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鈴木ツタ
茶鬼
この4巻を読んでいたら、結構色々忘れていて思わず2巻からひっくり返しました。 それにしても、ツタさんて、他レーベルで描かれている作品と、この異形ものの作品と、うまい描き分けしているな~と、元来がこちらのファンタジー系の作品の作家さんなんだよな、と忘れていた上手さを改めて認識しました。 家の守り神クラヨリ様に、嫁にするとやっと言ってもらったつむぎ。 念願は叶ったけど、家にセツが来たことで過…
ネタバレ
まさにアンソロにふさわしく、各作家さんの各妄想がてんこ盛り。 自分の妄想世界ですから、一見ストーリーもありながらエッセイマンガで展開。 対象は、普段自分たちが目にし、手にする身近なモノばかりですから納得や想定内の妄想もあれば、なんやこれ~!?的な妄想もありの、それはバラエティに富んでいます。 しかしながら、実際読み終わってゲップ、、ちょっと疲れちゃいました。 詳しく説明されるより、特徴を抜…
九州男児
『課長の恋』から続いてきた『部長の恋』がこの巻で完結です。 あらゆる性的な事を禁止する離島に左遷になった大宝部長とそれについてきた原田君。 一体どうやって収拾してラストに持って行くのかとっても興味がありましたが、まさかそこへ行くのか!? まさに本の帯「涅槃エロス」にふさわしい(?)男×男を宗教の高みまで引き上げた大宝部長たち??? 島の男達を解放するべく、愛の伝道師となったお話でした(美化…
shiwo
猫が人間になってというお話、あまたあります。 どれもそれなりに、猫好きのツボをついて、感動を与えるものが多いですが、これも思わず胸が熱くなる! え?BL??っていうお話かもしれないけれど、登場人物それぞれの”愛”の形が見えて、すごくあったかくなれるのです。 キャバクラ帰りの男が、偶然捜している人に似ているというだけで声を掛けてしまった為に、そこにやっかいになることになった猫又のしらす←拾…
石原理
08、09年の作品と描き下ろしを加えて構成された第二巻。 一巻の最後の掲載が03年でしたから、5年も間をおいて、続いていたことにファンとしては嬉しい限りです♪ 時は震災前のモダニズムあふれる東京で、挿絵描きの出泉と、出版社編集の南くん、芝居小屋看板役者の葛葉というレギュラーメンバーによって繰り広げられる、ちょっとオカルトなミステリー(コメディ)。 前作に比べてBL(ML)度はかなり低くなって…
水城せとな
いよいよ後半に突入しましたが、なお一層混迷模様の主人公達。 5巻のラストで光太郎は菊池と再会したのに、この巻では菊池のキの字も出てきません。(かわいそうに、、また登場するのかな?) 読むにつれて、この作品の登場人物、誰ひとり好きでない事に改めて気がつきました。 みな、自分がかわいい、自分が大事。 若さもあるのかもしれないけれど、人を考えるよりまだまだ自分で手いっぱいなんで、独りよがりになっ…
阿部あかね
06年ビブロス版の新装版。 これって描き下ろしが表題なんですね。 旧版と違うのは、この表題作の元になった短編『朱いプロポーズ~おべんとう編~』が載っていることです。 いや、何かこのおべんとう編が番外みたいで、本編が描き下ろし作品でメインだなんて、、BBCの安部作品は本当、構成が面白いな~(愛の言葉をうらがえしもそんな感じでしたもんね) 表題、めっちゃ可愛い!! 瑶太が幼馴染の晴美にツ…
DUO BRAND.
この下巻が本当の本編です。 尊敬していた師匠と再会した月夜は、再び師匠に捕えられようとされるのですが、勒歌と草薙の援護により、主人とイヌではなく、草薙本物の恋人となるという展開。 幼い頃師匠に拾われ見出された月夜は、盲目的に師匠を慕っていたのですが、それは月夜の才能があるが故の、師匠の飼いならしだったということ。 師匠はキメラを創りながらも、何でも言うことを聞く自分だけの犬に月夜を仕立て…
上下巻同時発売はよかったです。 この作家さんの続きものは、一巻が序章的あつかいで次からが怒涛の展開を迎えるので、上巻だけだったら不完全燃焼で燻ること間違いなく焦れてしまったでしょうねw 上巻と下巻を並べると、表紙カバーの絵が続きになるようにできていて、雰囲気を伝えています。 自らの意思を持たず、人間に奉仕するためだけに創られたモノ。 主人の命令をどこにいても聞き分けられるように、そして…
木村屋かこ
表題は同人に加筆修正した書き下ろしで構成されている作者さんの初コミックです。 最初にさらっと読んだ時、印象が薄く何となくわかりづらい感じの登場人物達の気持ちだったのですが、2、3度読み返して何気に味わいがあるな、、と。 実際のところ、モノローグやセリフは、各章ごとで視点が変わるから、その視点の言葉だとは思うのですが、どちらのものかわからない部分があったので、じっくり読んで初めてわかると言った、…