茶鬼さんのレビュー一覧

ラブコレ 9thアニバーサリー 小説

その後が読める素敵な1冊☆

ラヴァーズのラブコレは本当に良い企画本だと思う(何度も言うが)
応募券を集めて、400~800円の為替を買って、送って半年位待つ。
そんな事しなくても、読んですぐにその番外編が3本もレーターさんのラフ画や漫画も一緒に掲載されて、お値段420円で書店で買えちゃうのです♪(文庫だから収納サイズも楽)
他社もこういう風にすればいのに、っていっつも思うんですよ。
そして今回は、いつも本に挟み込まれ…

6

年上マスターを落とすためのいくつかのマナー 小説

花川戸菖蒲  山田シロ 

おじさんはトランクス派でした

ラヴァースの高岡ミズミ作品も35でおじさん設定だったが、この作品も35でおじさん。
いや、35じゃぁおじさんじゃないから!!!
どんなにもっさかろうが、超絶美形だろうが、やっぱり40超えてないとだめだとおもうよ。
でも、この作品については自分を「おじさん」と呼ぶ理由があったのです。
この作家さん実のところ好みでない作家さんだが、山田シロさんが好きなのと「オジサン」に惹かれて購入の本です。

5

鳳凰の片翼 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

先生の怖い愛情

これの前に当たる『鳳凰の天翔』が09年でしたから約4年ぶり!
その間に、先生と龍の対決の『龍の覇道』があったものの、時系列的には天翔の半年後という形になるので、どちらかというと”遠藤君、久しぶり!”感でいっぱいです。
このシリーズの中で一番地味キャラかもしれない建築士の遠藤くんですが(なして勝手に遠藤君呼びw)かなり健気です。
最初に書いてしまいますが、龍に高柳の存在は欠かせないように、鳳凰…

6

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

何を楽しむか、どこを見るかで違ってくる

作者さん初シャレードは今までと雰囲気がカラっと変わって大人なしっとりとした淫靡なそして厳しい世界。
ヤクザ設定で、主従・下克上・調教など色々がテンコ盛りで見せてくれるそれは同人誌からの文庫化なんだそうです。
こういう話を読む時、その設定背景と萌えのシチュというモノの融合具合というのを見てしまう。

先代が亡くなり後を継いだ新橋一と言われる芸妓である母親の美貌を継いだ息子の晴也が二代目を襲名…

6

心に愛は満ちてるか? 小説

高岡ミズミ  マツモトミチ 

今勃起してるんで行けません!

高岡ミズミさん初ラヴァーズは、コミカルでテンポのよいおじさん受け。
何かね、激しいコレっていうのはないんだけど、何か面白い♪
萌え×2つけようかどうしようか悩む位になんかおじさんのキャラがツボった!
35歳でおじさんっていうのもどうかと思うので、実のところ40くらいにして欲しかったかもw

飛鳥井よろずサービスという何でも屋に大手企業の会社員の妻から夫の浮気調査の依頼が来る。
なんとそ…

6

月の欠片 小説

佐々木禎子  麻生ミツ晃 

まっさらな・・・

献身愛?とても無垢なお話で、今まで佐々木作品に感じていたイメージとはガラっと違ったこの本は、自分もふわふわした存在になって彼等をそのまま受け止めてしまえるような、そんな一冊でありました。

事故により8年間の眠りから目覚めた裕真の目の前には見た事のない青年が。
彼は事故の時一緒にいた家庭教師先の教え子・英俊でした。
店先の売り物の花の鉢を盗んだ小学生・英俊との出会い。
それを押しつけられ…

6

森羅万象 狐の輿入 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

狐の嫁入り?

妖を調伏する妖祓師のシリーズ第3弾は、1冊目の狼の時に出てきた何やら曲者の叔父・瑞宇とその式である那智の出会い編。
冒頭の調伏シーンから18年前に遡り物語が展開されていきます。
曲者の、という表現は実にこの頃から本当に喰えない奴でしたねぇ~
最初が狼、次が河童、今回は白狐という式の登場。
それぞれに個性的でしたが、今回の白狐は純粋無垢でかわいらしい。
曲者の瑞宇に手玉にとられちゃう?また…

4

咲き誇る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

宿命が運命に変わっていく

いよいよラストです!
このシリーズ通して表紙の紲はずっと全裸でした♪
さておき、このシリーズは題名が「~薔薇の宿命」となっているのですが、薔薇って主人公の紲の事なのかな、って今まで漠然と思っていたんです。
よく運命の恋とかってよく言うけれど、運命って自分の手で変えられるのですよね。その時のタイミングや出会いや事象が重なってその人にとってとても重要な良くも悪くも運となっていく。
この題名は宿…

11

生田さんちのこめ王子 小説

さとみちる   草間さかえ 

明るい農村

大好きな農業従事設定で、イラストが草間さかえさん、もうお話にピッタリでした☆
作者さんのデビュー作品は、やはり自然を背景に切な痛い壊れた恋がやっと再びスタートラインに戻れたかな?という感じのちょいラブ薄目の作品でしたが、自然背景や心の機微がとても心を打つ作品でした。
今回も、農業従事者の減る一方の農村地帯が舞台で、
そこを盛りたてようとする農家の男に声をかけられた失業したばかりの青年が、「こ…

13

暴走ライオンと愛されウサギ 小説

真船るのあ  こうじま奈月 

挑戦してみた!

間違えて買ってしまったイラストも作風も苦手な作品。
しかし、これも勉強と頑張ってみました(汗)
とっても可愛らしい作品で、ラストの団円は超ハッピー☆
後書きに作者さんが女装を通り越してアニマルコスプレとなりました。と書かれていますが、それがメインなのではなくて、表紙にもあるイラストはラストのハッピーエンド直前の余興でございます。
題名は、暴走ライオンとありますが、肉食の雰囲気はあるにはある…

1
PAGE TOP