total review:289442today:35
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
138/178(合計:1775件)
しみず水都 日吉丸晃
茶鬼
ネタバレ
なかなかにベタでアマな展開だったのですが、意外に最近スランプ気味の身には受けちゃんのいかにも受けな部分がよかったです。 チョッピリ神様的なファンタジーも入っていて、突っ込みどころも満載ですが、あえて封印して楽しめましたヨ。 何の苦労もない金持ちのお坊ちゃん・佳が、両親が詐欺に合いいきなりスイスに行くから後で来なさい、ってチケットを渡されて出て行くシーンにビックリ! で、その借金元のファイ…
綺月陣 水名瀬雅良
現役人気サッカー選手と、元花形Jリーガー=オヤジ のお話。 ワールドカップは出てきませんが、時事にあわせてww 題名『一億二千七百万の愛を捧ぐ』って、その昔”ジャパァ~ン♪”の唄は二億四千万の瞳でしたから、一千四百万増えたんですね(!?) それにしても、水名瀬さんの絵、きれいすぎるんです! 受けは35歳の元サッカー選手とはいえ、地位も名誉も失い生きる気力もほとんどなく、惰性で厭世的に生きて…
崎谷はるひ 石原理
99年の作品の新装版です。 最初、これを読み始めて「え、これって崎谷さんの作品?」って思ったほどに、結構とつとつとした、静かで落ち着いた雰囲気の文章で会話も少なく、別の作家さんの作品かと思ってしまったです。 冒頭の描きだしなどは、ラノベではなく、文学作品を狙っているかのような損な表現の仕方が使われていました。 もちろん、エロも少なく若干おとなしいです。 大きなお屋敷に一人で住む訳あり童…
崎谷はるひ 鈴倉温
1巻で、ドラムの高野の脱退を知らされていなかったことから、激しく怒り、杉本の家を出て行ってしまった汐野・・・ というところからの続きであります。 杉本はダメージ受けまくりで、体調を崩すし、レコーディングは迫っているのに、一向に汐野は見つからない。 杉本がとうとうダウンしてしまったところへひょっこりと荷物を取りに戻ってきた汐野・・・ 初めて杉本から「好き」って言う言葉を聞けて、やっと汐野…
火崎勇 亜樹良のりかず
好きな人には不器用で、ヘタレな元ヤクザと意外に男前な(?)精神科医の無器用な恋が成就するまでが前編だった今シリーズ。 今度はどんな展開をするのか、ちょっと期待しました。 前作は確か2pに渡る美麗な刺青の背中が描かれたイラストがついていたんですが、今回はなくて残念。。 今回も篠塚はヘタレてました、、、 多和田が好きすぎて、我慢していたのでたまに抱くと際限なくなって、抱き潰しちゃうので怖が…
仙道はるか 佐々木久美子
病気の妹を抱え家を出奔し、苦労している男がヤクザに拾われる。 なんか、男臭い?ヤクザの世界? そんなものを期待していたのですが、蓋をあけると悪い人というのは過去の人だけで、みんなイイ人。 ヤクザの世界もバックにありながらも、あくまでも主軸は幼馴染の再会と初恋の成就。 それが中心であったので、実になまぬるく、あまあまなつくりになっていました。 ちょっとガッカリだったかな~。 諏訪は有…
朝丘戻 井上ナヲ
この作家さんの文章が好きです。 今回はゲイであり、いつも報われない恋愛ばかりしているネガティブな年上男性と、現状を何とかしたいと、真っ直ぐな大学生との会話がとても見せました。 時々、鼻の奥がツーンとしたり、、 もう親から自立したいのに、充分すぎるほどの仕送りをもらい、でも都会に溶け込めず友人ができない雅が、何とかしたいと始めた雑貨店のバイト。 そこの店長・灰原はことあるごとに雅につっか…
佐田三季 上田規代
ページをめくると文章は二段組み。 あらすじを見ると娘をなくした父親が、怒りを保育士へぶつけるという、大変に重苦しそうな内容。 しかし読み始めると、すっかりのめり込んで、胸が痛くて痛くて、、、鼻の奥がツーンとして、、、一気に読み終えてしまいました。 読み終わっても胸がいたかったです。 保育園のバスが衝突事故を起こし、運悪く娘が亡くなってしまった妻を亡くし男手一つで育ててきた北川。 誰に…
剛しいら タカツキノボル
このお話読み終わって、絶対これ続編あるんですよね? いきなり、この先が気になる本というのも珍しいんですが、 後書きにも触れられてないけど、絶対ないとモヤモヤしますから、作者さんそれを狙っているの? というくらい先が気になるお話でした。 大学の研究室で皮膚培養移植の研究室に所属している医師の白鷺は、医療ミスの罪を着せられ、山間の診療所を紹介されてそこへ出向く。 教授の信任も厚いので、す…
浅見茉莉 実相寺紫子
カメラマン×モデルもの ケガのせいでショーモデルが出来なくなり仕事が減ってきたことに危機感を覚えるモデルが、素晴らしい作品を出したのに、それきり名を聞かないカメラマンに撮ってもらうことで、もう一度浮上しようと画策するお話。 この設定だけで、はは~ん、、と展開は読めてしまい、あまりの安心感にちょっとドキドキ感は薄いので、可もなく不可もなくな、平坦な作品になってしまったかもしれません。 …