ボタンを押すと即立ち読みできます!
いかにも外国人攻めに日本人受けって感じの、さらさら黒髪かわい子ちゃんなのですが、"いかにも"が存在するということは、なんだかんだ好きなんですよ売れるんですよこういうのが。
◾︎レオナール×文弥(ワーホリでパリにきた)
最初は取り繕った笑顔に頬が引きつっていた文弥が、窓から飛んでみたり、お風呂を借りに突撃してきたり、横着な性格であることがわかります。そう、人はギャップに弱い笑
後半、文弥がレオナールを失望させたかと感じるのですが、そこまでガッカリさせるようなやり取りでもなかった気がして、そこの文脈に乗れなかったのが残念。恋が冷めるようなこと言ったかな?文弥ってレオナールに好かれてるって気づいてなかったっけ?
でもいざ好きと気づいたら臆病になるっていうのは分かる!
考えるな感じろ的部分も多いお話ですが、soie先生の個性的な絵柄と相まって、素敵な作品でした。
萌〜萌2
フランスでのお話なのかな?
アパートの向かいに越してきた住人に必ず恋するレオナールと、日本からワーキングホリデーで来た文弥の日常を描いたお話です。
結構あっさりしてます。
初めは男であることにガッカリしていたレオナールも、あっという間に文弥に恋しちゃいます。
そして、文弥も居場所を与えてくれるレオナールに恋して…
特に盛り上がりもありません。
コマ割りが独特というのか…読む順番に悩みました。
あまり印象に残らないお話ですが、ハッピーエンドなのは良かったです。
初読み作家さんです。
まず表紙の透明感あふれる美しい絵柄に惹かれて読んでみようと思った作品です。
中身の絵もスッキリ綺麗な絵で台詞も少なく読みやすかったです。
舞台はおそらくフランスのパリ。
そこに日本からやってきた青年文弥と通りを挟んで文弥の部屋の真向いのアパルトマンに住むフランス人のレオナールのお話です。
おしゃれな街らしく家の中や街並みもスタイリッシュで、昔見たフランス映画のようでした。
主人公2人ともノンケで、過去や家族の事が描かれているのですが、欲を言えばもう少し2人の奥の深いところまで知りたいな~と思いました。
全編描き下ろしのようなんですが、センスの良さを感じるのでこれからも注目していきたい作家さんです。
■プロローグ
フランス人の主人公レオナールは、いつも向かい窓の住人に恋をする…。
同じように繰り返される毎日に飽々していた彼は、遠い異国の地から向かい窓に越してくる住人に憧れ、恋焦がれていた。
そんなある日、内気で微笑みを絶やさない日本人の青年、文弥(フミヤ)が引っ越してくる。
住人が女性でない事を残念に思っていたレオナールだったが、初めて「不安で揺れ動く本心」を打ち明けた文弥に惹かれて行ってしまい…!?
■感想
まるでミュージカルを見ているようなストーリー展開には目を見張る所があります。
節々にアクセントとしてフランス語が散りばめられている点も、グッと惹かれました。
特徴的で、シンプルでありながら独特のオシャレ感がある作画も高得点です。
キャラクターの表情、ストーリー展開、作画、と全てオススメなのですが、
独特の雰囲気から「読む人を選ぶ作品」と判断したため、評価を「萌」とさせて頂きます。
パリ(作品中では明らかに特定されていない)で出会ったフランス人と日本人が恋に落ちるお話。
作者さんはオリジナル初コミックスとのことですが、ストーリーの構成や展開がいいです。
まず、二人の出会う場所が向き合う窓のお隣さん、
手が届きそうな位の近くに見えても、簡単には越えられない。
この距離感の設定。
二人のどちらもゲイではないのに恋に落ちてしまう異邦マジックも、なんだかすんなり納得できちゃうし、
表情の見せ方もいい。
ストーリーやエピソード、全体の雰囲気はとってもいいと思うんだけど、どうも、この今風の、フルデジっぽい硬質な絵がきれいすぎて、萌がプラスとはいかない感じかな。