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よしながふみ
乱菊
新作のブッシュ・ド・ノエルのアイデアが出ずに、少し煮詰まっている小野。 そんな様子を見たエイジは、先生の脳を活性化させるべく千影×小野のアハーンな妄想話を語り出す。 お陰で翌日には橘も大喜びの新作が見事完成!というお話なのだが、濡れ場シーンが妄想だという点でちょっとはマイルドになっている・・・のか? シリアスなものが続いていたので、ちょっと息抜きといった感じの軽いお話で読みやすいかとは思…
本編の方は厳密に言うとBLではない「西洋骨董洋菓子店」。 しかし番外編の同人誌はそりゃあもう・・・びっくりするほどゲイゲイしい。 内容的には本編で語られなかった部分、そして本編が終わったあとのお話などを織り交ぜながら、本編以上によしなが節がききまくっている。 違いといえば商業版の方では第三者目線だったものが、同人誌では小野視点で語られているくらいか。 それとエロ。 結構・・・いやかなり激…
松山花子
松山花子こと九州男児の短編集。 前者は少女コミックス、後者はBLものという区別らしいが、限りなくBL臭のする1冊だった。 だいたい表題作が織田信長×森蘭丸だ。 そりゃホモネタ以外に何を描く?と聞きたいくらいで。 しかし九州男児名義の作品に比べれば、もちろんサラリとしたものだ。 表題作の4コマも良いのだが、その他の短編もなかなかの秀作ぞろい。 殆どがBLを匂わせる程度か、全くそうでな…
ヒマワリソウヤ(日輪早夜)
意外と言うと語弊があるのだが、意外と私の中では当たりが多い日輪早夜のホームドラマBL。 自分を育ててくれた祖父が亡くなり、天涯孤独の身になったと悲観していた平賀幸福(ゆきはる)は、実は両親も兄弟も居ることを告げられる。 生家に舞い戻った幸福と6人の弟妹たち+隣人の双子とその妹という、総勢10人が登場するお話だ。 ちなみに両親は子供を置き去りにして蒸発中。 こういう場合たいてい一家総ホモ…
菅野彰 二宮悦巳
菅野彰の同名小説のコミックス化で、もちろん作画は原作で挿絵を担当していた二宮悦巳。 あらすじを読んだだけではただの大家族ものラブコメに見えるのだが(いやそうでもあるのだが)、意外と深く重いテーマを含んだ作品でもあったりする。 東京の下町・竜頭町。 ここに暮らす帯刀家は1女4男+犬という大所帯。 ある日のこと長女・志麻が結婚したという知らせと共に、長男・大河の高校時代の同級生である阿蘇芳…
タカツキノボル
殆どの方が挿絵かゲームの原画でしか、お目にかかったことがないであろうタカツキノボルの初コミックス。 たいてい挿絵中心の方が漫画を・・・という場合、イマイチなことも少なくないので、この作品にしてもドキドキだった。 タカツキさんの絵は緻密で美しく、個人的に結構お気に入りだったので、それが漫画でどう化けるか。 そういった意味でとても興味深く読めた。 結論から言うと「大当たり」。 もちろん個…
麻生海
このコミックスのみがオリジナルであり、基本的に原作付きの漫画を描く人という印象が強い麻生海。 私はゲームの原画で何作か楽しませてもらったのだが、この方わりと地味な位置にいるように感じる。 しかしよくよく読めば、実はそこはかとないエロさがあり、意外とオススメだったりするんだけども。 表題作は元同級生という間柄の2人が主役。 学生時代、歪な繋がりを持っていた小野と竹林が、8年経った後にまた…
高岡ミズミ 御園えりい
前作「可愛いひと。Pure」と対になっている本作。 高根千尋と元同級生で友人の各務瑛司と、怪我をしているところを偶然に救われた都村春のカップリング。 「可愛いひと。」シリーズはこの2組を中心に展開してゆく。 今回はタイトルに「cute」とあるように、受けの春は奔放で無邪気でやんちゃなタイプだ。 対して攻めの各務は理性的で大人でムッツリ。 全く絢一と高根の取り合わせとは逆で、対比してみ…
みなみ遥
前作「SWEET~彼の甘い甘い味~」とセットの本作。 今回は蓮乃辺兄弟の兄・グループ総支配人の蓮乃辺凱朋と、ライバルホテルのオーナー・向坂硝のお話である。 前回はクールな蓮乃辺弟がカラダを強要したが、今回はアホな兄の方が下心を見透かされて、利用されるという関係。 しかしホテルのグループ総支配人とオーナーとなのに、その駆け引きが枕営業かよ!なんじゃそりゃ!と、またまたツッコんではいけないの…
西村しゅうこ
もともと心交社より出ていた2作に、コミックス未収録分と書き下ろしを加えた復刻版となる。 「朝焼けのダイヤモンド・ライフ」と「伝説の家庭教師」は個別に感想をアップしているので、そちらを参照してほしい。 その他短編では「嘘からはじまるラブソング」が初収録となる。 若手タレント・永澤と裏方スタッフ・水越の淡い(と言っても最終的にはヤルわけだが)恋のお話なのだが、そのきっかけが「ラブソングをあな…