雀影さんのレビュー一覧

BLシンドローム コミック

椎名秋乃 

基本的な作品

BLで商業誌の短編の、ごく基本的な展開の短編の盛り合わせ。
レベル上げクエストみたいな、、、
う~ん、、こんな風な、新人育成マニュアルでもあるのか???

というわけで、だれでも一度は通る道、的な、基本的な展開。
キャラの絵はみんな美人さんできれい。
でも、
トーン使いすぎじゃね?
効果線しつこくない?
つか、
デジタルワーク、やりこみすぎじゃね?
さらに、
エロがたっぷり…

0

純愛えろ期 コミック

彩景でりこ 

やりたいさかり

やりたい盛りの高校生が、グループ内でくっついて、っていうお話。

彩景さんって、こんなにかわいい絵だったっけ?

コミックス内に3カップル登場するので、それぞれのカップルのエピソードは2~3話ずつ。
んなふうに、登場キャラがリンクしながら続いて、しかもそれが1冊に収まっているコミックスって好き。
さらに、その登場カプがリバったりするともっと好き。
複数カプのスワップはちょっと重くなり…

1

セクシーボーイフレンド コミック

桜巳亞子 

天然杉も

いや、杉じゃなくって、
天然過ぎな子を好きになっちゃったばっかりに、いろいろ擦れ違っちゃうお話。

もっと、いろいろ擦れ合ったりしたいのにね。

見た目近寄りがたい王子様なフェロモン男・九紋が好きなのは、ごくごく平凡なクラスメイト・生田。
天然で奥手で鈍感な生田は、九紋のキスの意味を計りかね…

九紋と生田の思春期ラブに、それぞれの友人・杉原と鬼塚の短編で1冊のコミックスに。

0

スーツを脱いだら コミック

橋本あおい 

思ったら負けだ

流され系の先輩(ただし同じビル内の別会社)・深田を、まんまと絡め落とす年下攻め・藤井のお話。

深田は、自分の方が年上なのにとか、自分は男なのにとか思って強がっているのに、いつの間にやら藤井のペースに乗せられて、気が付けば
「スーツ着てるうちはダメだ」
とか
「じゃあおまえは今日から俺のしもべだ」
とか、
自分でも、子どもっぽい屁理屈を
「思ったら負けだ」
と言い放ちつつ…

1

フェティッシュ コミック

日野ガラス 

もうちょっと読みたかったかな

短編集です。
どのお話も、短編としてちゃんとまとまっています。
いろいろ痛い設定も、上手いこと展開して、結末つけてあります。
エロの分量も十分あります。
でも、
これ、二次創作の同人誌だったら、上出来、大感激レベルの作品だろうけど、オリジナル作品としては、この作品の、このストーリーに至るまでの説明的な部分が物足りない。
どのお話も、もっとしっかり前後のエピソードもつけて、もうちょっと長…

0

beauty & beast コミック

あじみね朔生 

全部、表題作だったらよかったのに

表題作が、予想外にというか、意表をついて、かわいくってモフモフなケモ耳シッポのおチビさんが大活躍。
これはこれでかわいかったので、3話めまではフンフンって読んでいたのに、
あれっ?後半は、全く別な独立した短編の寄せ集めだったのね。

表題作は、確かに、後書きで作者さんが言っているように、おチビさんが出すぎで、BLとしてはぬるいけど、オオカミがとっても素敵だったし、マンガとしては、まあ、普通…

1

いとしの猫っ毛 コミック

雲田はるこ 

ただふんわりとかわいいだけじゃなく

雲田さんの絵って、どのキャラも、実にふんわりかわいくって、みんな、ネコネコしているようでも、おかまちゃんでも、実は全然女っぽくはない。
そして、
ミー君のずるくてだらしないところ。
けいちゃんの無神経で鈍感なところ。
お節介なアパートの住人達、横暴な火野先輩、全く話を聞く気のない頑固なおばあちゃん、等々、、
ふんわりかわいい絵の雰囲気と色っぽさに目くらまされいるけど、こうやって、コミック…

2

Cheri+ Vol.1(雑誌著者等複数) コミック

気持ち年齢設定高め?

新書館の新雑誌、久々に鳥人先生の商業誌掲載ということで、買ってみました。
ここ1~2年は「cab」みたいな、ちょっとマニア向けっぽいアンソロ系の物ばかり増えていた中で、こんな風に、
普通っていうか、
中道っていうか、
王道っていうか、
ちゃんとわかりやすいBLできたのが、逆に新鮮?みたいな。
雑誌って、連載がメインだから、たとえ、連載中の作品に読みたい物があっても、コミックスになるのを…

0

あやしの君の恋煩い コミック

琥狗ハヤテ 

ちびケモがかわいい

表題作は、お稲荷様の守り狐のお話。
キツネ擬人化というより、妖狐が自ら人型変化している?
何故わざわざ人型になって、その上オス同士でさからなければいけないのかって所は、だってそれがBLだからって事でおいといて
このおキツネ様たち、ただ人間にケモ耳シッポを付けただけじゃなくて、ちゃんとキツネに見えるところがいい。
おチビの頃の姿なんて、本当にかわいい子狐だ。
加えて、修学生の頃のホルターネ…

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図書館恋愛[利用]法 コミック

隆巳ジロ 

弾む子ども

表題作、ポンポン弾む元気な少年と、静かであるべき図書館って言う取り合わせがおもしろかったです。
元気が有り余っている少年・真鈴が、図書館の窓に思い切りボールをけり込んでしまったことがきっかけで、その私設図書館の館長の孫・都司と真鈴が出会うという設定も、結構すんなり受け入れられるし、都司が真鈴のピュアさに接するうちに、子どもの頃に味わっていた、物語を作る楽しさを思い出していく展開も、自然な感じでよ…

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