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表題作LOVE NEST

ディック/宗近/加賀谷/火野/陣内/鴻上/渋澤ほか
ユウト/椎葉/那岐/安見/天海/水城/旭ほか

その他の収録作品

  • 「アイシテル」(「DEADLOCK」)
  • 「Bad loser」「Autumn morning」「意地っ張りな彼と意地悪な彼」「ノスタルジック・ナイト」(「エス」)
  • 「眠る男」「明日の行方」「Don't stop kissing me」「夢の果て」(「デコイ」)
  • 「口が裂けても言う気はない」(「さよならを言う気はない」)
  • 「誓いの夜」(「密約のディール」)
  • 「温室キャンプ」「嘘と秋空」(「ヘブンノウズ」)
  • 「恋ひ恋ひて」(「恋ひめやも」)
  • 「月下の涙」(「黒い竜は二度誓う」)
  • 「キス・イン・ザ・ランドレット」「あなたの温もり」(「ダブル・バインド」)
  • 「罪つくりな男」(「アウトフェイス」)

あらすじ

英田サキさんが2014年に作家活動十周年を迎えた記念の、「十周年ありがとうございます番外編集」。
かつてネットで書かれた番外編SS、廃盤CDのブックレット掲載作品に加え、書き下ろし7編の、商業番外18編を収録。
書き下ろしは、事前にツイッターで実施したアンケートが、参考にされている。

「アイシテル」(「DEADLOCK」番外)
 ユウトが夕食を作っていると、遅れて帰宅したディックが「アブダビでの警備の仕事で1週間留守にすることになった」と言う。ユウトは……

作品情報

作品名
LOVE NEST
著者
英田サキ 
媒体
小説
サークル
人工楽園〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
発売日
4.6

(20)

(15)

萌々

(4)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
92
評価数
20
平均
4.6 / 5
神率
75%

レビュー投稿数5

あの彼らの「愛の巣」♡

英田先生、同人誌を出すのは8年ぶりだそうです。
ネット発表されたもの、ドラマCDブックレットからの再録の他、書き下ろしが6本もあり、とても嬉しい一冊でした。書き下ろしのものに絞り、レビューします。
「アイシテル」 ディック✖️ユウト
なんとデッドロックが一発目にきましたよ!
ラブラブな日々を送る中、ディックに中東アブダビでの警備のお仕事が入りました。
心配&寂しいユウトは、ロブとヨシュアの愛の巣に遊びにいきます。
アルパカは寂しいと死んでしまふ!と言うロブにクールな反応のユウトとヨシュア。
それから四日目の朝、ディックと電話しているユウト。強がりながら甘えるいつものステキなムードから、サプライズ、ディックが帰ってくるのでした。
(本編では願望でしかなかった甘々な日々に浸れます)

「ノスタルジックナイト」 宗近✖️椎葉
さあ!エスのお二人サマですよ。彼らが大好き!
今はすっかり遠いものになった歌舞伎町で、出会った頃にそっくりな椎葉にばったり出くわすお話。
過去の尖ってた椎葉を思い出して、キュンとします。
因みに椎葉はルポライター柴野に化けて捜査に協力、懐かしの衣装を引っ張りだした模様。

「夢の果て」 火野✖️安見
デコイの二人。「迷鳥」のレビューにも書きましたが、私は安見のその後が気になって仕方なかったのですよ、これが一番読みたくて、最初に読みました。
殺し屋として世界を股にかける男、火野について、安見は中南米からスイスと転々としているようです。この短編の舞台はロシア。
帰ってくると言った日に火野は帰らず、もしかして死んだのでは?と思う安見。
憎いけれど愛している、そんな気持ちが伝わってきます。
雪かきをしている時に帰ってくる火野、抱きつく安見。
やっぱりこの二人はいいな、もっと読みたくなる。

書き下ろし全部書こうと思いましたが、字数オーバーしそうなので、あとはタイトルとカップリングのみ記します。
「嘘と秋空」 渋澤✖️旭 ヘブンノウズ
「口が裂けても言う気はない」 陣内✖️天海 さよならを言う気はない
「あなたの温もり」上條✖️瀬名 ダブルバインド
「罪つくりな男」新藤✖️葉鳥➕クジラ
アウトフェイスの忍とクジラのランチがよかった。女装した忍にクジラがモンモンとしてます。

長々と失礼しました。

10

同人誌を電子で読める幸せ

英田先生ブーム到来で、読んだヘブンノウズ。それのあまあまを読みたくて
こちらの同人誌に到達。「同人誌かー。手に入らんがな」と思ったら!
2017/6にama〇onさんがkin〇le化してるではないですか!
しかもなんという適正価格(ごめんなさい・・・)。有難う、ama〇onさん!
そして電子版だけの追加あり!
(と書いてしまいましたが、違ったようです。
この同人誌におまけでついたものなので
実質 紙と同一な模様。違うのは順番だけ? 
ということで、訂正です、ごめんなさい!)
えーほんとにこんなラッキーな事、秋のJ庭に行かれた方に、
なんだかちょっと申し訳ないですが
最後のDEADLOCK、SIMPLEXが好きすぎるので神。
(先生は 紙とほぼ同じ と書いておられます。
 ほぼ って何、ほぼ って・・・・
 とむちゃくちゃ気になりますが・・・いや多分一緒なはず)

その電子版だけについてるのは、同人誌のおまけとして無料配布された
「アルパカより可愛い恋人」(ロブ×ヨシュア) だそうです。
それと順番が電子版と紙でちょっとだけ違ってました。
アルパカを最後にした関係? でアイシテルがその直前に。
(紙だと アイシテル が冒頭だったようですが)

私の既読作品に関する短編についてだけコメント。
密約のディール:
 二人の想いが通じた日の一戦交えた後のピロートーク。
 あまーーーーーーーい
ヘブンノウズ:
 温室でイタしてしまう直前のいちゃこら話(笑) と
 ミツルに「僕と先生、どっちが好き?」と聞かれた時の
 やっぱりいちゃこら話。
黒い竜は二度誓う:
 無事国に帰った後の二人の、きゅんきゅん幸せ話。
 ジェイドいい男。いや いい竜。
ダブル・バインド:
 一時帰国した時の瀬名のかんかんお怒り話(爆)と
 やっぱりピロートーク(でろあま)
アウト・フェイス:
 女装した葉鳥が焦らされるお話。ちと葉鳥 可哀想。やったれよ、新藤・・
DEADLOCK:
 ディックが出張の間に、ロブんちに行くユウト。
 アルパカは淋しいとしんじゃう とロブから聞かされます。
 でディックが帰ってきた時に やっぱりアルパカ話になりました。
SIMPLEX:
 ロブ×ヨシュアの方の アルパカ話。
 やっぱりヨシュア、最高です!!!

と大満足な同人誌でした。
まだ読んでないエスやデコイもこれから読んでみようかな。

6

みなさまのその後に大満足でした

もうー、甘々の愛の巣でした。
私もユウトのように「お前がいないと寂しくて死んでしまう」って言われたいっっ。

2014年に10周年記念に発売ということで、最近英田サキ様のファンになった身としては諦めきれずにいたのですが、なんとAmazon電子でこんなにも良心的な値段で読めるなんて、ありがとうっAmazonさん。そして英田先生。

とにかくデコイのお2人のその後が読みたかったのですが、ああ、良かった。満足です。

「口が裂けても・・・」では、私も豚骨カップラーメンが食べたくなりました。はい。
アウトフェイスの番外編ではクジラが気の毒というか、目の毒というか。相変わらず新藤命の忍なのでした。

3

一番気になるのはあとがき

さまざまな作品の番外編集。とりあえず「DEAD LOCK」シリーズ2編のみ感想を。

「アイシテル」ディック×ユウト
一週間中東での仕事が入ったディックとお留守番ユウトのお話。
寂しいと死ぬアルパカとディック。そんな話に笑うユウトも、夜ディックのいない部屋にいると寂しさでいっぱいに。ラストは恋人のサプライズに愛が溢れていて、ふふっと笑ってしまいそうだった。幸せをおすそ分けしてもらったような読後感。好き。

「アルパカより可愛い恋人」ロブ×ヨシュア
アルパカ話を続けるロブとヨシュアのお話。
とにかくヨシュアの可愛さが全面に押し出されている短編だと思う。ラストの一言がらしくて好き。
それとロブの“自分勝手な解釈でも幸せな気持ちになれるのだから問題ない”っていう強引かつポジティブな思考が好き。自分勝手ってちゃんと分かってる大人なところが良い。やっぱり私はロブを推していく。

「あとがき」
一番気になったのは、ここに書かれていた「夜が蘇る」シリーズの件。
出し直しのキャララフもすでに上がっているとあるのに、2021年現在も出版されていないのでは……。読んでみたいと思っていた作品なので他でも情報を探してみたが、詳しいことは分からなかった。どこに要望を出せばいいんだろう?

全部は読んでいないが、他に好きだったのは「恋ひめやも」の短編。これも一人で寂しがっている恋人のもとに帰るお話。甘くて可愛くて良かった。

1

甘い愛の詰め合わせ

2016年秋のJ庭、実に7年ぶりのイベント参加だったという、英田サキ先生の新刊。
アンケート結果で選ばれた本のSSが詰まった、なんとも福袋みたいな1冊。

ネット発表の番外編や、ドラマCDの特典ブックレットなどに、書き下ろしが加わる。作品は;
DEADLOCK 、
エス×4、
デコイ×4、
さよならを言う気はない、
密約のディール、
ヘブンノウズ、
恋ひめやも、
黒い竜は二度誓う、
ダブル・バインド×2、
アウトフェイス。
おまけのペーパーは、ロブ&ヨシュア。

ドラマCDはほぼ聞かないので、特典ブックレットが読めるのは非常に嬉しい♡
どの作品の番外編も、思い入れがある作品ですし
しかもどれも甘い!ので、続きが読める幸せ、幸せそうな彼らが見られる幸せ、という感じ。

個人的には、エスの二人が見られたのも嬉しかったですが、
『アウトフェイス』の葉鳥が女装している『罪つくりな男』の軽快な魅力が
出色だった。
また、中村明日美子先生が珍しく挿絵を担当されており、
更には英田作品としても珍しいファンタジー
『黒い竜は二度誓う』(かなり好きな作品)の番外も楽しかった。

こういう同人誌を読むと、本編がまた読みたくなるなぁ!

6

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