茶鬼さんのレビュー一覧

Mの劣情 (初回限定版) コミック

日向せいりょう 

トーンの変化が楽しく、バカワンコが楽しい♪

この作家さんの絵って以前も思ったんですが、何か伏し目がちの絵が多いんですよね。
だからか登場人物が余り目線を合わせてない感じがして、でも逆に目を見開いた時のギャップがあって、それが感情表現になっているのかな?とも思えました。

この本は一冊まるごと『Mの劣情』でできています。
幼馴染の龍司と恵が大学で再会するところから始まって、恋人になるまでの前振り話と、なってからのお話の2部構成なんです…

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限定ドMリーマン(アンソロジー著者等複数) コミック

Mの表現にSは必須か?

先月は「ドSリーマン」そして今月は「ドMリーマン」
”ドS”という表現を使うことに、先月は疑問を抱くような内容でしたが、果たして今月は?
・・・SとMは表裏一体なんだよな~と思いましたが、いや、こちらの方を”ドS”にしたほうがいいんでないか?という内容でした。
それはMを表現するのに、Sが必須という前提のもとで描かれているからでしょう。
やはり、こういったテーマものは、それぞれの作家さんの…

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Citron VOL.3(アンソロジー著者等複数) コミック

3号にしてプチチェンジ

前2号は表紙付きでしたが、今号から他のアンソロと同じような装丁に。
そして少し厚みも増し、何と巻頭に今勢いのある作家「雲田はるこ特集!」
草間さかえ氏の「やぎさん郵便」←確かCab連載でしたよね?がこのシトロンにて再開。
この雑誌、好調のようです。

現在ファッション雑誌CLASSY誌上にて三浦しをん氏の「舟を編む」の挿絵を担当してらっしゃる雲田はるこさんなので、三浦しをん氏との対談が実…

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雨音の唄 コミック

井上ナヲ 

進化が見られた待望の2冊目

待ちに待った井上ナヲさんの2冊目の単行本。
CRAFTにて既読でしたが、今回の表紙装丁がどんな感じになるのかすごく楽しみでした♪
丁度今の季節にぴったりのブルーが印象的に使われた表紙。
この作家さんの特徴の優しさが何気に表紙から溢れてきますね。

前作の時は、読者がかなり想像力をこらして読み説かなくてはならなかったんですが、今回はセリフも増え、コマも少し細かくなって登場人物達が身近に、訴…

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じゃあ毎日会おうよ! コミック

姫加戸りか 

BLなのにソーローって・・・萌えますww

いやぁ、若いっていいっすね♪♪
それにこの若者たちの乙女なノートの切れはし手紙のやりとり☆
相手を好きすぎて、好きすぎて、その気持ちが痛いほど伝わってくるのに、ソーローってどうよ!?(爆)
彼等には、色々試行錯誤して頑張って合体までやり遂げて欲しいですww

まだキス止まりの千歌と怜。
やりたい盛りの青少年なのに、デキないのは、千歌がソーローだから。
ソーローなのに、攻めっていうのを…

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隣のオトコ コミック

香鳴やこ 

おバカワンコが傑作でした♪

作者の香鳴やこさんの初コミックだそうです。
表題が一番新しい今年の作品ですが、受けがロン毛のせいかまた、性格もちょっと女々しいので女子?みたいな雰囲気があるのはいなめません。
ただ、後半掲載のシリーズがドタバタしているものの、すでに出来上がったカップルの倦怠期というテーマの下、かなり愉快に進行しており、全体として楽しめた一冊でした。

表題は、恋人の転勤の為別れた主人公・宏が、仕事でスカウ…

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茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

茅島氏のかわいい嫉妬

原作小説2巻に該当する”庭”がとてもクローズアップされた2本がメインのマンガ第二巻。
一巻を読んだ時も思いましたが、実に原作の雰囲気をそのままに、いや、茅島氏のかわいらしさを魅力的に魅せているマンガですよね♪
原作知らない人でも、引き込まれますよ、これは。
自分も、この2巻を読むにあたり原作を読み返すことはせずにダイレクトに行きましたが、あ、そういえばそうだった!って、思い出させてくれました…

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秘書課のダーリン(表題作 秘書課のシークレット) コミック

岡田冴世 

リーマンもの初級編?

昨年出た『不本意』がかなり面白く、リーマンものを得意にしている作家さんの作品でしたので、期待して購入。
しかし・・・
掲載がCielだったからでしょうか、リーマン萌えを催すお姉さまには、ちょっと物足りない作品集になってしまったかもしれません(残念)
登場人物は皆どちらかというと若く、若干オヤジが入った人もいるものの、受けではなく、攻め。
これだけリーマンものばかりの一冊ですから、やはりオヤ…

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リヒテンシュタイン博士の華麗なる日常 コミック

真行寺ツミコ 

無自覚ドMの天然博士はブリーフ派

6月に先に出た作品は、天然の天才教授が登場してファンタジーワールドが展開されましたが、それはとても誠実で暖かいものでした。
こちらの作品も天然の天才博士が登場するのですが、それはとてもブラックあふれたひねりの効いた作風。
前作で真行寺さんが極右と言っていたその対極になる作品ですねv
面白さ、てんこ盛りです♪

リヒテンシュタイン博士は箱入りで世間に疎い。
天才によくある傾向で、信じ込み…

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相方 コミック

藤崎こう 

クールな男もイくときはかわいかった♪

藤堂グループシリーズものは結構出ていて、つい優先順位を後回しにしていたところ、新カプで新刊ということで初めて手にしてみました。
中々にセクシーで評判はよいとのことでしたので、ちょっと期待しておったのですが、、、よかった!好みデス♪♪
”男”しかも”セクシー”なのがいい!!
実は、この陣とジュンのカプは本編中、キスとフェラまではありますが、まだ最後までありません(ということは、、、続くのね?)…

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