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ダブル・バインドで貴方の新藤一途のその気持ちを知り、
愛する人の為にとてつもない行動力で、自らのチカラで核心に迫っていくその迅速さ。
スレンダーなボディなのに、強くたくましく、そしてしなやかなミノコナシ。
健気なのに女々しくなく、素晴らしい男前を発揮しながらも
でしゃばらず、常に愛する人を念頭においた愛あふれる心持ち。
猫のようなのに、犬のような、その魅力にすっかりまいりました。
今回、貴方の過去と現在の姿を知るにつけ
また一層、貴方のすばらしさを知りました。
時々、貴方の愛する人とのひと時を出歯亀してしまう無礼をお許し下さい(w)
しかし、閨の姿も貴方の魅力の一部なのです。
これからも、ずっとずっとストーカーします(見守るとも言う)
この度のこと、お喜びもうしあげます♪
どうかお二人と葉奈ちゃんの幸せがいつまでも続きますように。
敬具
思わずファンレター?を書きたくなるほどに、忍が大好きデス!!
本編でも、もう彼に釘付け、主役コンビよりそっちが気になって気になってwww
そんな忍を中心に据えた、新藤との関係を描いた2本。
ここでもやはり忍は忍、また惚れ直すのですが
なんといっても葛西リカコさんのイラストが素晴らしーーーー!!
カラー口絵のモノトーンにライダースの裏地の赤の映える色彩の忍はカッコイイ!
その裏のカラーはかわいくて、新藤LOVEがそっけなさそうな表情の中にみえながらも、それを見下ろす新藤の眼差しに何故か愛を感じてみたり、
中のイラストに至っても忍さま祭り絶賛開催中で、忍ファンとしては悶絶しまくりの一冊となりました・・・・ここまでで前置き長いね(汗)
どんなに忍が好きなのかはもういいので、次へ。。。
忍が新藤に救われ一応”愛人”となった(この時点では言葉のみで体の関係はない)時期の、まだ存命で新藤と結婚したばかりの美津香が存命だったころの、3人の関係と本当の愛人に時を描いた【名もなき花は】と、
ダブル・バインド本編直後あたりの二人の姿を描いた表題【アウトフェイス】となります。
【名もなき花は】で注目は新藤の妻・美津香の、その人間というものが見える点です。
夫婦でありながら別居しており、心はつながっても体はつながれない、
それは彼女のボディガードの八代との関係にも見えて、何だか欲しいものが本当に手に入れられないのから諦めている、その気持ちと姿が少し哀れな感じがします。
本人は割り切ってわがまま放題にしながら生きているけど、でも・・・?
この中で、子供をつくる決意を話しておりますが、この子供(後、葉奈ちゃん)こそが、欲しいモノが手に入れられない美津香の唯一の手段であったのかな?と考えると切なくなります。
そんな妻との関係を通しながら、新藤が忍を本当の愛人にする決意をして、めでたく二人は結ばれるのですが、
お試し期間を無事合格したって感じでしょうか。
始めて抱いてもらうその時の忍の言動が、もうたまりません!!
新藤、むっつりスケベだったのかwwwともあれ、これはもう読んでもらって鼻血覚悟で身悶えちゃいましょう!
【アウトフェイス】
本編中で、新藤が命を狙われ怪我をする事件がありましたが、それの実行犯が逃走中なのです。
それを忍が追い詰めて決着をつけるという、それを主軸にしながら彼等の間に、”愛人”という立場からさらに前進して、本当の家族となる姿がえがかれていました。
ここでの忍の卓越した力はもちろんなこと、愛する人を陥れる者に対しての容赦ない姿が描かれ、この場面のハードさに、忍に惚れ直しました!!
まさか、ここまで忍にやらせるとは・・・英田さん、やはり生みの親だけあって忍を一番よくわかってらっしゃる!!
しかし、その分のラストの幸福感が高低差を産んで、緩急の付け方が素晴らしく見事でした♪
瀬名や上條や祥もちょこっと登場し、相変わらず瀬名に背中の毛を逆立てる忍がかわいらしかったりもします♪
1冊に満たない短編なのに、多分少しのエピソードなんでしょうけど、なんですか?この満足感。濃密な話でありました。
また更に忍が好きになっちゃったよーーー!
どうしてくれようぞ。
更に更に
ついにです、ダブルバインド進藤×羽鳥メインのお話出ました〜
というか一冊丸ごと忍ちゃん祭り!! どこを開いてもいろんな忍が見られます。
本編ではサブキャラ?だった忍の人気ぶり、スゴイですね!
この容姿で、このハチャメチャキャラで、床上手で(笑)、でも一途に健気に進藤を思っていてって、最強の受けキャラじゃないですか!?
いつの間にかダブルバインド一のキャラに成長しましたね。
今回は小説キャラに掲載の「名もなき花は」と書き下ろしの「アウトフェイス」の2本立て
英田先生、ありがとう!!
大好きな進藤×羽鳥ペアのこんな幸せなところを見たかった!!
どちらの作品も忍の進藤さん命なところは変わらないんだけと、「アウトフェイス」の方は進藤の忍に対する半端ない愛情が溢れていて、本当に読んでいて幸せな気分になりましたよ。
忍、しょっちゅうおふざけで交ぜっ返すけど、忍子って(笑)
途中ちらっと出てくる瀬名が蛇女って(笑)
進藤とラブラブでも、相変わらず瀬名には本能的に逆毛を立てまくる忍が可愛いよ。
思わず、家政婦の清子さんのように「いやですよ、忍さんたら」ってツッコミを入れてしました(笑) 清子さん、ナイス!!
今回「アウトフェイス」では本編同様緊迫する事件が発生するのですが、なんとしてでも進藤のために解決しようとする忍の健気さにはホロリとさせられます。
その忍を思う進藤もまた、忍への愛情がダダ漏れで、こんなに深く愛されてるのを気づいてないのは忍本人だけという感じです。
忍はその生い立ちから人を、自分を信じることができず、生きる為にあらゆることをしてきたゆえに刹那的で自分の命さえなんとも思わないような投げやりな生き方をしてきたのですが、進藤と出会い拾われて(押し掛けて?)愛人となり、愛娘葉奈の人生に大きく関わる存在になったことで、次第に人間として悩み、成長して行くのですが、その忍を大きな愛情で支え見守っているのが進藤なのです。忍でなくとも惚れるわ〜
忍の小悪魔的魅力といい、進藤の懐の深い漢っぷりといい、本当にナイスなカップルですね。
ラストの○○○○○、本当に忍の幸せを心から願わずにはいられません。
ダイヤのピアスの件など、進藤の気持ちが語られていて、そんな思いのこもったものだったのね、って羨ましくなります。
全編に溢れる二人のあまあまぶり、本当にご馳走さまです!!
外で読まれる方は、ニヤけ顔にくれぐれもご注意ください。
それにしても、イラストの葛西リカコ先生の描く忍、本当に魅力的!!
忍の危ういところ、色っぽいところ、蓮っ葉なところなど余すことなく表現していて
素晴らしいです。 今回の口絵の忍、惚れます・・・
また、「名もなき花は」に登場の本妻美津香も納得の美しさ。
ベリーショートにスタイル抜群で極道育ちの一筋縄ではいかない女。
こんな人、もし今も生きていたら忍、大変そう!!!(笑)
色々な意味でまだまだ続きを読みたいお話です。
英田サキ先生の面白い!シリーズのうちの一つ、『ダブル・バインド』。
主役は刑事の上條×クリニカルサイコロジストの瀬名なのだが、
個人的には(という人多いよね?)途中から脇役だった葉鳥忍に持って行かれて読んだ。
今回、その葉鳥が主人公の外伝、待ってましたっ!という新刊。
そう厚くない本に、二編が入っている。
瀬名の従兄(その実腹違いの兄)でヤクザの三代目の新藤が、まだ10代だった葉鳥を助け
名ばかりの愛人として同居を始めた時代の話『名もなき花は』。
本編の最後ので明かされた新藤の娘葉奈の出生のいわくの、前段にあたる。
新藤の妻美津香も登場し、葉鳥が本当に身も心も愛人となるまで。
後半3/4は、本編の後日談にあたる表題作『アウトフェイス』、
文庫4冊という長編だった本編の複雑さは勿論望めないが、
それでも緊迫感のある事件を織り交ぜ、ぐっと惹き付ける手腕は流石。
懸命に自分の内面と向かい合って悶えながら、
命をかけて新藤と葉奈を守ろうとする葉鳥の愛が切ない。
そして、本編よりも彼が愛おしくてたまらないことが盛大に滲み出ちゃっている新藤…
ああ、もうっ!
葉鳥が可愛過ぎて、健気過ぎて、イカレていてイカしていて、もう、どうしよう!
カラー口絵の裏が赤い黒のライダースジャケットを着た葉鳥の、カッコいいことっ!
葉鳥視点なので、ちょっとコミカルで軽いところが、彼の若さと一途さと
そして自分を大事にできない哀しさを際立たせている。
生まれて初めて乗った観覧車で、彼は人生で一番の幸せを貰う。
上手に愛せなくてごめん、上手に愛されなくてごめん、と呟いた葉鳥忍…
捨て身で必死で、あまりに彼らしい今回の事件の解決の経緯は、
今後彼の中に余燼となって複雑なものを残すのではないかとも思う。
でも、彼の悲しい育ち方や生き方を考えた時、荊の道が広がっているかもしれないけれど
ひとまずこのハッピーエンドを喜んで、幸せを祈らずにはいられない。
本編のお二人さんも、間抜けな顔だの蛇女だの葉鳥に評されながら、
チョコッと登場しておりますw
評価は神で!
ちょっと甘めかなぁとも思わなくもないのですが、
新藤は勿論、カワッチやクジラや取り巻く人々同様、私も葉鳥には甘いのです♡
人気シリーズの外伝、新藤と忍偏で、忍が愛人候補をしている時のお話で、
忍の新藤への溢れるばかりの強い思いが感じられる作品でしたね。
忍の一途で純粋、かと思えば意地っ張りでこうと決めたら絶対にやり貫く姿、
子供だったり大人だったり、普通の相手では忍の相手なんて出来ないだろうと思うけど、
相手が新藤だからの忍の行動なんだとも思えるのです。
忍が18才で新藤の愛人になるまでを描いた前編と、24才になり新藤と娘の葉菜と
組屋敷本家の離れにプライベートの住まいが出来て暮らし始めるところが描かれてる。
そして、葉菜が自分の子供だと知った忍の戸惑いや成長が描かれてる。
忍さん大活躍で、一見すると軽い感じに見える忍の愛する者を守る為の行動は
かなりデンジャラスなものでしたが、余計に好きになりました!
ヤンデレ系統で思っている以上に愛情深い忍、それに振り回され気味の新藤、
二人の甘い感じもとても良かったと思える作品でした。
自分を愛しきれない自分が嫌い。
忍は、ちゃんと自己認識しているので、変われるものなら変わりたいけど、そう簡単にはいかなくて、でも確実に変わっていっている自分というものも知っていて、
とにかく、
人間なんて、そうそう簡単な、一面的なものじゃない。
それでも、ただ一つ、新藤のそばにさえいられたら、
それだけが、
それだけで。
ダブルバインド本編では、登場キャラクターの彩りのバランスで設定されたくらいの感じだった葉鳥のキャラが、ここまでくっきりしたのって、ドラマCDで忍を演じた鈴木達央さんの功績って、きっとあると思う。
特に『忍子は~』って、わざと女言葉使うところとか、もう、あのたっつんの声でしか脳内再生されないよね。