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表題作ダブル・バインド(2)

上條嘉成,34歳,高校の先輩で警視庁刑事
瀬名智明,32歳,元高校の後輩で臨床心理士

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

謎の餓死死体遺棄事件を機に、高校時代の後輩で臨床心理士の瀬名と再会した警視庁刑事の上條。 変貌を遂げた瀬名との距離に戸惑いつつ捜査を続けていたが、ついに第二の餓死死体が発見され、 事件は連続殺人へと切り替わる──。猟奇的な遺体に隠れた犯人の正体は!? 一方、瀬名の従兄で 東誠会若頭の新藤とその愛人・葉鳥も、同じく犯人を追うが……!?
警視庁刑事×臨床心理士、英田サキが放つ大人気心理ミステリー待望の続編!急展開のシリーズ第2弾!
(出版社より)

作品情報

作品名
ダブル・バインド(2)
著者
英田サキ 
イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
ダブル・バインド
発売日
ISBN
9784199005947
3.9

(94)

(32)

萌々

(33)

(27)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
373
評価数
94
平均
3.9 / 5
神率
34%

レビュー投稿数17

ダブルバインド2

上條と瀬名、新藤と葉鳥、それぞれの関係が変化していって。
新藤がほんの少しだけ、甘くなっているような。
葉鳥はすごく複雑な人なんだと…切ない。
事件に関しては少しずつひもがほどけるのかとおもえば、また、新たな絡みが出てきて、先が気になり、妄想が止まらず。
いや、わしの妄想よりもすごいことになるのだろうと思いながらも、考える事が止められない。
夢中です。
上條と瀬名はとりあえず、期間限定の恋人に。
期間限定が無期限になる事を望みつつ、仲良く喧嘩しているところが癒しにも。

0

なんか、わかってきたかも…

事件もBL展開も進展する2巻。
つか、”あれ?、もしかして…?”と、なんとなーく犯人像が浮かんできてゾワゾワしてきちゃいました。

”俺はホモじゃない”おじさんが、この呪縛から解放されます。
”俺はホモじゃないけど、瀬名が好きなんだ” でいいんですよ、上條さん!
好きだけど好きじゃないのふたり(あ~も~じれったいぜ!)、古い人間なのでこのパターンは萌えます。だけどね、やっぱりちょっとハリネズミすぎるんですよ、瀬名。正直、新藤×瀬名のほうが萌える気がしてならないんだけど、ここは過去完了なのでやむなし。上條があまりに普通ないい人すぎて、これからの展開に恐々としてます。(なぜなら、あの人が犯人と思ってるから。)

そして、クジラくんがここで出てくるんですね。葉鳥に惹かれながらも一目置いてる感じがいい男前でした。が、新藤以外とエロいことしててもぜんぜんブレる感じがしない葉鳥の男気が一番なんですが、風呂場で抱かせろby新藤、からのダイアモンドのピアスの件は尊すぎて、葉鳥じゃなくてもウルウルしちゃいますね。

2

筋金入りのハリネズミ

「ダブル・バインド」第2巻。
餓死連続殺人は、被害者同士の共通点が見つかり何となくの進展はありつつも、犯人につながるようなものは無く。
ただ、なーんとなく…コノヒト?みたいの見える気がしてるんだけど、私が予想している真相だとめっちゃ胸糞悪いなぁ。
対して、BL展開の方は進展しました!
酔うと素直になる?瀬名の誘い受け、とでもいうんでしょうか。でもハラを括った上條はなかなかに包容力があってイイです!
進藤と葉鳥のCPも興味深いし。葉鳥の破滅願望が気になるところです。
片方1カラット以上のダイヤのピアスを両耳に…ってこれはもう婚約指輪状態じゃないですか?それなのにそれを貰っても怖くて苦しい葉鳥の胸の内!
『愛を知って強くなれる人間は、もともと強い心を持っている。』
それなら弱い人間は??…深いなあ……
本作、BLと推理小説のバランスが非常にいい感じです。第3巻に期待しつつ続く!

2

瀬名、葉鳥(メイン、サブ受け)に きゅんきゅん

やってきました2巻。どうやら1事件で最後まで引きずる模様。
瀬名(メインカプ受け) 葉鳥(サブカプ受け)に 撃ち抜かれたので 萌2.
(葉鳥の衣装が好みじゃない(笑)ので萌2)
1巻より きゅーーんするシーン多い印象。

先に大好きなリカコ先生の絵話。
カラー口絵はサブカプ攻め受けの立ち姿(着衣)、
裏は祥(精神疾患ある子)とヒカル(その友達)。印象的。
肌色シーンは1(メインカプ♡)。
攻めさんの 想いあふれた 受け背中にちゅするシーンで、おーーーーーーー♡
という ある種達成感というかなんというか(笑)
あと サブカプ攻めの娘っ子がでてきます。かわいー

お話というか事件はまだまだ進行中。死人追加なし。
当巻で連続殺人事件の発端みたいなものが出てきます。
祥(精神疾患あり)のこともあり、なかなかハードな題材なのですが
メインカプが時折漫才をかましてくれて げらげら笑うところもあるので
読んでいて まだ呼吸できる感じでした。しんどいと息つめちゃうもんね。

人間関係では メインカプ(上條、瀬名)、サブカプ(新藤、葉鳥)で
メインカプには進展あり。攻め予定 が攻め に昇格(笑)
この時の酔っ払い瀬名♡が可愛くて 攻めさん同様 ノックアウト。
普段 ブリザード吹きさらす人で、うっかり酔っぱらって
可愛くなると ダメだ。可愛すぎる。ギャップ萌え?

葉鳥は、新藤(サブカプ攻め)の事が大切 という想いがあふれ出ていて
もうきゅんきゅん、胸いたい。
扱いにくいこと、この上ないけど可愛い。
「愛されることを恐れる獣は臆病な自分を隠すために咆哮し続ける」という
一文がこの本の中で一番好き。先生カッコいいです、この文。
葉鳥、頑張れ。 とめっちゃエール送った巻でした。
メインカプの方は、どうみてもブリザード瀬名が主導権もってるので
攻め頑張れ ですね(笑)

1

複雑に絡む人間関係

殺人事件の捜査もまだ難航しており、複雑な人間関係が徐々に顔を出してきます。

人間関係の方も、智明と上條の関係は当然目が離せませんが
智明と新藤、新藤と葉鳥も気になってしまいます。
葉鳥の新藤への強い執着もそうだし、智明の過去を断ち切れないトラウマもそうだし、
ん~~、いいキャラが多すぎて目移りしてしまいます。

でも個人的には「俺はホモじゃない」でも「智明とのキスもセックスも嫌じゃない」と真剣に悩んじゃってる上條を応援したい。

あとは祥くん、ヒカルくんが心配です。
過去のトラウマに打ち勝ってほしい!

0

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