total review:289578today:10
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
86/211(合計:2106件)
吉田ゆうこ
雀影
お顔大アップ表紙本。 今までの吉田先生のコミックスの表紙って、なんか頼りなさげにぽつんと立っているイメージがあったから、このデザインはちょっと意外。 でも、読んでみて納得。 伊飼の瞳の中に映る本間の後ろ姿って、確かにこのお話の肝だ。 本間が表に見せている顔の、その裏の本心を、しっかり見つめて見極める。 ストーリーの全てがここに集約されている。 ちるちるの作者インタビューに、途中から…
桃月はるか
優しくて爽やかな好青年のイケメン俳優のカズオミだが、春生限定の真性超ドSで、私性活では春生が泣くまで苛めまくるエロ暴君。 このあらすじの時点で「真性超ドSのエロ暴君」は地雷の可能性が高いと気づけばよかったんだけど、ちょっと油断した。 このカズオミが、絵柄はほんとに爽やかイケメンで、お話の最初の方は、同居の恋人同士のちょっと言葉攻めっぽいいちゃラブエチでエロエロしてるだけと思いきや、一緒にお…
香坂あきほ 砂原糖子
ネタバレ
香島みたいな卑怯者。 自分は安全なところから上手いことやろうとする小心な卑怯者同士、より卑怯な方が痛い目見ればいいのに、そこは惚れてる弱みで、結局は赦してくっついちゃうのか、まあ、BLはくっついてハッピーエンドになってなんぼだからな、当然の結末で、めでたしめでたしだよな、な、お話。 多分、原作小説既読(でも未レビュー)。 年下の製薬会社のMRと、年上のお医者様。 仕事相手だし、お互…
雑誌は普段買わないのだが、ドラマCD「誤算のハート」に入っていた「終わらない不幸についての話」が気になったので、とりあえずバックナンバーを密林でぽちっとな。 で、到着したのを早速開いてみたのだが、 あー これは、あれの、続き? ってことは、もっと前のを探してこないといけないのか? で、この号に載っているのも「前編」で、なんかすごいところで終わっているんですけど、続きは? この続きの、中…
いさき李果
表題作は、おつむの中身がすかすかで、高校デビューでがんばっているチャラ男くんを、黒髪のモサ眼鏡がおいしくいただいちゃうお話。 このカバー絵の秋吉の、真っ黒なインパクト。 BL脳の腐フィルターを通して見れば、もう、どこからどう見ても、見たまんまのムッツリどS! でも、浮かれたお子ちゃまの三富はそんなこと、露程も気づかず、自ら罠に飛び込んでしまう。 この手の、むっつりモサ眼鏡好きとしてはとても…
大槻ミゥ
絵がエロ大人っぽいので若干忘れそうになるけど、主人公の片割れの亮平の方は、ジャンクな菓子を食い散らかしながらゲーム三昧な、まだまだお子ちゃまな高校生。 そんな彼に対して、年上の七緒だって、もう働いているとはいってもまだ20代前半。 亮平は、まだ、恋とはどんなものかよくわかっていない(ガールフレンドとはセックスしてるみたいだけど)、ましてや義理の兄になった男相手に、初めての本気の恋をしているとは…
チョコドーナツ
ブックデザインが素敵なふゅーじょんぷろだくとのコミックス。 初出掲載紙がCOMIC Be なので、むしろ非BLの匂い系。 彼女に振られて雨の中、つい拾って帰った捨て猫に、愚痴を言いつつ酔いつぶれて、翌朝目覚めてみると、そこにはネコの姿はなく一人の少年がいて。 人間になって恩返しするという元ネコ。 美形なのがよけいにむかつく。 人間にもネコにも自由に姿を変えられるシロと、いい人どまりの猫か…
いけがみ小5
どの作品も、なかなか変態チックでエロエロ。 確かに最近流行のヘロヘロオサレ系ともデジタル萌絵系とも違う、クセのある絵(強いていえば青年誌劇画系?)で、よりエロさに磨きがかかるみたいな。 一人アナニーが趣味のごく普通のサラリーマンが、後輩と飲んでて酔ったはずみでうっかり後輩のナニを食っちゃう表題作をはじめ、見た目バリバリのヤンキーが懐いてくるのがかわいくて寮の部屋で盛りまくる話とか、幼なじみ…
さがのひを
表題作は、高校3年の17歳から18歳にかけてのお話。 ただのクラスメイトが、ちょっとしたきっかけから気になる相手になり、互いに好きあっているのを確認して、おつきあいを始めるが、大学受験で、一人は地元に残り、一人は東京の遠距離恋愛。この危機をさあどうする? この、初々しい恋には方言がめっちゃお似合い。 恋の喜びや、恋へのとまどいや不安、一生懸命な幼さ。 そんな諸々が、方言でやりとりすることで…
ひなこ
ほんとにいつも凝っていて、素晴らしい。 この本もちょっとマットな肌色っぽいペールオレンジの背景に、文字やイラストは艶々の盛り上げ印刷で、PCの画像ではわからない、実物を手に取ってみて初めてわかるこの手触りが実に感動的。 「ふゅーぷろNEWS」っていうチラシが入っていて、そこに既刊コミックスがずらっと並んでいたのを見て、あらためて、これも、あれも、ブックデザイン凝ってたし、ブックデザインはすごく…