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鳩村衣杏 佐々木久美子
茶鬼
ネタバレ
『部長の男』のスピンオフ といっても、主人公の勤務する会社が同じ東都印刷というだけなので、前作と切り離して全く問題ありません。 今回もお仕事がガッツリ! 後書きで作者さんが述べられていますが、ほんとうに仕事に対するスタンスや心構えや対処法や人との付き合い方など、割とそういう方面に”なるほどー”と納得したり共感したり勉強になったりする場面が多く というか、そういうシーンを通して主人公達が接す…
桂生青依 北沢きょう
すみません、撃沈しました。 萌えどころがなくて、キャラクターにも入れ込めなくて、自分的に2種類ある「趣味じゃない」基準の ”もう全然ダメ” という受け付けないというのじゃなくて、 ”あ、そうですか” タイプの趣味じゃないになりました。 刑事を辞めた匡は弁護士をしている友人・都筑の副業でやっている恋人派遣業(疑似恋人で身体関係は一切なし)のラヴイーターをやっている和未のガーディアン(守護者)…
いとう由貴 緒田涼歌
しまった!ショコラのいとう作品はアラブっぽいのとか花嫁みたいのが多いんだった! うっかりして、モフモフにつられてしまった自分です。 獣姦はありましたがコブはありませんでした(←そこか!?) あと獣だとバックが普通ですが、バック挿入したまま前足を前に回して乳首を肉珠で!? 前足を折ってるのかな?とすると受けは上半身をベッドにすりつけた下半身揚げ状態よね?とか、変なところがきにかかる。 唯一…
バーバラ片桐 明神翼
『飛鳥沢総帥のタブー』のスピンオフで、飛鳥沢グループの重要企業・重工の社長であり総帥の従兄弟にあたる久道と、 ピンポンダッシュで知り合い、久道が後援し期待されるスプリンターだったのが怪我により陸上を断念して久道に恩返しがしたいと、久道の秘書として重工に採用された新人の鈴輝のお話。 このシリーズ、ギャップものらしく(作者さん後書きによると?)前作はメンズブラだったのですが、今回はオネェ攻め♪ …
宮緒葵 兼守美行
今回の犬はまさに犬、ほんとうの犬! 結構禍々しいシリアスファンタジーを背負っているのに、犬の可愛がられたい愛されたい欲求が暴走して、実にコミカルシュールな展開を見せて笑いまでも誘います♪ また違った犬の一面を見せてくれて非常に満足な一冊でした。 犬神使いの名門の家に強力な霊力を持つ長男として生まれるが、6歳の時急にその力を失い家から粗末な扱いを受けるようになり追いだされた主人公・旭。 …
ひのもとうみ 松尾マアタ
苦しい片想いのネガティブ治樹が切なくて、思わず肩入れして涙を誘われてしまった前作『遠くにいる人』 それから、自分勝手だった小田島は一体どんな風に変化したんだろう? ネガティブ治樹は小田島と恋人になったことでどんな変化をしたんだろう? その後の彼等がとても気になっていたのですが、意外にも!治樹の親友・三津にもっていかれました。 決して主役的登場ではなかったのですが、いつも治樹のオカンのように…
佐田三季 梨とりこ
BLにして京極夏彦の文庫並みの分厚さ! 読むのに苦労するのではないかと一瞬不安に思うも、それは杞憂でありあっという間に読み終えていました。 そのくらい吸引力のあるお話です。 もう最初から、硝子を爪でひっかいた音を聞かされているような、ヤスリで身体を削られているような、そんな痛みを感じながら、もう堪忍してー!許してー!とこちらが叫び出したくなるような苦しみを感じます。 しかも、その苦しみが歪…
鳥谷しず 周防佑未
鳥谷さんこの本の帯で「新書館のエロ鉄人」ってネーミングされてまして、思わず噴き出しました! さて、この題名一体なんだろう?イラストは周防さんの色気あふれるちょっといい感じの表紙だし、設定は刑事だし、この題名とのマッチングが予想できなくてワクワクと。。。 ふたを開けてみたら、ビックリ箱のようなその展開と内容に、もう面白くて面白くて! キャラクターがとても魅力的で、ぐいぐい引き込まれます。 新…
宮緒葵 葛西リカコ
今回も超ヤンデレが登場しました!! 女性に追いかけられる悪夢から女性恐怖症になってしまった、容貌の整ったイケメン会社員・裕一と、 女性になって一人の男を追いかける悪夢を見るゲイバーのマスターでこれまたイケメンの男・呉葉(店では牡丹) この二人の出会いから何気に色々と予想は出来てしまうのですが、それを魅せる執着の心情やシーンが実にハラハラものでとてものめり込むように読めてしまいます。 またま…
一穂ミチ 小椋ムク
初めての他社からの小説出版。 一体どんな違いがあるんだろう?また違った一穂作品が見られるんだろうか? そんな期待で手に取った本。 切なげな展開、綺麗なイメージを湧き立てる言葉を使ったセリフ。 こうして思ったのは、この作者さんはストーリーは何も突飛でハラハラするような事件や何かはないのだけど、言葉のマジックでぐいぐいと引き込んでいく部分、それを改めて思ったのでした。 しかし、ここに登場…