茶鬼さんのレビュー一覧

おとうさんは罪作り コミック

深井結己 

おとうさん、かわいすぎです。

深井さんの作品は、痛くて暗いものから、ちょっと痛さを残しながら突き抜けた愉快なものと、守備範囲が広くて楽しめます。
この単行本は、どちらかというと明るい作りの構成になっていますね。

表題作、義理の父と息子の近親相姦(と呼んでもいいのか?)もの。
おとうさん、外見息子と同じくらいにしか見えませんよ!
でも血が繋がってない、籍さえ入ってなければ全くの他人ですから愛情感情が生まれてもおかしく…

5

ULTRAS コミック

えすとえむ 

スペイン・サッカー・フーリガン・禁断の恋?

他所から見れば些細なことでも、当人達にとっては大問題。
根本的に違う二人は、どうやってその仲を成就させていくのか?
フーリガンなどという熱狂的サッカーファンを主人公にして、おかしくも、切なくも、進んでいく彼らの恋に、最後に愛は勝つと歌ってあげたい!?

"初めてケツだけでイけた"・・・相性いいかも・・・なんて思ったのもつかの間、相手はライバルチームの熱狂的ファンだったこ…

3

意気地なしの幸せ コミック

直野儚羅 

身長差がたまらんです&眉毛が濃ゆい!

若いのか、おやじなのか、身長が低いゆえに年齢不詳の受けちゃん、抱きあげキスが初めてのシチュでした。
足が床についてなくて持ち上げられてるぅ!
かわいいです。

しかし、冒頭びっくりしました。
金がなくて、腹が減ったからといって、コメ袋盗もうとするなんて。
当然フラフラなので重くて倒れて、店主に介護されちゃうんですが。
このコメ屋の店主、背の低いことといったら、、
それにこの店主こと…

2

恋をしましょう コミック

西田ヒガシ 

やっぱりオヤジは優しさです。

こんなにたくさんリーマン・オヤジものを書いているのに、どうしてどれ一つ同じでないのかな。
底に流れるものは、きっと同じなのに、違う個性で楽しませてくれるオヤジの喜怒哀楽は西田作品の宝ですね。

表題作、コンサルタントの小林、きっとすごく仕事のできる奴なんでしょうが、クライアント会社に出かけるのが好きなのは、イイ男漁りをするためっていう、基本の設定がものすごくポジティブ。
そして、仕事人間で…

4

作品ナンバー20 コミック

えすとえむ 

人を想う気持ちが奇跡を起こす

えすとえむさんの作品の主人公達は、皆自分達の側にいるような、今回奇跡のようなストーリーもあるが、それでさえ、現実にあるのではないか?と思わせるリアリティをもって迫ってくる。
男達の深い想いがじんと染みわたってくる。

表題作は、長年想っていたスケッチの絵が白骨死体と共に発見され、その修復をすると、思い続けていたその絵の男が絵から抜け出して、長年謎だったその作家の過去を語る、という話。
修復…

4

あなたをひとりじめ コミック

内田かおる 

先生、教師なのに生徒に翻弄

内田かおるさんのおやじ受けって、何か~ほっとするんですよ。
こんなにガタイがよくてむさいのに、愛おしくって、癒し系ってやつです。
それは、みんな人が良い人達だからなんですね。

表題作と「ぼくの倖せ」「ハチミツなめたい」は同じ高校が舞台でリンクしています。
寮監で先生の安住と、めちゃモテの寮生・貴丸は恋人だけどHはまだ。
苦難を乗り越えて、やっと寮監部屋で初エッチ、、安住先生のほうが貴…

1

奪う男 コミック

西田ヒガシ 

リーマン萌えといったら、やはり西田作品

西田東さんのファーストコミック。
投稿作の「LOOK LIKE」の絵が新鮮です!
題名が全てまさにズバリ!っていうのが気持ちいいですね。

表題作は、学生の頃から自分の後をついて、部活のレギュラーは奪われる、大学も一緒、自分より見目もよく、自分の彼女を奪ったり、しかも同じ会社の同じ部署にきてしまった男=奪う男
彼の本当に欲しいものは奪われた男だったんですね。
結局その奪う男が上司になっ…

5

ANIMAL PLAY コミック

BENNY'S 

顔射顔アップ表紙って衝撃!

"魂の双子""襲え"なんて書かれた帯に、つい井ノ本さんの「ベイビービッチ」と双子にしてお持ち帰りした本誌であります。
二冊表紙を並べると、ものすごく素敵ですよ。
まるごと一作楽しくエロ楽しませていただきました。

「まきばのうた」
いやー念願の東北弁エロでした。言葉に発音するとエロさが半減してしまい、おかしさがにじみ出てしまった。
乳搾りならぬチ…

1

BABY BITCH! コミック

井ノ本リカ子 

タダものでない!

「SWEET」を読んだ時、単に学生が発情してるだけって感があって、あまり評価はしなかったんですが、でも他の作品も見てみないとと、選んだのがこの作品。
ちょっとすごいかもしれません、自分認識改めました。

作者が何を狙っているのか、後味の悪さか、それとも究極のエロか、ストーリーよりイメージとか雰囲気を重視しているのか、そんな小難しい事は考えなくてもいいんですね。
ただ見て思った事だけ感じてい…

3

僕に恋愛は向いてない コミック

藤本ハルキ 

こういう気持ちわかるな~

あっさりした絵で、話もお茶漬のようにサラサラサラと食べられるけど、時々わさびがピリっとしたり、みたいな短編集。

表題作、高校時代に優しくしてくれた友人に恋心を抱いたのに、下心のない優しさを相手も自分が好きと勘違いして振られた経験から、ムチャしても自分でいいと言ってくれる人にしようと、そのせいでとんでもない相手ばかり選んでしまう恋愛ダメ男。
偶然出会った居酒屋バイトがこれまた面倒見のいい男で…

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