢で展開されるっていうファンタジーだから、トーマ様の角付派手な見た目と、係長のスーツイケメンと、同じ顔で2つの味わいがただただ楽しい楽しい
どんな突飛な設定でもこんだけ色々とマッチしてたらツルリツルリ飲み込んで楽しんでしまうもんね
係長がキスしてきたのは夢が続いているってこと?くっついちゃうと夢と現実が混ざっちゃうのか?
乗っかっちゃってる状態で目が覚めたの最悪よね
ちょっと乱暴な展開でトラウマを克服できて2人はひっついて、めでたしめでたし
不眠は深刻だから、眠れるようになって良かった