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表題作茅島氏の優雅な生活 2

“俺” “彼”こと庭師
茅島澄人 氏

その他の収録作品

  • パーティーとお嬢様と英国式庭園
  • 歓喜する五月~英国旅行編~
  • 追想の終章
  • まいにち、しあわせ
  • MISTY BLUEにて
  • あとがき

あらすじ

茅島氏と庭師の青年は英国湖水地方を訪れるが、そこには庭師の昔の親友がいて!? 人気シリーズ、待望の文庫化第2弾!!
出版社より

作品情報

作品名
茅島氏の優雅な生活 2
著者
遠野春日 
イラスト
日高ショーコ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
茅島氏の優雅な生活
発売日
ISBN
9784344816626
4.1

(71)

(32)

萌々

(26)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
13
得点
291
評価数
71
平均
4.1 / 5
神率
45.1%

レビュー投稿数13

素晴らしすぎて頭抱える

やっぱりこのシリーズ最高!!!
久し振りにちるちるプロフの好きな作品に追加しました。

ページ数が少なすぎるよ、薄すぎる!もっと読ませて!
二人の日常を永遠に追い続けたい!!と鼻息荒くしている私はどシリアス大好き人間なのですが、この作品に関しては例外なんですよね。
読むのがとても楽しくて終始ニコニコ…いや、ニヤニヤしていました。


今回の茅島氏もとても愛らしかった!
喧嘩して拗ねているかと思えば滞在先に彼を呼びつけて「好きなんだ」と訴えるころが可愛い~~~言葉少なだからこそ発する一言の重みをひしひしと感じる。

ガラス細工のような人をいじめ(愛ある)たくなる気持ち分かるなぁ。
中かきまぜた指を舐めさせるとか読者側からすると恐れ多い背徳感?のようなものでゾクゾクくる。

好きな人が教える植物の名前は決して覚えないけど、いつでも教えてくれる大好きな彼がそばにいればいいって考え凄く好き。

仕事中は雇用主と労働者の関係なんだけど、プライベートではきちんと対等(庭師が優位なこともちょくちょくある)と感じさせてくれるのも心地いい…!
そもそも富や名声にちっとも目が眩まず互いの愛にベクトル振り切っているところが最高に推せる。

体が素直すぎるのも良き。
場をきちんとわきまえそうなのに、外でも人目なければえっちなことに気乗りする茅島氏が可愛らしくてしゃーない。

こんな茅島氏に一生愛を注がれ注ぎ返せるのは「彼」しかいないなという庭師のいい男ぶりも各所から伝わってくるので私の心は忙しいです。

早く次も読んで甘いオーラめいいっぱい分けてもらおう。

0

茅島氏を愛でるシリーズ第二弾

1.パーティーとお嬢様と英国式庭園
 お嬢様がノリ気だったら悲惨でしたね。
全然ノリ気じゃなかったですが(笑)
ってかお嬢様、秘書と結婚出来たらいいなぁ…。
1巻でも感じたが…山添夫人は好きじゃないわ~。

2.歓喜する五月~英国旅行編~
 庭師の説明聞いてると庭園画像探したくなる(←実際に行けたらどんなに良いか…)
茅島氏が庭師の友人(肉体関係有り)に嫉妬したり~庭師の裏目に出まくる気遣い~編(*´艸`)
…ってか茅島氏、修学旅行とかにすら参加したことないのね。
取り敢えず…例え友人としか思っていなかったとしても、肉体関係を持ったことのある人間のところにつれていくのはちょっと…配慮が足らんよ、庭師。

3.追想の終章
 茅島氏をベッドに姫抱っこで運ぶために日々のエクササイズを怠らない庭師…(*´∀`*)
ラブラブですな~私も誰か抱っこしてくれ←
ふみゅ…庭師よ…お疲れ様でしたー大きなお世話的行動でしたなw

4.まいにち、しあわせ
 もぉ~皆さん、茅島氏が可愛くて仕方ないんですね。
分かりますよ~その気持ち。
庭師と千葉の某巨大遊園地…一体何に乗るんだろうか?
初アトラクション(?)への反応が気になるなぁ…。
庭師が傍にいれば行列の待ち時間なんて問題にならない発言…心底思ってるらしいとこがめちゃ可愛えぇ~!!!
微妙に小泉が黒い気がしてきた(笑)

5.MISTY BLUEにて
 緒方兄弟がとても気になりました。
京(弟)の足の怪我と悠一(兄)…過去に何があったんでしょう?
茅島氏シリーズで描かれたりは…しないですよね~?
気になるなぁ…別作品であるのかな?

4

あぁもう、かわいいなぁ。

さて、茅島氏の相変わらずっぷりにますますハマっていく2巻。
庭師のベタボレ具合もいい感じに前面に押し出されてきて、面白さがアップしました。

今回はなんといっても茅島氏のヤキモチがかわいかった…。
好きだと素直に言いつつも微妙にずれている茅島氏の気持ちを推し量るのは難しい!
庭師よ、苦労するね…と思いつつも、もっと振り回してやるがいい!と意地悪く思ってしまうのです。笑

庭師のためならめんどくさいお宅訪問もしちゃうし、人混みだって行けちゃうし、もうこれだけ思われるなんて羨ましいぞ、庭師よ。
凛として取り澄ましている茅島氏が、庭師の前だけで乱れる姿がもうたまらんです。
ほんとにもうかわいいなぁ。

読んでいる間は、屋敷の使用人同様まるで二人を見守るような気持ち。
小泉に乗せられている庭師、サクッとトゲを刺す小泉のやりとりに笑ってしまいました。
確かにみんな茅島氏に甘いけど、十分あんたもあまあまですよ。下見したいなんて。

1巻に比べて随分と感情が豊かになってきた茅島氏。
恋は偉大だなぁとしみじみ思ったのでありました。

4

これは茅島氏という迷宮の推理小説?

クリスマスに、もっとも大切な人には何をプレゼントしますか?
……あ?そんな人いない?そ、そんなこと言わないで……。
では、もしアナタが茅島氏だったら、「彼」に何をプレゼントします?

「1」から見るとだいぶやわらかくなってきてはいますが、
相変わらず行動が突飛で、何考えてるか難解すぎる美しい貴族の物語、
淡々として優雅な日常を描いているだけなのに、なぜこうもハラハラするのか。

それは茅島氏そのものが「謎」だからですね……。
突如、冷たかったり、ひとりで海に行っちゃったりする行動の理由は……
3回転半ぐらい発想の転換が必要だけど、なんかかわゆい。

ページをめくっていて「まだか、まだかッッ!!!」と焦れたのはやはりクリスマス編。
結末は読んでのお楽しみ、プレゼントというのはサプライズがある分
わくわくするものですが、結末はごく茅島氏らしいような、平凡なような
不思議な気分になること請け合いです。

アマアマな話はえてしてマンネリ化しやすいが、
夏からはじまり、秋から冬へと季節ごとのモチーフがあることで
それぞれ移り変わるのも楽しい。
とくに茅島氏の浴衣DEえっち♪は必見です!
美しすぎる医師とのあれやこれやも…うーん。意外に盛りだくさん。

3

2作目

1冊全部ひとつのストーリー。
原作である小説の方の2巻目。
ただし、庭師の彼が昔遊んだ男・・・との
短いストーリーなんかも入っています。

この巻では、澄人さんとの結婚を策略するオジサン(笑)のせいで
その娘である女性が出て来て、少々澄人さんと絡みます。
が、もちろん何の問題もなく。
「BLでメインカップルと絡む女性」がまーまーニガテな私でも
全く問題なく読める内容で、安心して読み進められました~。
むしろ、この女性には好感も持てたり!
そして、イギリス旅行に出かけるお話も入っています。
この旅行での澄人さんのへそ曲がりっぷりもまた、
と~っても面白かったです^^

3

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