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茅島氏の優雅な生活 英国旅行編

kayashimashi no yuuga na seikatsu

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表題作茅島氏の優雅な生活 英国旅行編

傲慢な茅島家お抱えの庭師
茅島澄人,名門の家柄の天然当主

その他の収録作品

  • パーティーとお嬢様と英国式庭園~前編・後編〜
  • 歓喜する五月1・2・3
  • 小説 小泉柾木による茅島氏との邂逅談
  • まいにち、しあわせ
  • あとがき・大反省会(麻々原絵里依)
  • あとがき(遠野春日)

あらすじ

由緒ある家柄と莫大な財産を持つ茅島氏は生きることに怠惰で孤独な資産家。
そんな茅島氏が初めて欲しいと望んだのは地位も財産も持たない傲慢な庭師だった。
一途な恋をして変わりはじめた茅島氏は愛する庭師と英国湖水地方を訪れるが・・・!?
描き下ろしマンガ「いつも、しあわせ」小説「小泉柾木による茅島氏との邂逅談」収録

庭師x富豪。
茅島氏の謎に包まれた私生活と情熱的な恋愛について。

作品情報

作品名
茅島氏の優雅な生活 英国旅行編
作画
麻々原絵里依 
原作
遠野春日 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
茅島氏の優雅な生活
発売日
ISBN
9784832286900
4

(91)

(38)

萌々

(30)

(17)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
25
得点
365
評価数
91
平均
4 / 5
神率
41.8%

レビュー投稿数25

たよりない茅島氏が可愛すぎる

省略部分も多くありますが、内容が損なわれることなく、とってもうまく纏まっていて驚いたほど。原作つきの作品ではかなりなクオリティの高さだと思います。
お嬢様との仕組まれた出会いから、イギリス旅行までのお話ですが、庭園や街並みの風景も素晴らしいし、個人的に楽しみにしていたシンゴとレスリーカップルもイメージ通りだし、これほど満足度の高い漫画化された作品ってちょっとないかも!

表紙もまたほんとに溜息です。この二人の関係がわかりますよね。
つんと取り澄ました茅島氏を、庭師が背後から柔らかく庇いながらエスコートしているようにも、引きとめているようにも見える。
茅島氏が愛しくてたまらないという庭師の表情もいいです。
眺めれば眺めるほどうっとりします。

途中遠野さんの短編小説も挟まれてますが、いやまたこれがけっこうじわっといい話。
茅島氏はちょこっとしか出てこないのに、しっかりと存在感がありながらの、秘書の小泉さんのお話。
彼がどういう経緯で茅島家に仕えるようになったか、たしかに気にはなっていたんです。おおかたコネだろうとは思ってただけに、ちょっと意外でもあったし、茅島氏らしいと言えば、らしいし。

緒方兄弟が出てこなかったのが残念。麻々原さんの聖司がどんだけ美しいか、ものすごく楽しみだったのに…


4

天然不器用お坊ちゃんにメロメロ

茅島さんが相変わらず可愛すぎる英国旅行編でした!
何度もセックスシーンが出てくるのに、何度でもドキドキ出来ます!

前半は喧嘩してギスギスしてる二人の話ですが、結局好きで離れられない二人。茅島さんが無口で無表情なので何を考えてるのかわからない時がありますが結局庭師の事が大好きでもんもんとしてるだけで、ホッとします。
英国旅行編でも庭師が昔の男に戻ってしまうんじゃないかともんもんとする茅島さん。
不器用で上手く立ち回れなくて一人でもんもんとしてしまう茅島さんに庭師もメロメロです。
今まで何にもあまり興味を引かれなかった世間知らずのお坊ちゃんが初めて強く欲した庭師。不器用ながらに気持ちを伝えようとします。天然でどこか抜けていて箱入り息子な感じの茅島さんに私も庭師同様メロメロになってしまいました!

1

ガーデニング愛好家ならファンになる

娘と縁組を父が仕掛けて、避暑地の別荘を娘に案内をさせる、と言う物語ですが、庭のデザインや植栽の話が面白くて、のめり込んでしまいます。
ガーデニング愛好家なら、きっと好きになる物語。

後半は、英国の庭をまた見学する旅のお話。澄人さんも、庭作りに興味を持ち始めて積極的に参加しています。
今回は、澄人さんから、そろそろ庭のデザインを変えてみて欲しいと言う要望を受けて、ロンドン郊外のマナーハウスを訪ね歩く計画を立てていました。

明治維新と戦後の二度、日本は華族階級の廃止などで伝統技能師にとって有力なパトロンを失ってしまって芸能の廃頽をまねいてしまいましたし、城の解体を強制したりで、文化と文化を支える人達を失ったので、英国に残る貴族制度が本当に羨ましい。城の大型建築物の木造建築技術を失った事は、本当に痛い損失だと思う。


1

絵になるとまた良い!

小説も情景が浮かびますが、コミックスになって絵がつくことでさらに良くなったと思います。
特に、英国旅行中は、庭の感じや旅行の雰囲気が想像だけじゃなくて絵によってわかりやすくなっています。また、庭師の攻め様が男前でよろしい(笑)
彼が茅島氏のことを受け入れて、庭師に固執せず(仕事としてはちゃんとしてます)お屋敷に住み込み、受けのことを丸ごと愛してることが前作で描かれてますが、そこがもうイイ!器が大きい。御曹司に変なプライドを持ってないし。

そんな二人にも相応にいろんなトラブル?悩みどころ?が出てくるのですが、なんだかんだで乗り越えていきます。
あーこのまま将来の二人を見たいです。昔の作品だけど、その後を書いて頂きたいです。

1

器用にする必要のない羨ましい茅島様

やっぱ可愛いなあ 茅島様。
なんか好き嫌いの件で、二人して気まずくなっちゃったところか始まるけど
まあ可愛い可愛い・・・
別のシーンでは「うるさい」とか言ってる可愛い茅島様。
感情を揺らせることができるのは庭師絡みのことだけのようです。
この巻では、日本で政略結婚的なたくらみをかわしたり
英国に二人でいって、庭師の昔の男にあったり。
色々あるけど、結局仲良しさんです。

不器用なままでも、思わず周りが手を差し伸べ
フォローし、寄り添ってもらえる、愛すべき小動物?
いやお金持ちだし やんごとなきお血筋だったはず、失礼しました。
でもなんだか私には、手の中でぷるぷる震えているヤマネ とかの
イメージが。
どうしてだろ、茅島様、全然震えてないのにな。
さみしーさみしーって言ってるように感じるのかもしれない。

血筋、資産などの引き換えの孤高は、いたたまれないけど
ちゃんと自ら手を伸ばし、手にした大切な存在(庭師)。
二人で頑張れよ と応援する側に回りたいー、やっぱり。
お屋敷で採用してほしいー。

そういえば、それ(血筋、資産)をものともしない
庭師も大物だったのね。
1巻ではちっと揺れたみたいだけどさ。

5

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