茶鬼さんのレビュー一覧

三兄弟 小説

バーバラ片桐  タカツキノボル 

どんだけ天然な次男なんだよ~ww

実にまんま・・・ww
兄と弟が真ん中の次男に激しい執着を見せて、争いながらも「3人仲好く」の言葉で二人で次男を共有するということになる、
次男の意思はどこにあるかといえば、何か余りないような~ww
人身御供的な?
そういう意味で、内容は薄いです。
そして兄弟3Pものとしては王道かな?

両親が亡くなって3兄弟で暮らしている氷室家。
長男は眼科医でメガネで白衣で、イケメンで
三男も…

5

恋を知る 小説

月村奎  金ひかる 

編集に問題があるような・・・

短編が5本も入った、まさに短編集。
しかもラストの1本はその中に更に4本の短編。
それが、どれもカラーが似ている話が詰まっているので、主人公の年齢や職業が違うだけで、印象が薄くなってしまっている。
素人の自分ごときが、色々言うのもなんだが、せっかく一冊にまとまっているなら、時に4本目は超短編4本構成であるなら、これはリレー方式みたいな、総ホモでなくていいから、一本の話に出てきた主人公がすれ違…

4

最凶の恋人 ルームメイト 小説

水壬楓子  しおべり由生 

すっごい俺様だけど、結構甘い?

10年ぶりに新装版で登場だそうです。
初めて読んだのですが、何かすごく一方的な執着愛なようでいて、実は攻めが受けにメロメロ~な、思わずクスっと笑ってしまうお話に、意外にも面白かったデス!

遥はその卒業した学園の中学の先生をしているんですが、担任をしている一年生に千紘という子がいる。
実は彼の父親が、学生時代に関係のあった政鷹だったという!
政鷹が15の夏休みにデキた子供だそうで、彼は女…

6

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

何かハートフルアラブでしたv

本の帯に「今日からおまえは俺の奴隷だ」なんて書いてあると、砂原作品だし、さぞかし痛~いアラブなのかしら?
ひょっとしてドロドロ?みたいなww
最初の展開からからして、超ビックリする始まりだったのですが、進むにつれて、それは主人公達の気持ちや立場を見つめた、しっかしりた恋愛物語にしあがっておりました。
確かに、舞台や設定やしがらみはアラブなんですが、アラブの王子様が金髪碧眼のきれいな青年で、ま…

6

天国を夢みてる 小説

神楽日夏  宝井理人 

亡き祖父の贈り物

ただひたすらに優しく、主人公とともに読者も癒されるようなそんな現代おとぎ話のような作品でした。
主人公がメイド服姿なのですが、その外見と格好をしているということ自体がこの物語の大事な鍵だったんですねv

山の上の広大なお屋敷にメイド姿で勤める唯は、5年前に叔父に売られるような形で、この屋敷に住む老人のお世話係としてやってきました。
唯は決して老人の愛人ではなくて、あくまでもお世話係。
メ…

1

詐欺師は獣に騙される 小説

中原一也  鬼塚征士 

全身&美声フェロモンおやじ登場w

ここに登場するオヤジですが、下世話な言い方しちゃいますが
”全身男性性器”なオヤジ!?
存在そのものが犯罪じゃないかっていうくらいフェロモンオヤジらしいですww
そんな印象を受けたのですが・・・・・
鬼塚さんの絵、いい線いってるんですが、そのフェロモン度もうちょい!
あと、妖怪のようなジジババ、さすがにイラストはほとんどなかったですね。
ちょっと見たかった気もするんですが~
イメージ…

4

さよなら優しい男 小説

火崎勇  木下けい子 

優しくない男はとっても尽くす人でした

何だか、すごく甘いお話でした!!それがとっても意外。
本当は全然甘くないんですよ。
地上げの不動産屋と店子の依頼で動く弁護士ですから、その利害関係から対立するはずのお互い。
攻め様が、本当は俺は優しく何かないんだぜ!
とか言いながら、その実受けちゃんにメロメロなのがまるわかりなので、やっぱり甘い。
ゾッコンなのがわかるから、受けちゃんの為に何でもしてあげたいと思っているから、本人が思うほ…

4

愛に揺らぐ双つ翼 小説

藍生有   

正式にエロ双子シリーズになった

この3Pもの、自称シリーズだったんですねw
今回より正式にシリーズになったそうで、、、でももう5冊目ですよ!!
毎回、今度はどんな双子が?ってちょっと期待のシリーズではありますねw

やはりバリエーションを付けるためにとうとう出てまいりましたリバ!
今回はリバ苦手の方にはどうでしょうね~?
でもちょいぬるいリバだし、初めては筆おろしだったから、その性癖を見極める必要があったからね、、最…

3

王様の恋愛美学 ~准教授杉崎桂一郎~ 小説

chi-co  陸裕千景子 

残念な性格というより偏屈故にあれ?天然?

はっきり言いましょう!
滅茶苦茶面白いですよーーーーー!!!!
爆笑しちゃいました。
もうキャラの設定勝ち?
非の打ちどころのないような男前の准教授が、唯我独尊の傲慢男なのはわかりますが、その内面は実は~な(爆!)
片付けのできない無頓着だったり、甘党だったり、柔軟性のないその性格の為に変な方向へ思考が飛んで行ってしったり。
物語の進行につれて、だんだんおかしくなっていく准教授の言動は…

1

若と馬鹿犬 小説

成瀬かの  海老原由里 

一味違う犬具合が実によかった!

色んな犬ものがありますが、このお話に出てくる犬は、今まで読んだ犬モノとはちょっと違っていて、本当に愛情を知らない野良犬がそのまんま人間になったみたいな、、、
本能でかぎ分け、認知し、時に怯え、時に威嚇し、もちろん飼い主への忠誠もあるんだけど、その飼い主も自覚のない飼い主だけに一筋縄でいかないという、実に実に面白い話になっておりました。
犬が大変に興味深かった為に、表題本編より、書き下ろしの犬目…

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