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樹生かなめ 一ノ瀬ゆま
茶鬼
うーん、、実に殺伐とした話で、とても考えさせられてしまう。 多分話的にはものすごーくシリアスなんだが、あの独特のセリフ回しの樹生節の為にコメディに見えなくもないのだが、コメディと呼ぶには、中身があまりにも殺伐として、不毛すぎて、サボテンくらいしか生えてない荒野を歩いてる気分になる(汗、、) 話としてはとても恐ろしい「執着」の話だ。 この執着が凄まじすぎて皆がロクデナシになってしまうのか、ロク…
水原とほる 周防佑未
ネタバレ
今回は汚れ仕事を請け負う元刑事と台湾出身の日本国籍大学生男子の組み合わせ。 水原さんお得意の中華系ですが、特筆は京劇が登場することと、話の展開がシリアスでありながらかなりテンポよく、滅茶ポジティブなおはなしだということ! 何となく、最近思っているのですが水原作品において、受け子が日本人の男子の場合、それは健気だったり控えめだったり理不尽な目にあわされたりと、少し暗い感じの展開傾向があるような。…
高遠琉加 ヨネダコウ
この本を読み終わって、表紙カバーの絵を改めて見ると、「ああー、そうなんだよ!」 主人公たちの関係がすごく良くわかります。 司郎のシャツの後ろを掴んでいる零。 なんて心憎い表紙なんだろう。 物語は二段組で一瞬怯みますが、過去の回想もあるとはいえ、5日間の出来事。 キャラクターが魅力的であっという間に引き込まれ、二段組も気にならない。 もっともっと、と手が止まらない。 純粋で単純な萌えと…
洸 小路龍流
今回の親友から恋人になる話、とても自分好みでした。 洸さん作品って、あたりはずれするんですけど今回はあたり! 評価は萌えだけど、萌え萌えに非常に近い萌えなのです。 男女問わず、恋多き主人公。 いつも、この人が運命の人かもと思いながらも、なぜか振られてしまう。 今回は、「あなたの愛は本物ではない」と そんな主人公が振られては、愚痴を吐きに行く心のおけない高校時代からの親友がいる。 …
華藤えれな サマミヤアカザ
題名からもわかるように激しい執着愛。 そして、義兄は散々理不尽な目にあいながらも、自分の身を削りながらも救命医の仕事に情熱を燃やす不器用な人、 ビッチ設定でもあるのですが、なんだかかわいそうになっちゃいました。 ここまでになりながらも、それでも鬼のように仕事をこなすなんて(涙) 横浜方面の大病院理事の息子と母親が再婚したために、そこの家の息子になった那智。 しかし、それは母親を早くに…
吉原理恵子 円陣闇丸
今回は、父親・慶輔の暴露本から、篠宮の祖父が激昂し慶輔を刺し、しかも脳卒中で亡くなったことから、スキャンダルが篠宮の兄弟だけではなく、その家のすべてに降りかかり、それぞれの苦悩する様子が描かれておりました。 祖父は死に、弟は欝になり寝込み、兄は書道教室の生徒や仕事が激減し、なおかつ取り持ちをしなければならない。 更に悪いことに、慶輔は脳卒中により後遺症が残り、なおかつ10年の記憶をなくして…
英田サキ 葛西リカコ
ダブル・バインドで貴方の新藤一途のその気持ちを知り、 愛する人の為にとてつもない行動力で、自らのチカラで核心に迫っていくその迅速さ。 スレンダーなボディなのに、強くたくましく、そしてしなやかなミノコナシ。 健気なのに女々しくなく、素晴らしい男前を発揮しながらも でしゃばらず、常に愛する人を念頭においた愛あふれる心持ち。 猫のようなのに、犬のような、その魅力にすっかりまいりました。 今回…
鈴木あみ みろくことこ
”30過ぎても童貞だと妖精になる” そんな都市伝説(アホ♪)を持ってきた題名なのは一目瞭然ですね。 なので、童貞こだわりを全面出ししているとは思うのですが、自分的にどうも申し訳ないが今回の話と展開はどこにでもある、全然ひねりのない(すべてに予想がついてしまう、予想外が全くないという意味)ごくごく普通のものとしか感じない・・・ガッカリでした・・・ 同窓会で再開した4人が偶然、童貞だったことから…
海野幸 小椋ムク
題名が発表になったとき「任侠ヘルパー」みたいな極道が経営する幼稚園なのか?と期待し、 表紙が発表になったとき、きっとムクイラストだから、また容赦ない破壊力のちびっこ絵に萌え殺されるのかとワクワクしたのですが・・・ 折り返しの”子供をたくさん描かせていただいて嬉しかったです”に更に期待をし、 ガーーーーーン!! 期待したちびっ子はカバーにある沢山の後ろ姿と、中身イラストのちびっ子の後頭部のみ…
愁堂れな 奈良千春
上巻のラストで早乙女に宛てられた「竜野真紀を引取りに来い」というメッセージ。 香港では、真紀はもう王の肉奴隷という役割を免除され、ホワイトタイガー清風の餌やりと、財務関係の仕事を与えられるだけでそれを寂しく、そして王への愛情を自覚するようになっていました。 そこへ、突然の帰国命令。 その直前に調べた財務状況で、前作の折王が殺したイタリアマフィアの三男に絡み、何かあると感づいた真紀は、王の元を…