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155/211(合計:2106件)
新田祐克
雀影
新田さんの絵って、やっぱり、この、気の強そうな目がいいなぁ。 先代姐に生き写しの組長の息子・透。 女顔と華奢な躰がコンプレックスで、意気がってはいるけど、まだそれらすべてが自分魅力だと認めて使いこなすだけの、覚悟も頭もない子供。 そんな透が、六実といることでどんな風に成長していくのか。 結構先を長く見据えた設定みたい。 でもとりあえず今は、透は六実とのセックスに溺れているだけの、ツン…
高尾ふゆ希
このカバーの雰囲気から、この中身を想像しろって言われても、それは無理。 厚い唇をへの字にして、上目遣いで睨みつけるような男の子達が、とにかくひたすらやりまくる本。 とにかくやる。 意味も無くやる。 バカバカしい理由をこじつけてやる。 電車の中だろうが、 学校のトイレだろうが、部室だろうが どこでも構わずやる。 そんな、801マンガらしい801マンガ。 絵がちょっと昔風…
ミエノサオリ
このカバーイラストはすごく素敵。 本編も、繊細できれいな絵です。 お話は、好きだったのに、事故で死んでしまった従弟にそっくりな人と偶然であった主人公が、なんだかんだしながら、結局そいつをおとすはなし。 このストーリーの芯それ自体はそれ程悪くないと思うけど、主人公、まだ高校生なのに、あんなに小さくて華奢なのに、あんなにかわいい顔しているのに、 ろくでもない男とっかえひっかえ状態 …
秀良子
あまりにも両極端な二人なので、強く、強く、惹かれあってしまうのね。 見知らぬ女の子に告られて、まず思うのが 「罰ゲーム?」 そんなネガティブ君が、唯一素直に好きなのが 犬のうん○を踏んでも 「今日はウンが、ツイてる」 って笑ってる、幼馴染みのポジティブ君。 この二人が、ただの幼馴染みじゃなくて、ちゃんと自分たちは好きあって、お付き合いしているカップルだって認識しているところがなん…
日野ガラス
お話的には、やっぱりこの位の長さがあった方がいい。 表題作は、エピローグ+前・後編+プロローグ。 時間的には7年くらいの年月の話。 でも、物語的には、出会いと、恋人になって初エチのふた山。 物語の核が少ない分、そこはしっかりかいてある。 エチシーンも、がんばって、たくさんページを費やしている。 ただ、これだけ丁寧に、ページを費やして書き込んでいる割には、萌が燃え上がってこない。 …
西原ケイタ
ホモになる。 ま、それがBLだし。 悪ガキ仲間4人のそれぞれの恋模様。 みんな頭悪いけど、ウブで、純情。 ケンカ上等!で、ケンカだったら誰にも負けないけど、恋ってどうしたらいいのかわからない。 バカなの、 かわいいね。 この作品に出てくる子たちは、子犬とかがよちよち遊んでて転んだりすると無条件にかわいいのと一緒で、そのバカっぷりが、かわいいとしか言いようがない。 絵…
せら
BLとしての王道なだけでなく、ロマンスマンガの王道。 たくましくてハンサムで、脱ぎっぷりのいい攻め。 素直でかわいらしくて前向きな受け。 素晴らしい砂漠の風景。 アラブやアフリカに独立の嵐が吹き荒れる前の時代。 ヨーロッパにもまだ王室や貴族がいた時代。 砂漠の遺跡にロマンを馳せる幽閉同然の呪われた王子と、若き英雄の砂漠の王。 出会うはずのない二人が、砂漠の遺跡発掘地で偶然で会…
ARUKU
最初、絵を見て、あまりの硬さに、これはどうしようかと、、、 でも読み進むうちに、不覚にも涙腺決壊。 身分差や、障碍設定って「泣かせ所」だけで泣かされる訳じゃない。 もっと、物語全体が持っている力が、読んでいる私の感情も動かすのよ。 これで、この作品たちの絵が、もっとすんなりすっきりお上手できれいな絵だったら、逆に心に引っかからず、ふ~んで終わったかも。 マンガ家さんに、これは褒め…
あべ美幸
それも8歳。 こんな所から始まるBLって、、、 レンは8歳、それもただの子どもではなくて、狼犬と共に裸足で山野を駆け回る野生児。 オマケに舞台はカナディアンロッキーの山奥。 恋愛が膨らむために必要な「言葉」から、何重にも執拗に遠ざけられたところで生まれてしまった愛は、揺るぎなく強固だけれど、育ち方を知らない。 そして、その種を蒔いたハルは、種を蒔いたことすらそっくり忘れてしま…
振りまく愛 1巻では、ハルが愛を撒き散らかすだけ振りまいて、虜にして、忘れて、 レンにもまだハルに繋がる言葉がなく、2度目の別れを迎えて、 そして、ハルがカナダにレンを追いかけていったところで終わりました。 この2巻では、レンは、揺るがない思いをしっかり持って、自分で選択して日本でハルと一緒に暮らしています。 レンの中ではハルへの愛は揺るぎなく、この寂しい子どもであるハルを、何と…