茶鬼さんのレビュー一覧

囚われた野性 小説

綺月陣  海老原由里 

女房に尻に敷かれてるヤンチャな旦那って感じのバカップル

【始末屋J】の続編です。
いや、続編だからってJと洋海がバカップルなのはわかってるんで、どっちかっていうと鬼畜野郎(煮ても焼いても食えないイヤな奴)の藤園と、その奴隷で狂犬の宮城の歪んだ関係の話が見たかったな~というのが本音。
といっても、その2人もちゃんと登場して鬼畜シーンがあるにはあるんですが・・・自分には不満。

今回もエロエロです~!
このバカップル年がら年中発情してますから(コ…

0

この次は、もっと 小説

綺月陣  西村しゅうこ 

四十八手をねだる淫乱受けに大爆笑!

めっさ笑いましたww
腹の皮がよじれるかとおもうくらいベタな展開に、攻めの勢いに、受けのアホエロさに♪♪
すっごく突き抜けていて、いっそ清々しいですv
こんな勢いの作品もたまにはいいのですw

何と言っても特筆すべきはエチシーンでしょうね、ガンガン掘って掘られて!?
普段冷徹で鉄面皮の速水が、四十八手がやりたかったと大蔵にねだれば、自ら恥ずかしいとか言いながら大股開きで、股間を隠す手も…

3

ボディガードに愛を 小説

李丘那岐  麻々原絵里依 

ごめんなさいー!!

すんごくつまらなかった!!
キャラは格好いいんですよ。
主人公の香弥は真面目で、本当は相棒の竜一郎がとてもきになっているんだけど、今一つ近づくきっかけなく、竜一郎に振り回されて。
竜一郎も、香弥が好きなのがまるわかりなんだけど、八方美人ぽくてつかみどころがない。
昔アメリカで一緒に起業して、身体の関係があったという楊という男の日本での警護を任されたことで、竜一郎をより意識して、、という流れ…

2

色褪せた世界で君と出会い 小説

斉藤まひる  12 

死んでくれるな、広瀬さん、もしくは読むだけで1年間で100万貯まるBL!?

というのが、本当の題名だそうですww
学生時代、友人達で立ち上げたITベンチャー企業。
会社はすっかり軌道に乗り、やりがいと希望を失って抜け殻になってしまった広瀬が、通っているスポクラで声を掛けられた水谷に惹かれ、また水谷も広瀬に惹かれ、そして広瀬は生きる希望を見つけ、水谷は広瀬のおかげで困難を乗り越えるという、
出逢うべくして出会い、惹かれるべくして惹かれ、互いを高め会えたというお話。

2

劣情と代償 小説

魔鬼砂夜花  麻生海 

思わず、ポカ~ン。。。

この作家さん初読みなんですが、他の作品もこんな感じなんでしょうか?
すごく申し訳ないですが、読者おいてきぼりの、勢いはあるんだけど(何せ主人公が江戸前ツンデレのベランメェだし)、セリフ、文章、言葉の選び方、どれもが当人だけがわかっているような不親切さで、作者の自己満足を感じてしまうのです。
そんなこと初めての体験!?

高嶺はとにかく仕事が、患者が第一の家に帰るのさえ面倒くさい、口の悪い医…

5

御曹司は恋に惑う 小説

遠野春日  雪舟薫 

本文よりイラストに惹かれました(>_<)

思わず、雪舟薫さま~!お久しぶりです。
と、発言してしまうほどにこの方のイラストは本当に好き♪
新装版なんですが、イラスト変わらなくてよかったv
中のイラスト数はそんなに多くないけれど、この話の登場人物のイメージにぴったりで、もう見られないのかな?いつか復帰してほしいかな?と熱い想いをたぎらせてしまうのでした。
・・・ってこれ小説ですね(汗、、)

題名『御曹司は恋に惑う』とあると御曹…

1

獣の月隠り 小説

沙野風結子  実相寺紫子 

ちょっと希望の光が見えるお話

『獣の妻乞い』に登場した銀色の狼・月貴と、そのパートナー・睦月のお話がメインに、もう一編、新しく登場した猟獣の上位種の朋と研究員の甲斐の話があります。
彼等猟獣には、前作でも出てきた人間に戻れない「堕ちる」という状態がつきまとい、それが彼等の救いようのない悲しい運命を予感させて、切なさを誘うのですが、この本によって多少なりとも希望の光が見えたようなきがします。
しかし・・・月貴と睦月は切ない!…

3

獣の妻乞い 小説

沙野風結子  実相寺紫子 

獣姦!

BL系でないエロ小説で獣姦のすさまじい描写に、思わず顔をゆがめた記憶がありますが、今回、いたいけ(?)な少年と人狼の獣姦が登場にちょいビビりながら、興味半分持ちながら、、、
でも全然安心でした。
グロくなかったし、愛にあふれていたから~♪

ということで、秘密の研究所で作られて飼育され、政府の秘密の任務を遂行する組織に飼われている「猟獣」と呼ばれる人狼達。
そこでは、弱い者は淘汰され強い…

5

愛を乞う男 小説

五条レナ  葛西リカコ 

胸つまる展開

前作の『恋に堕ちる』もそうだったけれど、とてもきれいだけれどすごく切なく胸痛く、ギリギリまで追い詰められた状況に主人公達を置くのがこの作家さんの特徴でしょうか。
でも、自分的にすごく好きです。
前作は事故の被害者の遺族と加害者という関係、今回は互いが身勝手な親の被害者であるのだが、その憎むべき親は亡くなってしまっており、被害者・加害者感情をぶつける相手がその息子達であるというやり場のない思い。…

4

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

大人のお伽話

題名からわかる如く、記憶喪失ものです。
とっても傲慢でオレ様で、愛なんてこれっぽっちも感じていなかった攻めが、記憶を失ったらとても優しくてイイ人になっていて。
そんな彼へのとまどいと、苦悩を感じる受けの姿が、切なさと少しの苦しさを含んで大人のお伽話に仕上がっておりました。

愛することも愛されることも、割り切った縁のない、パトロンを持つ愛人生活を続けてきた良の現在の愛人は大手食品会社の社長…

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