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紺野けい子
雀影
ネタバレ
「Love me thru the night」の翌朝話 律とヒロが初めてセックスした翌朝、実際に受け入れることの大変さをわかっていなかったヒロのダメージを、律がいろいろと気遣ってあげているのが何ともリアル。 商業誌の作品だと、ここまではあんまり描かれない。 そして東京に戻った律は、正社員に誘われていて、そこには能勢もきていた、、、 って、能勢って誰? この本、たまたま店頭で…
水城せとな
買ってきて、ずっと放置していたこの作品、 ようやく読みました。 恋愛を描いた作品としては、確かに読み応えあったし、作品としての出来は極上だと思う。 一般マンガまですべてを含めた「今年の収穫」的な「今年度ベスト」的なものになるような、すごくいい作品だと思う。 それは間違いないけど、この作品はBLじゃないでしょう っていうか、私の思う「ファンタジーとしてのBL」の範疇の作品じゃない。 …
門地かおり
デビュー作のビブロス版コミックス。 リブレで新装版は出ていないようなので、古書でゲット。 表題作は、かわいらしくてじれったい幼なじみもの。 18歳の優柔不断な万能感 キスしかしていないけれど、このグズグズ感に、ほっこり萌える。 カバー絵では半裸な二人だが、平らだけがよこしまな気持ちでいるだけの、単なる部活の着替えシーン。 本編中では、お話の季節が秋から冬とあって、着衣率200%位?…
九州男児
今になって思うと、課長シリーズが、なんとお気楽なギャグだった事よ 部長シリーズになって帰ってきたら、性欲の深淵について考察する、とんでもギャグになっていました。 I.O.離島支部部長となって赴任してきた大宝氏 そこは、離島であるが故に、閉鎖的でゆがんだ世界。 その歪んだ性道徳を語ることで、性の深淵に真っ向から立ち向かう、壮大なストーリー!!! って、大げさな、、、 でも、それが…
高井戸あけみ
ご近所や、職場での出会いを集めた短編集。 自覚的なゲイ(攻め)に、己の性を自覚させられちゃう「受け」くんたちのお話。 「Micky House」「からすとうさぎちゃん」「ピュア」は、黒髪のスタントマン「カラス」こと章が登場、場所も相手もそれぞれ違うが、章は年下のいたいけな子供に、いけないことを教えるのが好き。 「ヴィーナス」 怪我をした先輩に、急遽頼まれた先輩の店は、男の子のデリバ…
児島かつら
紺野けい子さんとか木下けい子さん系統の、厚めの唇が何ともセクシーな絵柄。 ごつ目の手指とか、骨格のしっかりした腕とか、肩とか、あと顎がしっかりしているからかな、柔らかな絵なのに、とっても男男したちょっと、珍しい魅力の絵。 お話も、高校生とか、大学生とか、サラリーマンとか、普通の日常の中の恋愛話で、激しい出来事とかはないけど、登場人物達が作品の中で、しっかり生きている感じが好ましい。
テラシマ
BLと思って、意気込んで読むと、ちょっと肩すかしな感もなきにしもあらずな… 元カノが恋愛関係にがっつり絡む上に、H方面の描写はほとんど出てこない、 はたしてコレがBLかって言われると、BOYがオッサンにLOVEするんだから、少女マンガじゃないのは確かだわねってかんじで。 でも、雰囲気的には、ララあたりにあっても違和感なさそうな、切なほのぼの系? 星と絡めたストーリーや、キャラの表情とか…
角田緑
秘書なのか、恋人なのか、秘書兼恋人なのか 仕事と私情の間で悩むのは、男だからこそ? 会社勤めの経験がない鍋島は、秘書の使い方がわからない。 秘書の仕事に、人一倍誇りを持っている斉藤は、自分を使ってくれない鍋島に不満を募らせている。 でも、不満や不安は、仕事の所為だけ? 斉藤は生真面目で、仕事と私情は分けてしか考えられない。 自分の秘書の仕事にプライドがあるだけに、例え鍋島を好き…
この加賀見君は、あの加賀見君なのかな? 特段の説明的な物はないけれど、たぶん、「プリンスチャーミング」の主要キャラの一人だった「加賀見」が主人公。 鍵を無くしてアパートの部屋に入れなくなった加賀見、そこへ隣人の水尾が帰ってきて… 無自覚だった水尾が目覚めるまでのお話。 水尾の行動の説明役で「35度~」の、超虚弱体質な彼も登場。 表題作の他に短編3本とオマケマンガ。 課長さんの意…
依田沙江美
先生と生徒物だけど、この、「小悪魔高校生」がリアルに高1っていうか、15,6の子どもっぽくて可愛い。 昴の子供の論理と、ウブな子供の昴を、好きになってもいいのか迷う、一通り遊び尽くした大人の石倉先生のすれ違い。 高校1年生は、やっぱりこの位、コドモでいいし、 大人はやっぱり、このくらい振り回されているといい、 大人になるのなんて、ゆうっくりでいいのさ。