茶鬼さんのレビュー一覧

男色 光源氏 嫉妬にもだえる年上の男・六条御息所 コミック

さおとめあげは 

ヤンデレな御息所

さおとめあげはさんというと、Juneのエロエロしか存じ上げないのですが、今回別レーベルから、しかも題名が題名だけにちょっと期待して手に取ってみました。
最初、カラーページがあり、その次に源氏物語の登場人物の名前とイラストが。
ひょっとしてこれ1冊全部源氏物語?と思いましたら、今回はこの六条御息所のみでした。
ちょっとガッカリ。。。でもこれってシリーズになるのかしら?
そして、同時掲載はセレ…

4

COMIC Be vol.15 コミック

神様再降臨!?

先日出た「スメルズライクグリーンスピリット」の興奮さめやらぬ中、永井三郎作品の新連載は、何と!あのとんでもお笑い集団(!?)の【珍神】が帰ってまいりました♪
あちらはとてもシリアスで真面目な面を魅せていたと思うのですが、もう一つの永井作品の特徴的顔、絵が崩壊するようなお笑いギャグ☆
それオンリーで展開する珍神達は、最初から絶好調でぶっ飛ばしてます。
いきなり冒頭シーンは卒業式。え?彼等社会人…

2

甘い呪文はMarry me コミック

卯月潤 

残念セレブ

あれ、卯月潤さんてこんなだっけ?
と思ったらエッチになったらやっぱり卯月作品だったと思いだす~どんだけエロって刷り込みがあったんだ、って自分で自分につっこんだ(笑)

両親を亡くしてオンボロ6畳一間のアパートで一人暮らしをしている蒼佑の元に突然婚約者だと名乗ってリムジンでやってきた外国人レオ。
そういえば小さい頃であった子供が呪文のように「マリミ、マリミ」と唱えていたな~
アパートに押し…

2

愛玩キティ コミック

三島一彦 

ひぇ~!?首・・・ポロリ(驚)

猫耳ラブマシンドジっ子型・・・なんてベタ萌えツボ設定でしょう♪
かわいい格好でショタ風味まんさい☆
ショタ風だとこれはいいわ♪と思うのは実は攻めのカラダに乗せた時のバランスがちょうどいい具合に収まりまして、
本物の人間のショタなら犯罪級でも、ロボットですからねvちょっぴり心の奥に罪悪感を残しながらエヘっ、とおいしく頂いてしまえるという~

またこのドジっ子・エイジの可愛らしいこと!
確…

5

僕の両性具有症候群 コミック

カノンチヒロ 

しめじとあわびのおとこのこ

題名の通りに主人公の片方は玉なしの両性具有(ふたなり)
こういう設定の作品の時、ただの設定でエロエロ展開していくのであれば、それはそれで面白い要素として”ただの設定”として捉えることができるのだけど…
今回の場合
主人公はそれのせいで親戚からも嫌われ転校を何度もし、親とも離れて一人暮らしして、なるべく人と関わらないように生きている。
そんな背景があったので、どうやって受け止めたらいいのか、…

11

あおくて堅い コミック

山田酉子 

大人と子供

独特な雰囲気感がとても好きな作家さん。
今回の短編集は、どの作品もちょっぴり胸が痛かったり、切なかったり、甘かったり、でもそのさりげないキュンがとても奥深い感じがします。
特にこの表題、自分が苦手な学生×大人という組み合わせなのだが、そこに存在する関係がある種の現実を含んで主人公達の気持ちの変遷がとてもキュンをもよおします。
ちょっと独特なキュンなのですが、きっと好きな人にはたまらないものが…

3

世界は君で廻ってる コミック

緒川千世 

執着愛

結構どの作品にも執着があらわれていて、それがヤンデレ風味を醸している。
今まで出た商業作品の断片のような作品達だ、という印象を受け、出典を見ると同人誌の短編集だということがわかった。
これが緒川作品のルーツというか作品の根っこなんだな、と納得。
どれも雰囲気でスタイリッシュに一部を切り取って見事に見せている。

自分の容姿は地味なのにどうして自分が?という主人公に、君は自分のモノだと執着…

4

いじわる恋レシピ コミック

宮沢ゆら 

面倒くさい男

この作家さんの作品2冊目なのですが、絵もきれいだしコマも大きくとても見やすくわかりやすく伝わってきます。
今作は、パティスリーが舞台。
気軽に毎日を楽しむという学生生活を謳歌している主人公・桃李が、父親のパティスリーで人手が足りなくなり手伝いをさせられることに。
そこでとても愛想の悪い住み込みのパティシエ・羽柴の人となりを知り、好きになっていくというお話です。

この羽柴という男が実に面…

1

犬は甘美な夢を見る コミック

鳶田瀬ケビン 

絵が魅せるストーリー

作者さん2冊目の単行本。
デビュー作のレビューにも書いたのですが、それと同様のものを感じました。
前作でも思ったこの絵にはファンタジーはよく似合う。
どの作品にも二人なら怖くないよ。というか、二人の結びつきの必然性の存在。
そして何より、この絵で表現するからこその、いわゆるよくある展開というのが独特の味を持って、その他沢山の中に埋もれない独自性を持つということ。
自分的にはやはりファンタ…

3

落ちる先には練乳地獄 コミック

葉月つや子 

モ、モ、モザイクーーー!号泣

やっとやっとやっと!!出ました♪葉月女史の練乳ちゃんv
肉体派!がなくなってはや幾歳月(一作年)ガッチムッチに惜しみないエロが楽しみだったのに。
他作家さんのがぼっちりと単行本化の中、葉月女史はいつになるのだと首をなが~くして待ったかいが・・・
しかし!!
葉月作品の一番の魅力は、竿と袋ですのにまぁ~見事にモザイク加工されちゃって、
一番いい見せ場なのに、消しゴムで消してもダメですか?(…

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